ようやくと言っていいだろう。
パーリーン・メリダがマーク・カヴェンディシュとの移籍契約を発表した。
マーク・カヴェンディシュは過去4シーズンを過ごしたDimension Dataから50％所有者である英国のモータースポーツ会社マクラーレンチームに参加する。
マクラーレンとカヴェンディシュは、HTC-Highroadに在籍した時にスペシャライズドのバイクを一緒に設計しており再提携する。
また、チームスカイ時代にカヴェンディシュのコーチだったロット・エリングワースがバーレーン・メリダのGMに就任しており、二人は再び一緒に戦うことになる。
ツール・ド・フランスに戻れるのか
チーム公式ツイッターでの発表。
It’s official! We are delighted to announce the signing of iconic British rider @MarkCavendish for the 2020 season.
Read more ➡️ https://t.co/6TftTfKrzG#RideAsOne #WelcomeCav pic.twitter.com/FEKqvO6f7Y
— Team Bahrain Merida (@Bahrain_Merida) October 25, 2019
ツール・ド・フランスでの30の勝利を含む、キャリアの中で驚異的な48のグランドツアーステージ優勝しているマーク・カヴェンディシュ。
2017年。マークはトレーニング中に原因不明の疲労を経験。 血液分析では、彼がエプスタイン – バーウイルスによって引き起こされる感染性単核球症(キス病)であることを明らかにした。
ここから、マーク・カヴェンディシュの長いスランプが続く。
2017年は1勝。2018年1勝。2019年は勝利なしに終わり、ツール・ド・フランスへの出場も逃してしまう。
だが、ようやく病気も改善に向かい身体の数値も安定してきた。ロードではないが、現在
6Day Londonでエリア・ヴィヴィアーニやカレブ・ユアンらと激しい戦いを繰り広げており、力が戻ってきているのは間違いがない。
マーク・キャベンディッシュのコメント
Doing my best impression of a camel earlier in the year for @MensHealthUK. 🐪https://t.co/KeCyJCv3Iy pic.twitter.com/BsD8hCjGdR
— Mark Cavendish (@MarkCavendish) October 21, 2019
マーク・カヴェンディシュはチームのサイトで以下のように語っている。
このチームに参加することは、私にとって長年の野望を実現することであり、非常に刺激的でやる気に満ちている。
夢が叶うとさえ言える。ロッドとの関係はずっと前に遡り、彼は私がライダーとして、そして人間として成長するのを助けてくれた。
新しいチームメイトに参加するのを待ちきれない。できる限りのことをして、来るとわかっている成功を達成するのを手伝います。
少し気になるのは、マーク・カヴェンディシュのためのトレインがあるのかということ。バーレーン・メリダはミケル・ランダとワウト・プールスをリーダーにグランツールに挑む。
仮にカヴェンディシュがツール・ド・フランスに出場出来たとして、ブレークアウトしてくれるライダーに人数を避けるのかが問題となりそうだ。
特に、来年のツール・ド・フランスのコースはスプリンターには厳しい。メンバーに選ばれるだけの実績を積まないとならないだろう。
契約はバーレーン・メリダによって公式に確認されているが、契約期間については明らかにされていない。
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