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ゲラント・トーマスの現役18年のトレーニング内容 長く続ける秘訣とは?

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Photo credit: babbo1957 on VisualHunt
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 INEOS Grenadiersのゲラント・トーマスは38歳。キャリア18年となっている。

今シーズンは、ジロ・デ・イタリア総合3位と表彰台を獲得。続くダブルとなったツール・ド・フランスではアシストとして活躍。チームで存在感を示している。

2025年が最後のシーズンとなりそうだが、トレーニングを楽しく続けることの秘訣を話している。

 

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冒険心を持つこと

 

トレーニングを長く飽きずに続ける秘訣はあるんですか?

冒険をやめないこと。 それが私のトレーニングライドに対するアプローチだ。

たしかにトレーニングでやるべきことは決まっているかもしれないが、それでも私は新しい場所に行きたいし、新しいものや面白いものを見たいと思っている。

探検する感覚をとても楽しんでいるんだ。 そもそもこのスポーツを好きになった理由もそこにある。

若いころは、ただ歩いているよりも、自転車に乗っているほうがずっと遠くまで旅ができることを知った。 そして、その探検の感覚は今でも失われていない。

トレーニングライドで新しいルートを試すことで、新鮮さが保たれる。 レースを始めて18年目ともなれば、興味を持ち続けるために少しはミックスしなければならない。

実際、私は毎日こうして自転車に乗っている。 大まかな行き先は決めているんだけど、そのあとはとにかく走り出すんだ。

 

練習のルートは変えているんですか?

僕はいつもルートを変えている。 同じルートを走るのが好きな選手もいるよね。

僕の元チームメイトのリッチー・ポートは、同じループを何度も何度も走るのが好きだったけど、僕はまったく逆なんだ。

だからGarminに従うのは苦手なんだ。 でも、集中していれば、自分の方向はだいたいわかるんだ。

2023年にニュージーランドにトレーニングに行ったときのように、まったく初めての場所に行くときは、ルートを考えておくこともある。 狂信的なわけではないんだ。

ベン・スウィフトは、すべてのライドをキロ単位で正確に計画しているけど、僕は冒険が大好きなんだ。 だから新しいトレーニング地を訪れるのが好きなんだ。

妻と息子と一緒に、ちょっと変わったことをしようとニュージーランドに行ったとき、チームはかなり懐疑的だった。

でも、川の渓谷、海岸沿いの道、峠道など、素晴らしいサイクリングだった。 私は相変わらずハードなトレーニングを続け、ただ壮大な道を走った。

 

その他にも行っているんですか?

スペインのシエラネバダにも初めて行ったし、アンドラにも行った。 ロサンゼルスでも素晴らしいライディングができた。

ロサンゼルスといえばハリウッド大通りを思い浮かべるだろうけど、丘陵地帯に出れば本当に静かで美しく、たくさんの上り坂と渓谷と太陽がある。 昔の冒険をたどるのも楽しいものだ。

特にヴェール・オブ・グラモーガン周辺が好きだ。 16歳に戻ったような気分だ。 自分も同じメンタリティに戻って、「ああ、あそこまではかなり長い道のりだ!」と思う。

でも実際は10kmしかない。 自分が大きくなったことを忘れてしまう。 でも好きなんだ。 たくさんの思い出がある。

 

 

トレーニングではグループライドはするんですか?

グループライドはいつも最高に楽しい。 自分は何事にも真剣に取り組まないし、今でもライドを楽しんでいるからこそ、アスリートとして長続きできたのだと思う。

もちろん、本気でやらなければならない時もある。 いつもふざけているわけじゃない。

でも、もし5時間ライドを続けなければならないとしても、友人と素敵な輪行をしたり、コーヒー休憩を楽しんだりすることはできる。 それでもトレーニングなんだ。

たまにひとりで出かけるのも好きだ。 平穏で静かで、一人きりで考え事をするのはいいものだ。

一人で出かけるのは25%くらいかな。

 

イタリアはプロ生活を始めた地では?

トスカーナのクアラータは、Barloworldの若手プロだった自分にとってすべてが始まった場所であり、仕事を学んだ場所だ。

イタリアには素晴らしいサイクリング・ライフスタイルがある。 例えば、テネリフェでのトレーニングキャンプに出かけると、物事がより真剣になるのは間違いない。

100%集中できるし、レベルも上がる。 いろいろなライドをミックスするのが好きだけど、1年のトレーニングの季節的な構成は気に入っている。

でも、ライドに冒険心を持ち続けることの一番のメリットは、そこから常にストーリーが生まれることだと思う。 乗るたびに何かが起きたり、新しいものを見たりする。

そして家に帰って、奥さんや仲間にそれを話すことができる。 それがこのスポーツのユニークなところだ。

 

仕事として18年も続けるとなると、何か楽しみを見つけながらでないと続かないのでしょうね。人によってトレーニングのルートは違うけれど、毎回違う所を走るというのは結構楽しいかもしれない。

私は安全なルートを走るのが好きなので、どうしても車のいない所を走ることが多い。

英国だったら、雨が多そうでオフは寒いイメージがある。でも、プロは冬場はキャンプ地に行くので問題ないんでしょうね。

Uno-X Mobilityのアンドレアス・レックネスンとかは、マイナス24度の中でトレーニングしてましたね。キャンプに行くまでは自宅でするしかないので仕方ない。

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