2024 ダンケルク4日間　第4ステージ　ゴールで二人が手を上げたが、勝ったのは?

第2・第3ステージとDecathlon AG2R La Mondiale Teamのサム・ベネットが勝利。

特に第3ステージでは、トレインが機能して最後のカーブの前にトップにたって押し切った。第4ステージも獲得標高は649mと少ない。

スプリンターによる戦いとなるか。

 

第4ステージ  マジンガルブ～ポンタマルク  171.3km

 

後半は4周回のローカルラップ。ただ、ここには3か所の石畳の区間がある。3つの石畳の長さはそれぞれ 700m、1000m、2600m。最後のセクターからゴールまでは10km。

アクシデントがあるとスプリントに参加できなくなるので注意が必要だ。

 

1. スプリントポイント　Mazingarbe
2. スプリントポイント　Provin
3. 山岳ポイント　Deux Villes (1 km・4.1%)
4. スプリントポイント　Pont-à-Marcq

 

6人の逃げ

残り117kmから6人の逃げ。

1. ワレ・ヴァンヘルヴェ (Soudal Quick-Step)
2. アレクシー・グジャール (Cofidis)
3.  サミュエル・ルルー (Van Rysel – Roubaix)
4. シュモン・サイノク (Q36.5 Pro Cycling Team)
5. トマス・コペッキー (TDT – Unibet Cycling Team)
6. NARBONNE ZUCCARELLI Axel (Nice Métropole Côte d’Azur)

 

スプリントポイント　Provin

ポイント獲得順位は

1.  サミュエル・ルルー (Van Rysel – Roubaix)　3ポイント・3秒
2. アレクシー・グジャール (Cofidis)　2ポイント・2秒
3. トマス・コペッキー (TDT – Unibet Cycling Team)　1ポイント・1秒

 

山岳ポイント　Deux Villes (1 km・4.1%)

ポイント獲得順位は

1. ワレ・ヴァンヘルヴェ (Soudal Quick-Step)　3ポイント
2.  サミュエル・ルルー (Van Rysel – Roubaix)　2ポイント
3. シュモン・サイノク (Q36.5 Pro Cycling Team)　1ポイント

 

スプリントポイント　Pont-à-Marcq

ポイント獲得順位は

1. トマス・コペッキー (TDT – Unibet Cycling Team)　3ポイント・3秒
2. アレクシー・グジャール (Cofidis)　2ポイント・2秒
3. NARBONNE ZUCCARELLI Axel (Nice Métropole Côte d’Azur)　1ポイント・1秒

 

残り2周

1分15秒差で先頭が残り2周に。

 

先頭は700mの石畳に。

 

先頭は残り35.2kmで集団と50秒差に。二人が追走に出ている。

 

集団も石畳では両端によって走っている。

 

先頭からサミュエル・ルルー が遅れた。

 

サミュエル・ルルー は、戻ってきた。先頭は4人に。

 

TDT – Unibet Cycling TeamのCannondaleのチームバイクは、チームから販売されることになっている。収益金は、チームの運営資金となる。

 

残り23.6km。集団はDecathlon AG2R La Mondiale Teamがメインで引く。

 

残り1周

先頭は51秒差で残り1周に。

 

リーダーのサム・ベネットは集団前方にいる。3連勝となるか。

 

残り16.8kmで37秒差に。

 

メイン集団は60人くらいか。

 

先頭は石畳に。タイム差は30秒。

 

カーブからトマス・コペッキーがペースをあげる。

 

石畳で先頭は崩壊。TDT – Unibet Cycling Teamのトマス・コペッキーが単独に。

 

残り7.6kmで11秒差に。

 

残り4.7kmでトマス・コペッキーは捕まる。

 

先頭はまた4人に戻った。

 

残り4.2kmて22秒と戻している。

 

残り3.9km。集団までのタイム差が変わらない。これは結構タイトになる。

 

残り1.9kmで10秒だ。

 

残り1.6km。先頭は牽制気味なのか。

 

 

Cofidisのアレクシー・グジャールがアタック。

 

アレクシー・グジャールの後ろは牽制気味に。当然集団は追い込んでくる。

 

遠くにアレクシー・グジャールとSoudal – Quick Stepのワレ・ヴァンヘルヴェが見える。

 

ワレ・ヴァンヘルヴェは、アレクシー・グジャールの後ろで足をためている。

 

集団が追いつくか。

 

ワレ・ヴァンヘルヴェがアレクシー・グジャールを抜き去った。

 

アレクシー・グジャールは捕まるが、ワレ・ヴァンヘルヴェはゴールに向かう。

 

ワレ・ヴァンヘルヴェが先頭。これは行ったか。

 

後ろからサム・ベネットが追い込んでくる。

 

もうワレ・ヴァンヘルヴェはハンドルから手を離した。勝利を確信しているが。

 

サム・ベネットが背後から忍び寄る。

 

ワレ・ヴァンヘルヴェは勝利を確信して手を挙げているが、サム・ベネットが追い込んだぞ。

 

さあ、勝ったのはどっちだ?

 

サム・ベネットも手をあげた。勝ったという感触があったのか?

 

 

なんと、数ミリの差でワレ・ヴァンヘルヴェがギリギリで勝利だ!

 

 

ワレ・ヴァンヘルヴェは、悔し涙にならなくてよかった。今シーズン開発チームから昇格しており、これが嬉しいプロ初勝利となった。

 

チームメイトからも祝福をうける。ただ、カスパー・アスグリーンがクラッシュ。これによりアスグリーンのクラス分けは消滅したが、土曜日と日曜日のステージでは優勝候補の一人に数えられている。

 

リザルト

ワレ・ヴァンヘルヴェのコメント

かなり早い段階から歓声をあげてましたね。

あの時、勝利を確信していたよ。信じられないような決勝だった。リスクを冒しての勝利だった。最後までエキサイティングだった。レース序盤に6人の選手がアタックしたんだ。

最終的に4人が最終ラップに残った。ラスト1kmで、アレクシー・グジャールがチャンスを狙った。私は彼に向かって引きつけ、彼を後ろに引き留めることができた。

しかし、最後の数メートルで、うまくいかないように思えましたが。

勝利を確信していたのに、でも突然、サム・ベネットが迫ってくるのが見えたんだ。ダンケルクの4日間には、特にこの石畳ステージのために来たんだ。そのステージで勝つことができれば、それは至福の時だ。

 

第4ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