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2022 ボルタ・ア・カタルーニャ第7ステージ 最終ステージで総合優勝の行方は?

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Photo credit: blog.costabrava-pals.com on VisualHunt.com
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第6ステージではまさかのセルジオ・イギータとリチャル・カラパスの逃げ切りショーが。

リーダージャージを奪われたジョアン・アルメイダは、まさか最初の1級山岳から逃げだすとは思ってもみなかったと言っている。

逆にカラパスは最初から計画されていたとも。ただ、セルジオ・イギータと一緒になったいうのが示し合わされていたのではないところが面白い所だ。

最終ステージも、インターバル山岳が待っており、ここで最後の総合勢の決戦があると面白いのだけど。

 

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第7ステージ   バルセロナ~バルセロナ 138.6 km

コースプロフィール photo voltacatalunya

 

バルセロナとモンジュイックの登りは、カタルーニャの最終ステージの舞台となる。

最初にカタロニアの首都を一周し、エルプラット空港を通過。住宅地の郊外のカステルデフェルスを通過してから、市内中心部に戻り、モンジュイックを6回登る。

丘の通過は2年前よりも難しく、最大19%の勾配がある。今回は城へと登るコース。それだけではなく、ライダーは6%で700mの上昇に直面する。

短いけれど、最後の登りで抜け出せば十分タイム差を稼ぐことが出来る。誰が飛び出すかな。

 

  1. スプリントポイント Molins de Rei
  2. スプリントポイント Castelldefels
  3. 2級山岳 モンジュイック 2.4km・4.7%
  4. 2級山岳 モンジュイック 2.4km・4.7%
  5. 2級山岳 モンジュイック 2.4km・4.7%
  6. 2級山岳 モンジュイック 2.4km・4.7%
  7. 2級山岳 モンジュイック 2.4km・4.7%
  8. 2級山岳 モンジュイック 2.4km・4.7%

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

総合トップとなったセルジオ・イギータは5人でジャージを守らないといけない。

 

カラパスは攻撃しないといってるけど、いつものアタックが見たいところ。

 

Jumbo-Vismaも4人でスタート。

 

  

Movistar Teamも、アレハンドロ・バルベルデがいなくなっては、地元なのに良い所が見せられない。

 

少し曇り空の中スタート。

 

12人の逃げ

スタートからドリス・デヴェナインスがスパート。

 

ステファン・クライスヴァイクが前にジョイン。

 

残り66.1kmで逃げは11人となっている。タイム差は1分8秒しかない。

  1. ドリス・デヴェナインス Quick-Step Alpha Vinyl Team
  2. ステファン・クライスヴァイク Jumbo-Visma
  3. マルク・ソレル UAE Team Emirates
  4. ディラン・トゥーンス Bahrain Victorious
  5. マイケル・ストーラー Groupama – FDJ
  6. セバスティアン・ライヒェンバッハ Groupama – FDJ
  7. カンタン・バシュ Groupama – FDJ
  8. アントワン・トールク Trek-Segafredo
  9. ジュリオ・チッコーネ Trek-Segafredo
  10. ルイス・メインチェス Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
  11. ヘスス・エラダ Cofidis
  12. アンリ・ファンデナベーレ Team DSM

 

集団はBORA – hansgroheが先頭。INEOS Grenadiersが後ろについている。全く逃がす気はない。ただ、アシストは足を使うので決戦では残れないだろう。

 

セルジオ・イギータは、大きなリードではないので、最後は全てのアタックに反応しないといけない。守り切れるかな。

 

逃げに乗っているマルク・ソレルは、どんな指示を受けているのだろう。

 

2級山岳 モンジュイック 2.4km・4.7%

残り41kmからステファン・クライスヴァイクとカンタン・バシュが逃げだす。

  1. ステファン・クライスヴァイク Jumbo-Visma
  2. カンタン・バシュ Groupama – FDJ

 

二人はゴールラインを越えていく。

 

後続は51秒と迫ってきた。

 

ディラン・トゥーンスが、逃げ集団から登りで抜け出す。前の二人に追いつくか?

 

ステファン・クライスヴァイクは、ここまで良いところがないけど、この逃げで目だっておきたい。

 

ディラン・トゥーンスは、後続に捕まった。

 

逃げに乗っていたマルク・ソレルはパンクなのか、バイク交換をしている。これは残念。

 

集団から二人がアタック!

