ジロ・デ・イタリア第5ステージは、スプリンターステージで問題なく終わると思われていた。
だが、ゴール手前3.5kmで落車が発生。
なんと、中央分離帯で旗を振るレースマーシャルにジョセフロイド・ドンブロウスキー (UAE-Team Emirates)がぶつかってしまう。
これに、ミケル・ランダ(Bahrain-Victorious)とフランソワ・ビダール( AG2R Citroën Team)も巻き込まれてしまった。
最後まで、横たわっていたランダは救急車で運ばれている。
ミケル・ランダとビダールはリタイヤ
一番下がぶつかったマーシャル。
- ジョセフロイド・ドンブロウスキー (UAE-Team Emirates)が手前。
- ミケル・ランダ(Bahrain-Victorious)
- フランソワ・ビダール( AG2R Citroën Team)
と横たわっている。
3人は、かなりのスピードで落車しているので距離が凄く離れている。
ランダは最後まで立てなかった。
ランダの診断結果は、鎖骨骨折と左側の複数の肋骨骨折。病院で更なる検査をうけている。意識は、あるようだ。
フランソワ・ビダール( AG2R Citroën Team)は、8分後にゴールしたが、彼も左鎖骨を骨折。レースを離れることになった。
ジョセフロイド・ドンブロウスキー (UAE-Team Emirates)も、8分15秒後にゴール。脳震盪を起こしており、レース続行するかは一晩の経過をみてから決められる。
チームの発表によると、マーシャルとぶつかったという報告はないとも言われている。では、なんでマーシャルがこけていたのかな?
上の動画でもぶつかった様子がわかる。
追記
💬 💙| @JoeDombro had a message for you all.
All the best for a speedy recovery, Mighty Joe!#UAETeamEmirates #RideTogether #Giro pic.twitter.com/htGuPp6cIl
— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) May 13, 2021
ジョセフロイド・ドンブロウスキー (UAE-Team Emirates)も、リタイヤだ。
山岳での走りは見れない
今年のランダは期待出来る走りを見せていただけに残念。第4ステージのアタックの勢いは素晴らしく前を走るジュリオ・チッコーネまで一気に追いついた。
山岳でのアタックが見れなくなるのはとても残念。
Bahrain-Victoriousは、最も総合で成績の良いダミアーノ・カルーゾをリードしていくことになりそうだ。
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