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ツール・ド・フランスに向けて、ワレン・バルギル2度の骨折から復活

http://www.team-arkea-samsic.fr/warren-barguil-heureux-de-reprendre-a-maison/ 海外情報
http://www.team-arkea-samsic.fr/
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2017年ツール・ド・フランス山岳賞のワレン・バルギル。

2018年にはSunwaveからエースとして迎えてくれたTeam Arkéa Samsicに移籍。

バルギルは、ボルタ・ア・カタルーニャでの大落車で骨折して以来の復帰レースをすでに行っている。このレースでは、他にも多くの犠牲者が~

 

チームの総合エースとしてツール・ド・フランスには間に合うのだろうか?

 

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落車続きのバルギル

http://www.cyclingnews.com/news/barguil-diagnosed-with-fractured-pelvis-following-catalunya-crash/

バリ~ニース第2ステージ

 

今年のバルギルは不運に見舞われている。

パリ~ニース第2ステージで首の椎骨を骨折。これが3月11日の落車で1度目の骨折

続く、ボルタ・ア・カタルーニャの最終ステージの大落車に巻き込まれたバルギル。

 

ボルタ・ア・カタルーニャの 犠牲者
主なライダーだけ
  • ロマン・バルデ(AG2R La Mondiale)
  • シモン・ゲシュケ(CCC Team)
  • マーク・ソレル(Movestar)
  • リチャル・カラパス Carapaz(Movestar)

多くのライダーが70キロ以上でクラッシュしてしまう。

 

クラッシュを避けるために私にできることは何もなかった。残念だが、もっと悪いことが人生では起こる。私はこのスポーツが好きです。すべての支持者、妻、家族に感謝したい。

私はただ我慢しなければならなくて、できるだけ早くトレーニングに戻る必要がある。

とバルギルはコメント。

Arkea-Samsicのチーム医師Jean-Jacques Menuetは詳しく説明。右股関節の腸骨の上部に変位していない骨折があり、14日の安静を取らせている。

これが2度目の骨折

 

復帰レースを無事にこなす

骨折も癒えて、3か月ぶりにバルギルはレースに復帰。

 

 

復帰第1戦は、Grand Prix de Plumelec-Morbihan (1.1)。

フランスのモルビアン県プリュムレック周辺で行われるワンデイレース。過去にはトマ・ヴォクレールが2度優勝。

 

コースプロフィールもほぼ平坦で距離は188キロ。

Boucles de l'Aulne - Châteaulin (1.1)

photo http://www.grand-prix-plumelec.com/

バルギルは、トップから16秒差の13位でフニッシュしている。

 

こちらゴールシーンだが、バルギルは全く映らず( ;∀;) ヘリがトップのBenoît Cosnefroy(AG2R) だけを追っている。6月1日のレース

続く復帰第2戦はBoucles de l’Aulne – Châteaulin (1.1)。こちらは66位でフニッシュ。

 

2019ツール・ド・フランスへの道

http://www.cyclingnews.com/news/barguil-battles-back-to-race-fitness-in-readiness-for-tour-de-france/

 

バルギルは、ツール・ド・フランスに出場するために、 クリテリウム・デュ・ドーフィネに出場。

ただ、今のところスタートリストには、バルギルとアンドレ・グライペルの名前しかない。

これまでのワレン・バルギルの成績を見てみると

ワレン・バルギル
  • 1998年10月28日生まれ フランス エンヌボン出身
  • 2013 アルゴス・シマノでプロデビュー
  • 2013ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ2勝
  • 2014ブエルタ・ア・エスパーニャ総合8位
  • 2015ツール・ド・フランス総合14位
  • 2016ツール・ド・スイス総合3位
  • 2017ツール・ド・ロマンディで骨盤骨折
  • 2017 ツール・ド・フランス総合10位 山岳賞獲得
  • 2018 Arkea-Samsic に移籍

 

なんといっても、Arkea-Samsicとしては、これまでの実績からチームのエースとして勝利を挙げてくれることを期待したはず。

しかし、2018ツール・ド・フランスではアラフィリップに2倍近い差で山岳賞も取れず。チームとしては、もうちょっと頑張ってくれよ~ といった感じでしょうね。

 

http://www.team-arkea-samsic.fr/warren-barguil-heureux-de-reprendre-a-maison/

困難な時期が過ぎた後、再びレースをすることができてとてもうれしい。攻撃的なワレンがそこにいることを証明したかった。私は攻撃的にレースする。

とバルギルはチームのウェブサイトでコメント。

 

実は、すでにバルギルの名前はアンドレ・グライペルと共にはツール・ド・フランスのスタートリストの中に入っている。

Arkea-Samsicとしては、アンドレ・グライペルでスプリント勝利。バルギルの活躍を期待しているはず。

グライペルのリードトレインとして2018イギリスナショナルチャンピオンのコナー・スウィフトも獲得している。

 

さらに、ナイロ・キンタナの移籍も噂されておりチームの成績向上も目指している。まあ、勝利数をもっとあげてポイントを稼がないと来年のツール・ド・フランスの出場もかかってますからね。

 

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