UCIが面白い案を考えているようだ。
現在はロードレースの結果だけが、UCIポイントに反映されている。これを全ての自転車競技に広げようという案だ。
チーム活動の可能性
実現するととても面白いことになる。
ロードレースを走りながらも、トラック出身の選手はオフシーズンにはトラック競技に参加する。
当然、オリンピックなども4年に一度開催。ワールドチームにとってはロードレースではないので、スケジュールに困るし選手のやりくりも大変になる。
INEOS Grenadiersでは、フィリッポ・ガンナが来シーズンからトラック競技を一時休止してロードに専念すると言われているけれど、これもしなくて良くなるかも。
トラック競技出身で掛け持ちしてレースに出続けているロードプロは物凄く多い。
シクロクロスをするマチュー・ファンデルプールやワウト・ファンアールト、トム・ピドコックなども、シクロクロスでのレース結果が反映されるとチームランキングが変わってきそうだ。
ロードシーズンが終わったあとも、UCIポイントが獲得できるとなると各チーム共にシクロクロスのライダーも優遇するはずだ。
マウンテンバイク、eサイクリングもポイント対象となると、トム・ピドコックはマウンテンバイクをもっと頑張るかもしれない。
チームの指示を無視してカナダ遠征とかなくなるはずだ。グラベルレースも入ってくると多種目で活躍するライダーをワールドチームも採用するかもしれない。
2026年から実施されるかもしれないとのことだ。実現するととても面白くなるし、自転車競技全体の盛り上がりにもつながるはずだ。これは実現して貰いたい案だ。
コメント
面白いし、イゼルビットやスウィークがワールドツアーのロードレースに出たら夢みたいですが、
選手によってはオフシーズンが減ったりと負担が心配にはなりますね。
MTBやトラックが専業だった選手もポイント制になって他種目と比較されたり、ワールドツアーチームの昇格降格にはポイント反映するのかと課題も多そうです。(ロードレース分のポイントしか昇格降格に反映しないならチームは他種目への出場を制限したり、逆に反映するなら既存のチームからの不満にも繋がりそうです。)
実現する場合はチーム人数の上限も30人から32人ぐらいに増やした方が良さそうな…。
現在、シクロクロスと掛け持ちしているライダーは、ほんとオフがなくなりそうだけど活躍範囲が増えそうです。
ワールドツアーチームならば、資金も多いので兼業ライダーも支配下登録できそうですね。
トラック、MTB、シクロクロスをしているライダーは査定加点ポイントが増えるので頑張りそうだし各競技の注目度も上がりそうです。