ロードバイクの情報を発信しています!

英国やドイツも自転車道に転換・フランスでは50ユーロの自転車修理費が出る

海外情報
Photo by sabina fratila on Unsplash
この記事は約5分で読めます。

世界の各都市で車道が自転車道として活用される例が増えたきた。移動手段や通勤手段として活用されることにより、コロナの感染を防ぐことが出来るからだ。

英国のレスターでは、ロックダウン中に自転車で通勤している主要な労働者を支援するために自転車道が整備された。

ドイツでも自動車道が自転車のための道路として生まれ変わろうと計画されている。

 

スポンサーリンク

キーワーカー労働者のために

Photo Leicester city council

まず、英国のレスターでは、特にレスター王立診療所を行き来するキーワーカーとなる労働者にとって、より安全なルートを作成するために車道の1車線を使って自転車道を作られた。

3月から市内の交通量が激減したことも1車線を使うことにつながっている。

レスターのいくつかのルートでは、コロナウイルスの封鎖以来、サイクリングが増加しており、一部の人々は公共交通機関を避けようとしており、政府も推奨している。

 

市議会は、自転車道のネットワークを構築することに熱心であり、一時的な車線を使用していた人々が、ロックダウンが終了したら自転車や歩行を続けることができるようにする予定。

一時的な車線に加えて、信号機のタイミングも変更され、歩行者やサイクリストが通常の混雑した道路を横断することをさらに優先するようになった。

今月初めから、無料の自転車レンタル計画であるレスターバイクエイドも発表。地元の自転車店や組織と協力して、重要な仕事の行き来に必要な人々に高品質の自転車を提供している。

 

環境と交通のレスター副市長であるCllr Adam Clarke氏は、次のように述べている。

現在、私たちのソーシャルケアスタッフ、病院のスタッフ、配達員、ボランティアなど、重要な役割を果たすために自転車に乗る人が増えています。

私たちは、キーワーカーがすべての必要な場所に到達できるように、できる限りのことをしたいと考えています。

市議会では、既存のサイクルルートへの接続、バイクエイド、フリーサイクルローンや修理スキームなども整備している。

レスターバイクエイドスキームは、市議会によって資金提供され、地元のバイクショップ、企業、サストランス、ブリティッシュサイクリング、個人からの寄付によって支えられている。

このスキームは、無期限のローンで自転車を提供することに加えて、ロック、ライト、自転車の整備などの必需品を提供。

この動きは英国全体の都市で広がっており、ロックダウン解除後に向けて動き出している。

 

ドイツも自動車道を自転車道に

同様のスキームがヨーロッパの他の場所でも導入されている。

ドイツは一時的に都市のサイクリングやウォーキングのルートを拡大し、ライダーやウォーカーが比較的簡単に他の交通のない通りに、社会的な距離をより簡単に確保できるようにした。

ブライトンのサイクリストや歩行者も、毎日午前8時から午後8時までマデイラドライブの海岸を利用できるようになっている。

 

ブリュッセルはより多くの自転車レーンを追加することにより、閉込めの準備をしている。

公共交通機関の負担を取り除くために、一連の自動車の車線を自転車用車線に転用することを目的としており、更に広げていく予定だ。

 

フランスではサイクリストに€50を提供

Photo by Blubel on Unsplash

フランスは2000万ユーロ(約23憶円)のスキームを開始。これにより、すべての市民が最大50ユーロの自転車修理が可能となる。

フランスの旅行の60%は距離が3マイル未満であり、この期間をサイクリング文化に向けた新しいステージにしたいと考えている。

登録された3,000人の整備士のネットワークが設定され、タイヤの交換やチェーンの交換など、50ユーロの修理が利用可能。整備士は修理を提供し、その後政府から払い戻される。つまり、市民は実際にはお金を受け取ることはない。

50ユーロまで、無料で修理出来るということだ。

この計画は、パリの中心部と主要な郊外を結ぶ9つの保護された自転車専用道路のネットワークに対して3億ユーロ(349億円) が計画された後に行われた。

現在の370kmの自転車道を650kmに増やす計画だ。

 

 

フランス政府は5月11日からゆっくりとロックダウンを終了し、3月以来初めてサイクリストが道路に戻ることを許可した。

ライドは制限時間なしで、自宅から100 km以内、10人以下で、サイクリストは少なくとも10 m離れた場所にいる必要がある。

モナコに住んでいるクリス・フルームなどのプロライダーは、屋外での激しいトレーニングを再開できるが、一人で乗って、社会的距離を尊重する必要がある。

モナコには山もあるので、練習には全く困らないはずだ。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました