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ジロ・デ・イタリア第14ステージ 個人タイムトライヤルの勝者は?

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Photo by Marika Sartori on Unsplash
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ここまで総合では、ジョアン・アルメイダが40秒のタイム差を保っている。この個人タイムトライヤルの結果によって、今年のジロの勝者が見えてくるかもしれない。

現在、総合10位以内で第1ステージの個人TTで上位に入っているライダーは、アルメイダだけ。他の上位陣がどれだけのタイムを出してくるだろう。

このステージで大きく総合順位は動くはずだ。

まずは、総合63位のフィリッポ・ガンナのタイムを破るライダーが出てくるのかに注目しておきたい。

 

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第14ステージ コネリアーノ~ヴァルドッビアーデネ 34.1㎞

ジロ第14ステージ photo giroditalia

途中に4級山岳を含む個人タイムトライヤル。4級山岳は登坂距離1.1kmながら平均勾配は12%で、最大勾配は19%にもなる。

ゴール手前には、2.2kmで5%の勾配も待っている。ゴールも登りとなっており最後までスピードを維持するのが難しいコースだ。

 

https://www.procyclingstats.com/race/giro-d-italia/2020/stage-14/today/profiles

第1ステージの個人TTのように下りで長い直線とかはない。ゴールに向かう下りが直線だがゴール前もカーブが連続するのでパワーだけでは攻略出来ない。

残り750メートルで、ルートは急に左に曲がり、最後の500メートルで右に曲がる。更に、直角に曲がり、最後の直線が始まるが5.5%の登り勾配でゴール。

テクニカルでスピードに乗せにくいコースだ。

 

Jonathan Dibben

photo cycling today ストリーミングより 以下同様

第1出走は123. ジョナサン・ディペン(Jonathan Dibben)。彼は、元スカイのライダー。第1出走ということは、現在最下位ということ。

登りはかなりキツイようで、相当スビードが落ちていた。

 

 

Matthias Brändle

112. マティアス・ブランドル(Matthias Brändle) Israel Start-Up Nation。

第1ステージ18位なので、良いタイムが期待できそう。オーストリア国内TTで6回優勝。今日もオースリトアチャンピオンジャージで登場だ。

ゴールタイムは、45分23秒59 (av 45.083 km/h)。ゴールは19位。

 

Juan Sebastián Molano

207. ファンセバスティアン・モラーノ(Juan Sebastián Molano)UAEがカーブで落車。何か引っかかったような感じに見えた。

かなり痛そうだが、なんとか走り出した。

 

Alex Dowsett

115. アレックス・ダウセット(Alex Dowsett) Israel Start-Up Nation。第8ステージで逃げ切りを果たしたアレックス・ダウセット。

45分29秒55のゴールタイム。20位。

 

 

Arnaud Démare

101. アルノー・デマール(Arnaud Démare) Groupama-FDJ。サガンとは37ポイント差。さて、マリア・チクラミーノの獲得は出来るかな。

 

CAMPENAERTS Victor 

152. ヴィクトール・カンペナールツ(Victor Campenaerts)NTT PRO cycling。第1ステージではカーブで落車してしまい36位と沈んだ。

レース前インタビューでは5位以内を目指したいと語っていたが。ゴールタイムは44分46秒23。12位と振るわなかった。

 

Josef Cerny

62. ヨセフ・チェルニー(Josef Cerny)CCC Team。チェコチャンピオン。第1ステージでは6位。43分56秒58で、このステージは5位。

安定した力を発揮している。

 

Rohan Dennis

163. ローハン・デニス(Rohan Dennis)INEOS Grenadiers。第1ステージでは路面の悪さで無理をしなかった元世界チャンピオン。

 

ゴールタイムは43分06秒39。ここまででダントツのトップタイムをたたき出す。ローハンデニスもついにホイールを変えたようだ。

 

 

Filippo Ganna

164. フィリッポ・ガンナ(Filippo Ganna)INEOS Grenadiers。ついに本命登場。第1ステージでは無理をしなくても、トップタイムをたたき出す。

この長いタイムトライヤルでも1位のタイムを出せるのか注目が集まっていた。

 

フィリッポ・ガンナは、ゴールドのTTバイクで走る。

 

ガンナは第3ステージで優勝したジョタンクレベル・カイセド(EF PRO cycling)も抜いてしまう。その後も次々に前走者を追い抜いていく。

 

ガンナのゴールタイムはローハン・デニスを25秒上回る42分40秒47でav47.953 km/h。

もう完全に別次元の走りを披露してくれた。少しくらい長い距離も、登坂も関係ないパワーを身に着けている。登坂では500W以上のパワーを維持していたし。

これでフィリッポ・ガンナはジロで3勝目を上げる大活躍。

ジロが最後のステージまであれば、更にTTで勝利を上げられそうだ。

 

Peter Sagan

51. ペーター・サガン(Peter Sagan)BORA-hansgrohe。サガンは中々良いタイムでゴール。47位とスプリンターでは速い。

 

タネル・カンゲルト

96. タネル・カンゲルト(KANGERT Tanel)EF PRO cyclingは良いタイムでゴール。44分13秒70はステージ7位。

しかし、アヒルヘルメットは目立ってますね。

 

Vincenzo Nibali

191. ヴィンツェンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali)は、23位でゴール。総合5位は死守した。

 

Domenico Pozzovivo

155. ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(Domenico Pozzovivo)。総合4位で走り出したが、タイムが出ず、総合7位まで順位を落としてしまう。

明日の山岳ステージで巻き返しがなるか?

