Race Torquayは、初めて行われた記念すべき第1回目のレース開催だった。
2月2日に行われるカデル・エヴァンス・グレートオーシャンレースに先立って行われた。出場メンバーは、ツアー・ダウンアンダーを走ったライダーがほぼ参加している感じで、新城幸也も走る。
コースは13キロの周回コースを10周。レースはav44km/hに迫るハイスピードレースとなった。
豪華スプリンター対決となるか?
物凄い高低差があるように見えるが、70mの最大高低差しかない。前半2回登るとあとは下るコースなので逃げるには良いコースだ。
スタート前には、豪華スターが呼ばれる。
右から
- ダリル・インピー (Mitchelton-Scott)
- カレブ・ユアン(Lotto Soudal)
- サム・ベネット(Deceuninck – Quick Step)
- ジャコモ・ニッツォーロ(NTT Pro Cycling)
- アンドレ・グライペル(Israel Start-Up Nation)
- マッズ・ピーダスン(Trek – Segafredo)
周回コースなので、10回も彼らスターが見れるのは嬉しいことだ。見ているほうは面白いだろう。
逃げはカラフルな5人
2周目に逃げたのは5人。
- ニック・シュルツ(Mitchelton-Scott)
- ニールソン・ポーレス(EF Pro Cycling)
- ロバート・パワー(Team Sunweb)
- ヘルマン・ベルンシュタイナー( Bahrain – McLaren)
- クレモン・シェヴリエ(AG2R La Mondiale)
Jumbo-VismaからEF Education Firstに移籍したニールソン・ポーレスは早速仕事してますね。
5人が6周目の終わりに捕まったあとには、サム・ベネットのチームメイトであるドリス・デヴェナインスとダリル・インピーが攻撃。後方と50秒まで開く。
この二人の攻撃により、後方ではカレブ・ユアンが集団から遅れてしまい、そのままリタイヤした。単純に遅れたのか、それとも日曜日のレースに備えるために無理しなかったのか?
ドリス・デヴェナインスとダリル・インピーの逃げも最終ラップには吸収されてしまう。
最終ラップでは、ロットのアダム・ハンセンがアタック。続いてパヴェル・シヴァコフ(Team INEOS)がソロで抜け出す。
勢いが良かったが、スプリンターチームが許すはずはない。
🏆 WINNER
He’s done it again. @Sammmy_Be – the Irish Champ of @deceuninck_qst – sends it home to win our circuit race for a third time.
Salute of the year! #TowardsZero #RaceTorquay @TACVictoria pic.twitter.com/a2jdoXVv2v
— Cadel Road Race (@CadelRoadRace) January 30, 2020
最後は、ミケル・モルコフのリードアウトを受けたサム・ベネットが見事にスプリンタ勝利!
サム・ベネットは
ハードなレースだったが、ある時点でみんなに少し難しくしてほしいと頼んだ。彼らはそれを正確にやり完璧な仕事をしてくれた。
これは大変で、ツアーダウンアンダーの後の最初の努力であり、非常に難しいコースだった。たった130kmしかないため、攻撃的になり激しかった。
日曜日のカデルエヴァンスのレースもチームの力が試されるレースとなりそうだ。逃げれるチームメイトがいて、リードアウトしてくれるライダーが確実にいる。
そういったチーム力を持ったスプリンターチームが有利となるだろう。
昨年は見事な勝利をあげたが、彼をリードアウトしてくれたミケル・モルコフは今年はサム・ベネットのリードアウトライダーだ。
エリア・ヴィヴィアーニの勝利はいつくることになるだろうか。
コメント