この春好調なティム・ウェレンスが契約更新。そして、ミッケル・ビョーグも併せて更新となっている。
ティム・ウェレンスは、2025年まで、ミッケル・ビョーグは、2027年までと3年の延長契約だ。
ティム・ウェレンス 2025年まで
✍️ @mikkelbbjerg 🇩🇰 x 2027
✍️ @Tim_Wellens 🇧🇪 x 2025
We are delighted to announce that Mikkel Bjerg and Tim Wellens have both extended their contracts with UAE Team Emirates.
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— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) April 12, 2024
ティム・ウェレンスは、2012年7月からテスト生としてLotto Belisol Team入団。それ以来2022年末まで、ずっとLotto Soudal一筋だった。
2019ツール・ド・フランスでは、第3ステージから第17ステージまで山岳賞ジャージをキープ。だが、ケガと原因不明の不調で2年連続でツール・ド・フランスを逃している。
Lotto Dstnyのトーマス・デヘントとは、シーズン終了後にレース会場から1,000kmも二人で自転車旅をしていたほど仲が良い。
この間キャリア34勝をあげ、チームのエースと言っても良い立場だった。しかし、ティム・ウェレンスは、2023年にUAE Team Emiratesに移籍。
2023年は、グランツール出場はなかったが、2023ブエルタ・ア・アンダルシア第3ステージで移籍後の初勝利をあげる。
そして、2023レニューイ・ツアーでは、総合優勝を決めている。2024年の春には、クールネ〜ブリュッセル〜クールネ2位など、表彰台に3度あがる活躍をみせている。UAE Team Emiratesのクラシック班のエースだ。
今年は、ツール・ド・フランス出場も予定されており、契約更新で安心して走れるはずだ。
ティム・ウェレンスのコメント
UAE Team Emiratesで仕事を続けることができてとてもうれしいし、この機会に感謝している。個人的な野心と、レースによってチームメイトを助けることのバランスが取れているし、とても楽しんでいる。
ライダーだけでなく、最高のスタッフなど、このような優れた強者たちに囲まれていることを光栄に思う。どのレースでも本当にポジティブな雰囲気で、家族のようだと感じている。
この先何年も最高レベルにとどまり、チームとともに多くのレースで勝利したいという野心がまだたくさんある。
ミッケル・ビョーグ 2027年まで
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— CORSO (@CORSOsports) March 31, 2024
U23世界選手権タイムトライヤルで2017年・2018年・2019年と3回連続して優勝しているミッケル・ビョーグ。
手作りの自転車でアワーレコードに挑戦したこともあるTTスペシャリストだ。
UAE Team Emiratesと契約してからは、その独走力をいかして集団先頭を引く姿が良くみられる。
プロ唯一の勝利は、2023 クリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージの個人タイムトライヤル。この時には、ヨナス・ヴィンゲゴーを12秒上回った。
そして、2024 ロンド・ファン・フラーンデレンでは、マチュー・ファンデルプールの独走を追走する小集団でチームメイトのアントニオ・モルガドに次ぐ4位に入っている。
これは独走力を生かした新たな走りの境地が見えてきたかもしれない。ジロ・デ・イタリアでは、タデイ・ポガチャルのアシストとして堅実な走りを見せるはず。
いつかのツール・ド・フランスのように山岳でも、タデイ・ポガチャルをアシストする姿も見られるかもしれない。
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