  1. LAZKANO Oier (Movistar Team)
  2. DOMBROWSKI Joe(Astana Qazaqstan Team )

 

残り3周

第2集団は4人となる。メイン集団からは、17秒離れている。

  1. ドリス・デヴェナインス(Quick-Step Alpha Vinyl Team)
  2. サイモン・クラーク(Israel – Premier Tech)
  3. LAZKANO Oier (Movistar Team)
  4. DOMBROWSKI Joe(Astana Qazaqstan Team )

 

かなりコンパクトになった集団がゴールラインを通過。

 

第2集団は10秒程度して離れていない。

 

やはり、4人は捕まってしまう。

 

集団はカルロス・ロドリゲスが引く。残り18.2kmで16秒差まで詰まってきた。

 

残り2周

タイム差21秒で残り2周回。集団からはヒュー・カーシー(EF Education-EasyPost)が抜け出して追っている。

 

カルロス・ロドリゲスがずっと集団を引く。最後の登りまでに先頭を捕まえたい。

 

ヒュー・カーシーは逃げ切れず。捕まってしまう。

 

二人の後ろに集団の姿が見えてきた。 この後、二人はカルロス・ロドリゲスの引きで吸収される。

 

カルロス・ロドリゲスの引きが終わった所で、リチャル・カラパスがアタック!

 

カラパスの後ろには、セルジオ・イギータがピッタリとマーク。

 

カラパスの後ろからUno-X Pro Cycling Teamのトビアス・ヨハンネセンがアタック!

 

トビアス・ヨハンネセンがトっプで通過。

  1. トビアス・ヨハンネセン Uno-X Pro Cycling Team 5ポイント
  2. リチャル・カラパス INEOS Grenadiers 3ポイント
  3. セルジオ・イギータ BORA – hansgrohe 1ポイント

 

先頭集団が出来上がったか。

 

ここで後ろから追いついたBahrain Victoriousのサンティアゴ・ブイトラゴがアタック!

 

サンティアゴ・ブイトラゴは一気に後続を突き放す。

 

後続は5人が追っている。

 

サンティアゴ・ブイトラゴは、かなり引き離したがゴールまでは距離がある。

 

残り1周

サンティアゴ・ブイトラゴは、10秒のタイム差で残り1周へ。

 

集団は、ジェイ・ヒンドレーがセルジオ・イギータを引く。

 

サンティアゴ・ブイトラゴは、登りでペースダウン。

 

集団から飛び出したホアン・ガルシア(Caja Rural – Seguros RGA)が抜いていく。

 

ホアン・ガルシアが先頭。

 

後続が迫ってくる。

 

ここでまたトビアス・ヨハンネセンが前に出る。

 

ワールドツアーチームを狙うUno-X Pro Cycling Teamのエース、トビアス・ヨハンネセンは強い!

 

だが、ここでフアン・アユソーが先頭に立つ。

 

フアン・アユソーの引きからジョアン・アルメイダがトップで少し抜け出した。

 

後続を少し引き離して5人が下りに入る。

 

5人の有力メンバーが抜け出す。

 

またも、トビアス・ヨハンネセンが先頭からスパートをかける。

 

だが、ジョアン・アルメイダが捕まえる。

 

さらに、後続からナイロ・キンタナが先頭を追う。

 

残り2.2kmでアルメイダがアタック!

 

ナイロ・キンタナも追いついている。

 

少し牽制気味のところで、後続から集団が追いついてきた。

 

Movistar Teamのカルロス・ベローナ先頭でゴールに向かう。

 

先頭はギョーム・マンタンだ。後ろには、アンドレア・バジオーリがついている。

 

バンチスプリントで、アンドレア・バジオーリ(Quick-Step Alpha Vinyl Team)とアッティラ・ヴァルテル(Groupama – FDJ)が並ぶ。

 

先にゴールを駆け抜けたのはアンドレア・バジオーリだ~!

ガッツボーズしないから、どっちが勝ったのかわからなかったほど。アンドレア・バジオーリは、これでキャリア4勝目。23歳でワールドチームで3年目だ。

セルジオ・イギータは、総合勢の攻撃を少ないチームメイトで防いで総合優勝を飾った。表彰式会場にはコロンビアの大応援団が大歓声で迎えていた。

BORA – hansgroheに移籍して、見事にチームに勝利を貰らせた。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第7ステージ リザルト

アンドレア・バジオーリのコメント

誰かが前に進んでいると思ったので、少しクレイジーだった。

しかし、攻撃には誰もいなかったことがわかったので、私は勝った(笑)。

強い攻撃のために最後の登りでリリースしなければならなかったが、最後の1キロで戻ってきて、スプリントを終えることができた。

ギヨーム・マルタンがギアを上げた後、最後の200mを全力疾走した。自分は、スプリントが良いことを知っているので、今日は美しい日となった。

率直に言って、私はこれを期待していた。これは私にとって完璧な乗り物だ。昨日は足を救ったが、今日は素晴らしかった。

 

