12月のUAE Team Emiratesのスペイントレーニングキャンプでタデイ・ポガチャルは、メンバーのトレインを使ってコル・デ・レートのKOMを奪取。
この時、アマチュアカメラマンが抜き去っていくトレインを動画に収めていた。
今回は、このタデイ・ポガチャルの走りに2kmついていった17歳のマアチュアライダーの動画が公開されている。
17歳でタデイ・ポガチャルに追従
タデイ・ポガチャルに、ついていったのはベルギーの17歳。クインテン・ムイス。
Stravaの題名は
「コル・デ・レート🌈🚀でポガチャルについていくことができたと今でも言える。
タデジのボウル襲撃の生き証人😍。」
クインテン・ムイスは、Crabbé-dstny U-19に所属しており、タデイ・ポガチャルが走っていた時に、ちょうどコル・デ・レートに登っていた。
動画は、すでにタデイ・ポガチャルが単独となっている頂上手前2.5kmの地点。クインテン・ムイスも、平均258w、最大811wという出力で上がっている。
スポルザのインタビューで、以下のように抜かれた時の様子を語っている。
「最初のカーブで、UAEの誰かがストップウォッチを持って立っているのが見えた。 その時、何か特別なことが起きそうだと感じたんだ。
頂上から2.5kmのところで突然、クラクションを鳴らして車を止めるように促す車の音が聞こえた。 そのとき、ポガチャルが私たちの前を飛んでいったんだ。
私たちは彼の後ろに飛びつき、一瞬スマホを取り出して撮影することもできた。 その後、さらに2キロほどポガチャルのステアリングを握り続けた。
480~490ワットくらいプッシュしていたよ。 最終コーナーでは、急なセクションで彼に抜かれたので離さなければならなかった。その後、彼のチームリーダーが僕を褒めてくれたよ。
上り坂のレースは好きなんだけど、病気の後、サイクリングを再開してまだ1週間しか経っていなかったんだ。 あの休みがなかったら、彼についていけたかもしれない。
まあ、とにかく忘れられない経験だったよ。 休暇の前にポガチャルに会いたかったんだ。 彼のいないチーム全員に会ったとき、私たちはまずがっかりした。
そして突然、彼のハンドルを握ることになった。 そんなことが心に残るんだ。」
クインテン・ムイスは、17歳だけど2024年は、国内のレースで3勝をあげている。タデイ・ポガチャルの走りについていけるのだから凄い。
将来UCIプロースでも名前を見ることがあるかもしれない。
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