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2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第9ステージ あ~、ベルナル~

海外情報
Photo credit: modesrodriguez on Visualhunt.com
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ブエルタも第1週の最終日を向かえた。

休息日に入る前に、獲得標高4,593mの4つの分類された山岳ポイントを越えていく。登りと下りしかない、188kmのコース。

ここでは、間違いなく総合がシャッフルされるほどの順位の変動があるだろう。

最後の超級山岳を1位でゴールするクライマーは一体誰だろうか?

 

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第9ステージ プエルト・ルンブラレス〜アルト・デ・ベレフィケ 188㎞

第9ステージ photo lavuelta

 

アルメリア州で最大の長さ約50kmのフィラブレス山脈を通過する非常に厳しいステージ。

 

  1. 2級山岳 アルトデクアトロビエントス 10.6km・3.6%
  2. スプリントポイント ティプラ
  3. 1級山岳 コリャド・ベンタ・ルイサ 29.2km・4.3%
  4. 3級山岳 アルト・カストロ・デ・フィラブレス 7.1km・3.9%  ボーナスタイム
  5. 超級山岳 アルト・デ・ベレフィケ 13.1km・7.2%

 

1級山岳 コリャド・ベンタ・ルイサ photo lavuelta

 

1級山岳 コリャド・ベンタ・ルイサの勾配は平均だと4.3%だが、見ての通り中間地点には最大15%の勾配の部分がある。

ゴールまでの距離が60km近くなので決定的な登りにはならないかもしれない。

 

超級山岳 アルト・デ・ベレフィケ  photo lavuelta

 

総合勢の決着は、最後の超級山岳で行われる。13.1kmあるので、各チームのアシストがどこまで残っているのかも、重要な問題となる。

ゴール手前の区間は4.3%の勾配となるが、その頃には少人数のライダーしか残っていないだろう。トップでゴールに飛び込むのは果たして誰だろうか?

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

第9ステージ スタートでの4賞

  • 総合 プリモッシュ・ログリッチ(Team Jumbo-Visma)
  • ポイント賞   ファビオ・ヤコブセン(Deceuninck-Quick-Step)
  • 山岳賞 パヴェル・シヴァコフ(INEOS Grenadiers)
  • 新人賞 エガン・ベルナル(INEOS Grenadiers)

 

11人の逃げ

残り100kmで出来た先頭集団。かなり良いメンバーが揃っている。

  1. リリアン・カルメージャ(AG2R Citroën Team)
  2. ダミアーノ・カルーゾ (Bahrain – Victorious)
  3. アルヘル・マドラソ(Burgos-BH)
  4. フレン・アメスケタ(Caja Rural – Seguros RGA)
  5. オリヴィラ・ルガック(Groupama-FDJ)
  6. ルディ・モラール(Groupama-FDJ)
  7. ロバート・スタナード(Team BikeExchange)
  8. ロマン・バルデ (Team DSM)
  9. マーティン・トゥスフェルト(Team DSM)
  10. ケニー・エリッソンド (Trek – Segafredo)
  11. ラフェウ・マイカ (UAE-Team Emirates)

 

1級山岳 コリャド・ベンタ・ルイサ 29.2km・4.3%

先頭からダミアーノ・カルーゾが軽くペースアップする。猛烈なアタックという感じではない。

 

だが、あっと言う間にダミアーノ・カルーゾは後続を引き離す。

 

リリアン・カルメージャ(AG2R Citroën Team)は切れてしまう。

 

ダミアーノ・カルーゾにマーティン・トゥスフェルト(Team DSM)が追走をかけるが追いつかない。

 

集団はイネオスが引く。何故、引く必要があるのだろう。

 

Team Jumbo-Vismaは、イネオスの後ろについておりアシストを温存出来ている。

 

カルーゾは単独で後続を引き離す。

 

ダミアーノ・カルーゾは単独で1級山岳を通過。

 

