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EF Education-EasyPostは、シクロクロスジュニア世界王者を迎えシクロチームを立ち上げ

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Photo credit: jswg on VisualHunt
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EF Education-EasyPostは、シクロクロスジュニア世界王者のマッティア・アゴスティーナッキオを迎え入れ、新たなシクロクロスプロジェクトを立ち上げた。

マッティア・アゴスティーナッキオだけど18歳で2026年からワールドチーム入りとなる。これはDecathlon AG2R La Mondiale Teamのポール・セイシャスよりも若くプロトン最年少となる。

 

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2027年末までの2年契約

 

マッティア・アゴスティーナッキオは、マウンテンバイク、シクロクロス、ロードも走っており将来的にマチュー・ファンデルプールのようなライダーとなるようにチームは考えている。

 

マッティア・アゴスティーナッキオのコメント

今年は素晴らしい年だった。レース内容や勝利、結果に満足している。シクロクロスの世界選手権優勝という実績を背負ってシーズンを迎え、その勝利のために努力を重ねた。

あの勝利の後の気持ちは今でも言葉にできないが、今は未来、EF Education-EasyPostへの加入を楽しみにしている。

EF Education-EasyPostは僕にとって完璧なチームになると思う。若いライダーにとって良いチームであり、ライダーの育成において非常に強力だと考えている。

春にジョナサン・ヴォーターズと話をし、とても良い印象を受けた。チームから多くのことを学び、より良いライダーになれると心から信じている。最初の1年は、バイクの上での成長だけでなく、チームの皆と知り合い、楽しむことも大切にしたい。

若いライダーにとって、学びながらサイクリングを楽しむ機会があることは、本当に重要だと思う。

成長過程で、僕はマチュー・ファンデルプールの大ファンだった。多くの人が彼に似ていると言うが、正直そうは思わない。バイク上でも比較されるが、もし彼のようなライダーになれるとしたら、とても幸せだ。

将来どうなるか見ていく必要があるが、当面は新しいチームメイトに会い、EF Education-EasyPostのキットを着るのを楽しみにしている。

 

3人のシクロクロスチーム立ち上げ

 

EF Education-EasyPostは、シクロクロスジュニア世界王者のマッティア・アゴスティーナッキオを迎え入れ、新たなシクロクロスプロジェクトを立ち上げた。

このプロジェクトは、マッティアの兄フィリッポ・アゴスティナッキオ(U23イタリア・シクロクロスチャンピオン)と、ニーナ・バートン(元U23ルクセンブルク・シクロクロスチャンピオン)を含む3選手で構成される。

チームは、このクロスプロジェクトを通じて、ロードレースのトップ選手であるマチュー・ファンデルプールのように、シクロクロスが持つ爆発力やスキルがロードでの成長に役立つという考えに基づいており、将来的にマチューの足跡をたどることを目指している。

チームCEOのジョナサン・ヴォーターズは、これを「成功させたい楽しい実験」と位置づけている。

これには、シクロクロスなど他競技のUCIポイントも2027年以降UCIロードレースランキングに加算されるという規則変更が予定されていることも関係している。シクロクロスが2030年以降に冬期オリンピック競技となる場合は準備を進めておく必要がある。

 

マティアス・シュヴァルツバッハー 2027年末までの2年契約

 

EF Education-EasyPostは2026年シーズンの5人目の加入選手を発表。マティアス・シュヴァルツバッハーはスロバキアの19歳。

ジロ・デ・イタリアNext Gen開幕戦のタイムトライアル優勝、スロバキア選手権エリートタイムトライアルチャンピオンに輝き、西ボヘミア・ツアーのタイムトライアルでは2位を獲得。

しかし、マティアス・シュヴァルツバッハーは単なるタイムトライアル選手ではない。春には、難関のトロフェオ  セス・サリーナスで8位に入賞。

さらに、U23のパリ〜ルーベでは6位、常に強豪が集まるジロ・デル・ベルヴェデーレでは4位に輝いた。さらに、クロアチアで開催されるワンデーレース、UMAGクラシックでも優勝を果たしている。

2025年はUAE Team Emirates Gen Zで走っていたけれど、2026年からEF Education-EasyPostのワールドツアーライダーだ。

 

マティアス・シュヴァルツバッハーのコメント

もともとバイアスロンから始めたが、ペーター・サガンの影響でサイクリングを追いかけ始め、レースにも行くようになった。どんどんサイクリングをするようになり、それがきっかけで本格的に自転車に乗り始めた。

今年はタイムトライアルで好成績を収め、自分でも少し驚いている。様々な地形で力を発揮できると考えている。特にジロ・デ・イタリア Next Genでのステージ優勝は、この1年のハイライトだった。

U23で最高のタイムトライアルスペシャリストたちを打ち負かすことができるとは、思ってもいなかった。この勝利は僕に大きな自信を与えてくれた。

EF Education-EasyPostのスタイルや、ソーシャルメディアでの見せ方に惹かれた。ジャージはかっこいいし、動画も素晴らしい。

そこで良い第一印象を受け、その後、ジョナサン・ヴォーターズと僕の成長、そして将来的にパリ〜ルーベのようなレースを目標にすることについて、非常に良い話し合いができた。チームの誰もまだ知らないが、新しいチームメイトに会うのが本当に楽しみだ。

来年は僕にとって大きな学校の年のようなものになるでしょう。ワールドツアーに適応し、学ばなければならない。来シーズンはライダーとして学び、成長する大きな一年になるだろう。

 

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