Shimanoの第4四半期のレポートによると、自転車部門の営業利益は2020年に18.4%増加し2021年には更に利益が多くなると予測されている。
2021年からShimanoはマビックに変わって、ツール・ド・フランスでのサポートも引き受ける。
さらに露出が広がり、注目度の高いツールでシマノカーが走れば宣伝効果も大きいだろう。
2021年には20.5%の増加を予測
We finally join the biggest race in the World and we’re not even there to win it. Proud to help out all teams and riders in all @amaurysport men’s and women’s races which now includes @LeTour, prestigious classics such as @Paris_Roubaix, @LiegeBastogneL, and events as Roc d’Azur pic.twitter.com/dr6mC0ppmE
— ShimanoROAD (@ShimanoROAD) January 19, 2021
シマノの第4四半期のレポートでは、純売上高が2.7%増の2,978億円、営業利益が18.4%増の685億円となった。
約2割も利益が増加するというのは凄いことだ。
コロナにより多くの企業がダメージを受けている中でこれだけ利益を伸ばしたのは、日本市場ではなく、米国とヨーロッパの市場による影響が大きい。
特に、英国、フランスなど欧州各国は自転車修理代の補助や、通勤での積極的な利用、自転車道の整備により多くの人が自転車利用を始めた。
ただ、自転車需要の高まりにより自転車の価格まで上がってしまったのは残念。
今後、コロナの影響が緩和されてくると、個人消費の回復も見られるだろう。米国ではバイデン政権となり政府の追加財政支援も期待されている。
Shimanoは、これらを踏まえて2021年に20.5%の大幅な純売上高の増加を予測しており、営業利益は27%増加すると予測している。
これには、新型Dura-Aceの発売も含まれているのかな? まあ、それだけではないでしょうけど、シマノの場合には釣り具もありますからね。
それにしても、27%も増加とは凄い。これでも控えめに予測しているのでしょうから、もっと伸びるかもしれないですね。ますますパーツの調達とか大変になりそうだ。
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