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2023UAEツアーのアダム・イェーツのジュベル・ハフィート登頂記録はタデイ・ポガチャルを上回るスピード

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Photo credit: bananeman on VisualHunt
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2023UAEツアー第7ステージは、予想通りアダム・イェーツのアタックでジュベル・ハフィートの決戦が始まった。

ゴールまで、6.1kmのアダム・イェーツのアタックで先頭集団は崩壊。最後は、ライバルのレムコ・エヴェネプールを残り3.1kmで突き放した。

アダム・イェーツは、最終ステージで見事な走り見せた。最後は、レムコ・エヴェネプールにタイム差を詰められたが、アダム・イェーツのスピードは過去最速であることがわかっている。

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過去最速のスピードで登頂

 

これまでのジュベル・ハフィートの最速記録は、2021年のタデイ・ポガチャルの25分57秒だった。

アダム・イェーツは、これを4秒上回っている。2020年の自身の記録からみると17秒も速い。進化しているのか。

 

これまでの過去の記録は以下の通り。

 ジュベル・ハフィート
歴代の記録 
  • 2023 : 25:53  av25.3km/h  アダム・イェーツ
  • 2021 : 25:57  av25.2km/h タデイ・ポガチャル
  • 2020 : 26:10 av24.99 km/h アダム・イェーツ
  • 2019: 26:40 av24.53 km/h アレハンドロ・バルベルデ
  • 2018:26:25 av24.76 km/h アレハンドロ・バルベルデ
  • 2017:26:33 av24.63 km/h  ルイ・コスタ
  • 2016:28:57 av22.59 km/h タネル・カンゲルト
  • 2015:27:02 av24.19 km/h  エスデバン・チャベス

 

こうやって、過去の記録を見てみると現在のレースのレベルがどんどん高くなっているのがわかる。

そして、レムコ・エヴェネプールは、アダム・イェーツから10秒遅れでゴールしているので、2020年のアダム・イェーツよりも速いスピードで上がったということになる。

レムコ・エヴェネプールもとんでもなく速いということだ。

 

ちなみに、二人の公表されている体格のデータは

  • アダム・イェーツ 173cm・58kg
  • レムコ・エヴェネプール 171cm・61kg

 

ほぼ、同じだ。アダム・イェーツは、ヴェガールステイク・ラエンゲンとブランドン・マクナリティのアシストを受けていた。

このジュベル・ハフィートの登りについてイェーツは、以下のようにコメントしている。

 

その日の早い段階で誰かに言った、失うものは何もない。他のチームと一緒に最初の10分間は全速力で走ったが、うまくいった。

最初に一度攻撃した。レムコとゼップ・クスしか追うことができなかった。レムコがリードし、他の全員が落とされたため、彼を引き抜かなければならなかった。

それからまた攻撃することに決め、それで終わりだった。2回目にアタックしたときは、上り坂で最も急な部分だったので、最高の瞬間だとわかっていた。それが自分に最も合っていた。

そして、角を曲がると少し平らになるので、うまくいけば休むことができる。しかし、向かい風があった(笑)。でも、最終的にはプッシュし続けて、ゴールにたどり着いた。

 

来シーズンにUAEツアーに誰が参加するのかはわからないが、更に記録は更新されるのだろうか。

それにしても、レムコもタデイ・ポガチャルやアダム・イェーツと同じ登坂力があることが判明したのも驚きだ。

今後、タデイ・ポガチャルとレムコ・エヴェネプールが対決することが出てくるが、その時の二人の戦いが見ものだ。

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