ローハン・デニスは、2019年Bahrain Meridaに在籍中、ツール・ド・フランス第12ステージでレース途中で突然のリタイヤ。
9月13日にフリーエージェントとなって2019年世界選手権タイムトライヤルで優勝。その後、イネオスに移籍となっている。
この2年間の活躍は素晴らしいものがあり、チームにはなくてはならないライダーの一人だと思っていたが、噂によると来シーズンのチームとの延長契約はないと言われている。
当然、移籍となるのだが、噂となっているのはライバルチームの2チームだ。
イネオスとの契約延長はないのか?
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ローハン・デニスは2020ジロ・デ・イタリアでテイオ・ゲイガンハートを助けて素晴らしい活躍をした。山岳でのアシストはチームの最後の切り札として最高に機能し総合優勝の影のMVPとなる。
今年は、得意のタイムとイラやルでもステージ優勝を2度しており、世界選手権でも優勝候補の一人となるだろう。
そのローハン・デニスだが、コロナのロックダウン中に不適切なツイートをしたことでチームから厳重注意を受けるなど精神面での問題も指摘されていた。
元々完璧主義者であり、摂食障害があったことも告白している。
チームが本当に契約更新しないのかはわからない。移籍が噂されているのは、Team Jumbo-Vismaだ。
考えられるのは、4度の世界TTチャンピオンのトニー・マルティンの後釜となること。トニー・マルティンは2020年にも引退を考えていたことがあり、2年延長契約したが2022年で契約が切れる。
一人で3人分の働きをするトニー・マルティンの後任としてローハン・デニスならばぴったりだろう。
問題は、金銭面になるかな。バイクはサーベロならば問題ないかも。
本命の移籍先
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本命視されている移籍先は、UAE-Team Emiratesだ。
当然、タデイ・ポガチャルのツール制覇に向けて最強のアシストとして補強するためだろう。タデイ・ポガチャルが山岳でアシスト不在に陥ることは良く見かける光景。
イネオスやヴィズマのように、山岳での手厚いアシストは何人もいる訳ではない。
ジロ・デ・イタリアでのローハン・デニスの活躍を見てUAE-Team Emiratesが欲しがるのも無理はないと言える。
果たして、ローハン・デニスはライバルチームのアシストに回ることになるのか?
これも8月になって移籍情報解禁となれば、わかることでしょう。
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