バジオリーリが手をあげなかったのは、自分が勝ったとは思っていなかったからだった。納得だ。

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 BAGIOLI Andrea
Quick-Step Alpha Vinyl Team 50
10″
3:18:09
2
 VALTER Attila
Groupama – FDJ 20
6″
,,
3
 BARCELÓ Fernando
Caja Rural – Seguros RGA 8
4″
,,
4
 AYUSO Juan
UAE Team Emirates     ,,
5
 TEUNS Dylan
Bahrain – Victorious  
1″
,,
6
 MARTIN Guillaume
Cofidis     ,,
7
 QUINTANA Nairo
Team Arkéa Samsic     ,,
8
 VERONA Carlos
Movistar Team     ,,
9
 HIGUITA Sergio
BORA – hansgrohe     ,,
10
 CARAPAZ Richard
INEOS Grenadiers     ,,
11
 JOHANNESSEN Tobias Halland
Uno-X Pro Cycling Team     ,,
12
 OOMEN Sam
Jumbo-Visma     ,,
13
 GESINK Robert
Jumbo-Visma     ,,
14
 O’CONNOR Ben
AG2R Citroën Team     ,,
15
 REICHENBACH Sébastien
Groupama – FDJ  
3″
,,
16
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates     ,,
17
 TRÆEN Torstein
Uno-X Pro Cycling Team     ,,
18
 PERNSTEINER Hermann
Bahrain – Victorious     ,,
19
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo     0:16
20
 NAVARRO Daniel
Burgos-BH     ,,

総合

セルジオ・イギータのコメント

今年の目標は明確だった。自信を持って今年をスタートし、コロンビアの全国チャンピオンになった。これは私にとって非常に重要な成果だ。このジャージを胸に誇らしげに着ている。

それ(勝利)は、私が今後も学び続けるのに役立つ。そして、私が最高の状態でいられること、これらのタイプの週で最高の状態で乗ることができることを示している。

今年は可能な限り最善の方法でブエルタを目指す。それはすべて学習プロセスであり、今週は多くの落ち着きを持って本当にうまくいった。

良い結果を得るために若者たちに大きなプレッシャーをかけることもあるが、バイクを楽しむのが難しいこともある。

サイクリングは、良い一日を過ごし、バットデーを過ごすスポーツなんだ。何でも起こり得るので、チームとしてこのような素晴らしいレースに乗ることができてとてもうれしい。

 

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 3 ▲2
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco 17
2 1 ▼1
 CARAPAZ Richard
INEOS Grenadiers 15
3 2 ▼1
 HIGUITA Sergio
BORA – hansgrohe 15
4 4
 BAUHAUS Phil
Bahrain – Victorious 12
5 5
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 11
6 6
 HVIDEBERG Jonas Iversby
Team DSM 11
7 8 ▲1
 VERNON Ethan
Quick-Step Alpha Vinyl Team 10
8 7 ▼1
 O’CONNOR Ben
AG2R Citroën Team 10
9  
 BAGIOLI Andrea
Quick-Step Alpha Vinyl Team 10
10 9 ▼1
 QUINTANA Nairo
Team Arkéa Samsic 10

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 HIGUITA Sergio
BORA – hansgrohe 28
2 2
 BIZKARRA Mikel
Euskaltel – Euskadi 21
3 3
 OKAMIKA Ander
Burgos-BH 20
4 4
 SOLER Marc
UAE Team Emirates 20
5 5
 CARAPAZ Richard
INEOS Grenadiers 20
6 24 ▲18
 KRUIJSWIJK Steven
Jumbo-Visma 17
7 8 ▲1
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 16
8 10 ▲2
 AYUSO Juan
UAE Team Emirates 16
9 6 ▼3
 HERRADA Jesús
Cofidis 15
10 7 ▼3
 QUINTANA Nairo
Team Arkéa Samsic 14

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 HIGUITA Sergio
BORA – hansgrohe 29:53:33
2 2
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 0:52
3 3
 AYUSO Juan
UAE Team Emirates 1:08
4 4
 JOHANNESSEN Tobias Halland
Uno-X Pro Cycling Team 1:13
5 5
 RODRÍGUEZ Carlos
INEOS Grenadiers 2:50
6 6
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo 2:54
7 7
 ROMO Javier
Astana Qazaqstan Team 12:35
8 10 ▲2
 VALTER Attila
Groupama – FDJ 17:35
9 11 ▲2
 MONIQUET Sylvain
Lotto Soudal 20:50
10 8 ▼2
 VANDENABEELE Henri
Team DSM 23:52

 

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