クリス・フルームは、2018ジロ・デ・イタリアで80kmの独走劇を見せて見事にジロを勝ち取った。これは伝説の一日と言われるほどの走り。
クリス・フルームは、2023ツール・ド・ルワンダ第5ステージで、その再現の途中までを見せてくれた。途中最大3分のタイム差を保っており、これはそのまま行けるかと思われたのだけど。
残り55kmで一気にタイム差が縮まっている。この理由についてフルームのインタビューで詳細が分かった。
3度の不運とは
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2時間の単独アタックのあとに、フルームはインタビューに答えている。
大変な日だった。自分にとっての目標は、最後の上り坂を自力で乗り越え、ゴールまでたどり着けるかどうかを確認することだった。
私はそう遠くはなった。後ろのEuskatelの男に約30〜45秒のリードがあり、プロトンに約1分半のリードがあったと思う。
でも、前輪がパンクしてしまい、チームカーが後ろにいなかったので、別のホイールを手に入れるのは簡単ではなかった。
ニュートラルサービスから何かを得ることはできたが、互換性がなかったため、交換しなければならなかった。その後またパンク。
すると、プロトンに捕まり、上り坂の頂上を駆け上がり、そこでライトが消えてしまった。下り坂に戻ろうと数人の男と追いかけていた。
しかし、角を曲がったところでクイックステップの車が止まり、ライダーの1人がクラッシュしたので、カーブを曲がって限界に来て、道路を放棄して溝に降りなければならなかったので、自分を傷つけてしまった。
ありがたいことに、溝に落ちる以外に被害はないと思う。
今日のジロライドには、100kmのタイムトライアルモードに入る要素と、100km持続できる速度に乗ろうとする要素が間違いなくあった。
今日はステージの多くが2,000mを超えるタフな1日で、標高の高さが犠牲になっていることを実感できた。 しかし、それが私がここにいる目的であり、そうすることができて本当にうれしい。
ハードなマイルを獲得し、今後のレースに向けて準備を整えるためにここにいる。
なんと、不運、パンクして交換したホイールも違うものだったとは。Rovalのホイールをフロントにつけている。
さらに、下りで落車したのではついて行くことは不可能だ。ただ、落車の影響があまりないのは不幸中の幸い。
本気で100kmのタイムトライヤルをやるつもりだったが、3回も不運があるとどうにもならない。しかし、これだけ、走れるようになったのは良いニュースだ。今後に期待したい。
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