後続の追走のメンバーは4人。Team DSMはロマン・バルデの山岳賞を狙っているようだ。

  1. フレン・アメスケタ(Caja Rural – Seguros RGA)
  2. ロマン・バルデ (Team DSM)
  3. マーティン・トゥスフェルト(Team DSM)
  4. ラフェウ・マイカ (UAE-Team Emirates)

ロマン・バルデは1級山岳を2位通過で、9ポイントを追加。合計20ポイントで、パヴェル・シヴァコフを抜いて山岳賞トップにたった。

 

3級山岳 アルト・カストロ・デ・フィラブレス 7.1km・3.9%  ボーナスタイム

集団からAG2R Citroën Teamのジョフリー・ブシャールがアタック!

 

追走集団はマーティン・トゥスフェルト(Team DSM)が仕事を終えて降りていく。これで、3人となる。カルーゾまで2分近く離れている。

  1. フレン・アメスケタ(Caja Rural – Seguros RGA)
  2. ロマン・バルデ (Team DSM)
  3. ラフェウ・マイカ (UAE-Team Emirates)

 

ダミアーノ・カルーゾは全くベースが衰える感じがしない。完全にステージ優勝を狙っている。

 

集団は、Team Jumbo-Vismaが引き始める。先頭はサム・オーメン。

 

集団からアタックをかけた、ジョフリー・ブシャールが前に追いつく。

  1. フレン・アメスケタ(Caja Rural – Seguros RGA)
  2. ロマン・バルデ (Team DSM)
  3. ラフェウ・マイカ (UAE-Team Emirates)
  4. ジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën Team)

 

ダミアーノ・カルーゾは3級山岳を単独で通過。ボーナスタイム3秒を獲得。後続に2分35秒のタイム差をつけている。集団には4分15秒。

  1. ダミアーノ・カルーゾ(Bahrain Victorious) 3ポイント 3秒
  2. ロマン・バルデ (Team DSM) 2ポイント 2秒
  3. ジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën Team) 1ポイント 1秒

 

クーン・ボウマン(Team Jumbo-Visma)とワウト・プルールス(Bahrain Victorious)は今日のボトル係だ。しかし、ワウト・プルールスがボトル運びなんて贅沢な。

 

超級山岳 アルト・デ・ベレフィケ 13.1km・7.2%

カルーゾは残り12.3kmで集団に対して、5分10秒ものタイム差をつけた。これはステージ優勝は間違いないだろう。

このタイムを保つことは難しいけど、総合順位は一気に上がりそうだ。

 

集団はサム・オーメンがずっと引き続けている。プリモッシュ・ログリッチは総合のキープだけを狙っておりステージ優勝には興味がないようだ。

 

サム・オーメンが引き終わっておりていくと、イネオスがトレインを形成。パヴェル・シヴァコフがまずは引く。後ろは、ディラン・ファンバーレ。

 

ミケル・ランダは集団の最後尾。あまり調子はよくないようだ。ワウト・プルールスとマーク・パデュンがアシストする。

 

あっと、第2集団のロマン・バルデがギアの調子が悪くて足が止まってしまう。

 

結局、ランダは集団から脱落。ワウト・プールスだけがアシストで残る。

 

残り8.7kmでアダム・イェーツがアタックをかける。

 

すぐに、ミゲルアンヘル・ロペスとセップ・クスがチェックにはいる。

 

ギアの調子が悪くて遅れたロマン・バルデも吸収。

 

後続からプリモッシュ・ログリッチがアタック。エンリク・マスが反応する。

 

プリモッシュ・ログリッチはあっと言う間に追いついてしまう。

 

逃げていたラファウ・マイカもつかまる。プリモッシュ・ログリッチは、前の4人に追いついた。

 

ここでまたも、アダム・イェーツが加速する。

 

このアタックには、エガン・ベルナル、ミケルアンヘル・ロペス、エンリク・マス、プリモッシュ・ログリッチが入る。

 

集団がまた追いつき、今度はリチャル・カラパスがアタック!

