2019ツール・ド・フランス第11ステージは、ゴール手前31キロ地点で大きな落車が発生したステージだった。
この落車で
- ナイロ・キンタナ(Movistar Team)
- リッチー・ポート(Trek – Segafredo)
- マイケル・ウッズ(EF Education First)
彼らは、無事に集団に復帰。
だが、ニキ・テルプストラは骨折でリタイヤ。
手術の必要はないので、そのまま走っている。大丈夫なの?
レースを続ける
“I broke two ribs. They’re clean breaks. No surgery needed, so I’m cleared to continue.” – @rusty_woods
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— EF Education First Pro Cycling (@EFprocycling) 2019年7月18日
第13ステージのタイムトライアルを前にして、マイケル・ウッズがインタビューに答えている。
「昨日はかなり大変だった。本当に痛かった。休憩は悪くないです。
ひびが入っていてるけど、安静にしていれば大丈夫。レースを続けるために先に進むことにした。かなり不快だろうね」
第11ステージでクラッシュが起った時、マイケル・ウッズはクラッシュの前に足をついていた。だが、後ろから誰かがぶつかり回転できず、乗り上げられてしまった。
そのために、肋骨にヒビがはいるケガとなってしまう。
ニキ・テルプストラは、寝ころんだままでスタッフに抱き起して貰っている。
左にいるのがマイケル・ウッズ。彼もこの時には肋骨にヒビが入っている状態。
「それは本当に不快で、呼吸するのが難しい。立ち上がるのが難しい。スプリントするのが難しい。だけど、昨日はうまく走れた。テストだったね。
自転車に乗ることは出来たが、大きくタイムロスした。呼吸困難になることもあった」
マイケル・ウッズは、楽観的にしていたが夜中に目が覚め吐き気もあったようだ。骨が折れているんだから炎症反応もあって痛いでしょう。
あばら骨のヒビでも、結構痛いですからねえ~。
32歳のマイケル・ウッズは、エースのリゴベルト・ウランをアシストするためにツールに参加している。
ツール前には、ティージェイ・ヴァンガーデレンと共に電動バイクに引かれて山岳トレーニングもしていた。
ただ、ティージェー・ヴァンガーデレンは既にステージ8でリタイヤしてしまっている。
総合も狙える、ティージェー・ヴァンガーデレンに自分もリタイヤしてしまっては、チームとしてレースを続けることも難しくなってしまう。
マイケル・ウッズは、第12ステージの山岳コースでも4回もボトル運びのためにチームカーまで戻っている。
厳しい山岳も越えることが出来た。チームに役立てるならばレースを続ける意味があると感じているという。
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