 

Brandon McNulty

206. ブランドン・マクナルティ(Brandon McNulty)UAE Team Emirates。アメリカのプロチームRally UHC Cyclingから移籍してきた22歳。

なんと、ジロ初出場で2度目の表彰台。3位のタイムを出した。

 

Wilco Kelderman

181. ウィルコ・ケルデルマン(Wilco Kelderman)Team Sunweb。総合2位のケルデルマンは、トップとのタイム差は40秒。どこまで縮められるか注目された。

 

ゴールタイムは、44分27秒78。9位でフニッシュ。総合2位は変わらないがアルメイダとは16秒タイム差が広がった。

 

ジョアン・アルメイダ

総合1位のアルメイダはやっぱり強い。第1チェックポイントの7.4kmを4位通過。17.4kmの第2チェックポイントも4位。

 

ゴールでは少しスビードが落ちたが、それでも6位でフニッシュ。これで総合でのタイム差を2位のウィルコ・ケルデルマンとも56秒まで広げることに成功。

明日の山岳ステージで守れれば、2回目の休息日をマアリローザのまま迎えることが出来る。

休息日前なので、総合上位陣のアタックも頻繁にかかるはずだ。どこまで耐えられるかが勝負となる。

 

こちらはレースハイライト

 

リザルト

第14ステージリザルト

Rnk Rider Team Avg Time
1  GANNA Filippo INEOS Grenadiers 47.953 42:40
2  DENNIS Rohan INEOS Grenadiers 47.471 0:26
3  MCNULTY Brandon UAE-Team Emirates 46.695 1:09
4  DE GENDT Thomas Lotto Soudal 46.659 1:11
5  ČERNÝ Josef CCC Team 46.571 1:16
6  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 46.307 1:31
7  KANGERT Tanel EF Pro Cycling 46.272 1:33
8  CASTROVIEJO Jonathan INEOS Grenadiers 46.081 1:44
9  KELDERMAN Wilco Team Sunweb 46.029 1:47
10  TRATNIK Jan Bahrain – McLaren 45.806 2:00

 

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1 Almeida João Deceuninck – Quick Step 54:28:09
2 2 Kelderman Wilco Team Sunweb 0:56
3 3 Bilbao Pello Bahrain – McLaren 2:11
4 11 ▲7 McNulty Brandon UAE-Team Emirates 2:23
5 5 Nibali Vincenzo Trek – Segafredo 2:30
6 8 ▲2 Majka Rafał BORA – hansgrohe 2:33
7 4 ▼3 Pozzovivo Domenico NTT Pro Cycling ,,
8 9 ▲1 Masnada Fausto Deceuninck – Quick Step 3:11
9 6 ▼3 Konrad Patrick BORA – hansgrohe 3:17
10 7 ▼3 Hindley Jai Team Sunweb 3:33

ブランドン・マクナルティ(UAE-Team Emirates)がTT3位となり、7位から一気に4位にジャンプアップしてきた。

11位には、テイオ・ゲイガンハートが上がってきている。

 

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Pnt
1 1 Démare Arnaud Groupama – FDJ 221
2 2 Sagan Peter BORA – hansgrohe 184
3 3 Almeida João Deceuninck – Quick Step 83
4 4 Ulissi Diego UAE-Team Emirates 77
5 5 Ganna Filippo INEOS Grenadiers 66
6 6 Konrad Patrick BORA – hansgrohe 51
7 7 Pellaud Simon Androni Giocattoli – Sidermec 50
8 8 Ballerini Davide Deceuninck – Quick Step 40
9 9 Hodeg Álvaro José Deceuninck – Quick Step 39
10 18 ▲8 McNulty Brandon UAE-Team Emirates 37

 

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1 Almeida João Deceuninck – Quick Step 54:28:09
2 3 ▲1 McNulty Brandon UAE-Team Emirates 2:23
3 2 ▼1 Hindley Jai Team Sunweb 3:33
4 4 Geoghegan Hart Tao INEOS Grenadiers 3:44
5 5 Knox James Deceuninck – Quick Step 7:56
6 6 Samitier Sergio Movistar Team 15:29
7 7 Paret-Peintre Aurélien AG2R La Mondiale 21:24
8 8 Oomen Sam Team Sunweb 26:34
9 10 ▲1 Valter Attila CCC Team 26:51
10 9 ▼1 Fabbro Matteo BORA – hansgrohe 27:16

ヤングライダー賞のジャージを着用するのもブランドン・マクナルティに明日から変わる。

 

山岳賞

Rnk Rider Team Pnt
1 Guerreiro Ruben EF Pro Cycling 87
2 Visconti Giovanni Vini Zabù – KTM 76
3 Ganna Filippo INEOS Grenadiers 48
4 Castroviejo Jonathan INEOS Grenadiers 45
5 Caicedo Jonathan Klever EF Pro Cycling 40
6 Pellaud Simon Androni Giocattoli – Sidermec 39
7 Holmes Matthew Lotto Soudal 20
8 Pozzovivo Domenico NTT Pro Cycling 20
9 Warbasse Larry AG2R La Mondiale 20
10 Frankiny Kilian Groupama – FDJ 20

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