揺さぶりをかける。

 

先頭が絞られてきたて、14人となった。

 

セップ・クスが集団先頭を引く。

 

だが、またもアダム・イェーツがアタックをかける。

 

しかし、エンリク・マスがアダム・イェーツを捕まえて追い抜いてしまう。

 

プリモッシュ・ログリッチはエンリク・マスをしっかりとチェック。

 

ここでアダム・イェーツは切れてしまう。

 

エンリク・マスとプリモッシュ・ログリッチがランデブーだ。

 

二人は単独で前を走るダミアーノ・カルーゾを追う。すでにタイム差は2分39秒となってきた。猛烈なペースで追っている。

 

エガン・ベルナルはついていけなかった。

 

ブリモッシュ・ログリッチはエンリク・マスと先頭交代して後続を引き離す。

 

ダミアーノ・カルーゾは、残り2.3kmで2分16秒のタイム差がある。なんとか逃げ切りそうだ。

 

エガン・ベルナルは後続と合流。アダム・イェーツが先頭を引く。

  1. アダム・イェーツ
  2. エガン・ベルナル
  3. ミゲルアンヘル・ロペス
  4. ジャック・ヘイグ

 

あ~、だがベルナルは切れてしまう。どうしたエガン・ベルナル!

 

ログリッチは、グイグイと踏み込んでいく。タイム差を1分台まで縮めてきた。

 

ダミアーノ・カルーゾは見事に逃げ切り。勝利を確信してゴール前から何度もバンザイを繰り返していた。70kmに渡って一人で逃げ切ることに成功。ジロ総合2位の実力は素晴らしい。

 

2位には、エンリク・マスを最後に抜いたプリモッシュ・ログリッチが入る。

 

4位はジャック・ヘイグ。5位にミゲルアンヘル・ロペス。アダム・イェーツは6位。

 

エガン・ベルナルは、ジーノ・マーダー、ジュリオ・チッコーネに続いて9位でゴール。エガン・ベルナルはやはり100%の状態ではない。

まだ、総合では5位だが、チームメイトのアダム・イエーツのほうが調子が良いのは明白だ。来週からチームの戦略が変わるかもしれない。

Bahrain Victoriousは、10位以内に3人も入るというチーム力の高さを見せてくれた。来週からエースは、ジャック・ヘイグに代わりそうだ。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第9ステージ リザルト

RnkRiderTeamUCIPntTime
1
 CARUSO Damiano
Bahrain – Victorious100805:03:14
2
 ROGLIČ Primož
Team Jumbo-Visma40501:05
3
 MAS Enric
Movistar Team20351:06
4
 HAIG Jack
Bahrain – Victorious12251:44
5
 LÓPEZ Miguel Ángel
Movistar Team418,,
6
 YATES Adam
INEOS Grenadiers 15,,
7
 MÄDER Gino
Bahrain – Victorious 122:07
8
 CICCONE Giulio
Trek – Segafredo 102:10
9
 BERNAL Egan
INEOS Grenadiers 8,,
10
 DE LA CRUZ David
UAE-Team Emirates 62:40
11
 KUSS Sepp
Team Jumbo-Visma 5,,
12
 KRUIJSWIJK Steven
Team Jumbo-Visma 42:43
13
 MEINTJES Louis
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 32:45
14
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team 23:39
15
 VLASOV Aleksandr
Astana – Premier Tech 13:48
16
 ARU Fabio
Team Qhubeka NextHash  ,,
17
 LÓPEZ Juan Pedro
Trek – Segafredo  ,,
18
 VERONA Carlos
Movistar Team  ,,
19
 NIEVE Mikel
Team BikeExchange  3:56
20
 GROßSCHARTNER Felix
BORA – hansgrohe  4:16

新城幸也は143位。33分46秒遅れでゴール。

総合

RnkPrev▼▲RiderTeamUCITime
11
 ROGLIČ Primož
Team Jumbo-Visma2034:18:53
23▲1
 MAS Enric
Movistar Team 0:28
34▲1
 LÓPEZ Miguel Ángel
Movistar Team 1:21
47▲3
 HAIG Jack
Bahrain – Victorious 1:42
56▲1
 BERNAL Egan
INEOS Grenadiers 1:52
610▲4
 YATES Adam
INEOS Grenadiers 2:07
711▲4
 CICCONE Giulio
Trek – Segafredo 2:39
88
 KUSS Sepp
Team Jumbo-Visma 2:40
92▼7
 GROßSCHARTNER Felix
BORA – hansgrohe 3:25
1014▲4
 DE LA CRUZ David
UAE-Team Emirates 3:55
119▼2
 VLASOV Aleksandr
Astana – Premier Tech ,,
1217▲5
 MÄDER Gino
Bahrain – Victorious 4:00
1315▲2
 MEINTJES Louis
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 4:05
1413▼1
 ARU Fabio
Team Qhubeka NextHash 4:36
1524▲9
 CARUSO Damiano
Bahrain – Victorious 5:35
1612▼4
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious 5:47
1718▲1
 LÓPEZ Juan Pedro
Trek – Segafredo 5:52
185▼13
 POLANC Jan
UAE-Team Emirates 7:40
1919
 EIKING Odd Christian
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 9:10
2021▲1
 MARTIN Guillaume
Cofidis, Solutions Crédits 9:39

総合2位だった、フェリックス・グロスチャートナーは9位まで転落。アレクサンドル・ウラソフは総合11位まで落ちてしまう。

 

ポイント賞

RnkPrev▼▲RiderTeamUCIPntPoints
11
 JAKOBSEN Fabio
Deceuninck – Quick Step  180
22
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix  164
33
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ  74
44
 DAINESE Alberto
Team DSM  73
57▲2
 ROGLIČ Primož
Team Jumbo-Visma  71
65▼1
 MATTHEWS Michael
Team BikeExchange  70
76▼1
 CORT Magnus
EF Education – Nippo  67
88
 ARANBURU Alex
Astana – Premier Tech  52
919▲10
 CALMEJANE Lilian
AG2R Citroën Team  50
109▼1
 ALLEGAERT Piet
Cofidis, Solutions Crédits  45

山岳賞

RnkPrev▼▲RiderTeamUCIPntPoints
1 
 CARUSO Damiano
Bahrain – Victorious  28
24▲2
 BARDET Romain
Team DSM  22
31▼2
 SIVAKOV Pavel
INEOS Grenadiers  16
43▼1
 HAIG Jack
Bahrain – Victorious  15
52▼3
 STORER Michael
Team DSM  12
615▲9
 ROGLIČ Primož
Team Jumbo-Visma  12
75▼2
 TAARAMÄE Rein
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux  10
86▼2
 ELISSONDE Kenny
Trek – Segafredo  10
97▼2
 KUSS Sepp
Team Jumbo-Visma  9
1019▲9
 MAS Enric
Movistar Team  7

ダミアーノ・カルーゾが山岳賞トップに。

ヤングライダー賞

RnkPrev▼▲RiderTeamTime
11
 BERNAL Egan
INEOS Grenadiers34:20:45
22
 VLASOV Aleksandr
Astana – Premier Tech2:03
33
 MÄDER Gino
Bahrain – Victorious2:08
44
 LÓPEZ Juan Pedro
Trek – Segafredo4:00
56▲1
 ROCHAS Rémy
Cofidis, Solutions Crédits16:17
69▲3
 CRAS Steff
Lotto Soudal22:39
714▲7
 PADUN Mark
Bahrain – Victorious27:54
85▼3
 CHAMPOUSSIN Clément
AG2R Citroën Team31:20
911▲2
 SIVAKOV Pavel
INEOS Grenadiers31:51
107▼3
 CEPEDA Jefferson Alveiro
Caja Rural – Seguros RGA41:13

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