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2021シクロクロスワールドカップ第10戦ルッフェンの勝者は?

海外情報
Photo credit: hans905 on VisualHunt
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オランダで行われるワールドカップ第10戦は残念ながら観客はなし。昨年の中止よりは良いけれど、観客なしではライダーも応援がないので身が入らないだろう。

主催者も、観客なしでは入場料がないので赤字だ。

さらに、目玉となるマチュー・ファンデルプールも膝のケガによりレースを欠場している。

ワウト・ファンアールトはスペインで合宿中。かわりにイネオスのトム・ピドコックが予定追加して参戦する。

ビドコックはブームで7位、ヴァル・ディ・ソーレで3位となっており、上位が狙えそうだ。

 

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ワールドカップ第10戦ルッフェン

コースマップ photo ucicyclocrossworldcup

 

ルクフェンのシクロクロスでは、カルーセルが有名。

元ライダーのカミエル・ファン・デン・バーグ(現在は女性チーム777のスポーツディレクター)がコースを担当し、7年前にカルーセルを導入した。

どんなものかは、動画でみたほうがわかりやすい。

 

3kmのコースには、2つの階段、2つの橋、およびサンドボックスも用意されている。割と高速なレース展開となりそう。

 

1周目

クロス3戦目のトム・ピドコックは膝の調子は良いのかな。今年のクロスではマチューやワウトの後ろで常に3位となるのは嫌だと言っている。

 

スタートでは、トム・ビドコックの姿はどこにも見えない。相当後方だ。

 

スタートして20秒で大きな落車。吹っ飛んでいるライダーもいたが、全員走りだした。

 

それほど、難しいと思われるセクションがないので、一列棒状で進む。トップは、ラース・ファンデルハール。後ろはマチューの兄貴かな。

 

2周目

欧州チャンピオンジャージのラース・ファンデルハールはトップを譲らない。

 

2周目でエリ・イーゼルビットがトップに立つ。3番手にはロードでは、Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxで走る二人が並んでいる。

 

先頭が5人くらいに絞られてきそう。トム・ピドコックは9番手。

 

砂場で、ラース・ファンデルハールがエリ・イーゼル・ビットを抜き返す。

 

3周目

高速コースなので、走力のあるライダーが前に集まってきた。

 

こんなところをグルグル回っていたら、目がまわりそうだけど。トップは、舗装路でクイントン・ヘルマンス(TORMANS CYCLO CROSS TEAM)がトップに。

 

トム・ビドコックは7位まで上がってきた。トップに追いつきそうだ。

 

4周目

ゴール地点の舗装路のカーブでトム・ピドコックがトップに。追いついてすぐにトップ立つのが精神的にも強い。

 

このままトップを譲らないかもしれないな。

 

エリ・イーゼルビットが無理にピドコックを抜いた部分で落車してしまう。

 

ロードチームで走る3選手がトップに立って引っ張っている。これはロード向きのコースだ。

 

5周目

クイントン・ヘルマンスがトップにたつ。トム・ピドコック、コルネ・ファンケッセルと続く。

 

砂場を乗ったままクリアーしたエリ・イーゼルビットがトップを奪い返す。

 

6周目

今日は、コースが良いのか誰もバイク交換をしない。

 

2番手はトム・ピドコック。その後ろはマイケル・ファントーレンハウト。

 

エリ・イーゼルビットが少し間を開ける。

 

砂場で追いついたピドコックが直線で前に出る。

 

3人が少し抜け出しそうだ。

 

エリ・イーゼルビットがまたトップに立つ。隙があったらすぐに前に出る感じだ。

 

わずかなカーブでマイケル・ファントーレンハウトがトップにたった。2番手はトム・ピドコックに。

 

8周目

ワールドカップリーダーのエリ・イーゼルビットがまたもトップにたつ。

 

二人が前に抜け出した。トム・ピドコックは少し間を開けられてしまう。

 

トム・ピドコックは前に追いつかないと、ゴール勝負に絡めない。スプリントならばピドコックに勝ち目がある。

 

9周目

エリ・イーゼルビットはペースをあげて走る。トム・ピドコックとマイケル・ファントーレンハウトを引き離したい。

 

おっと、ビドコックが追いついて、一気に2位に上がった。

 

トム・ビドコックはエリの後ろについた。

 

もう射程圏内だ。

 

シケインでついにトム・ビドコックがエリ・イーゼルビットを抜き去る!

 

カーブを先に曲がったトム・ピドコックがスプリントをかける!

 

エリ・イーゼルビットが足を止めた。トム・ピドコックは3戦目でついに優勝。相当後方から追い上げてトップに立つのだから凄い足だ。

明日のナミュールもピドコックは走る。連勝となるとポイントもアップしてスタートも前になり楽になってくる。この調子ならば、連勝も可能だろうけどどうかな。

テレビを見ているマチュー・ファンデルブールやワウト・ファンアールトにプレッシャーをかけることになるだろう。

 

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リザルト

  1. トム・ピドコック(INEOS Grenadiers) 1:03:26
  2. エリ・イーゼルビット(Pauwels Sauzen-Bingoal) +0:03
  3. マイケル・ファントーレンハウト(Michael – Pauwels Sauzen – Bingoal)+ 0:08
  4. クイントン・ヘルマンス(TORMANS CYCLO CROSS TEAM):+0:12
  5. ラース・ファンデルハール (BALOISE TREK LIONS)+0:15
  6. トーン・アールツ (BALOISE TREK LIONS)+0:35
  7. ローレンス・スゥーク (PAUWELS SAUZEN – BINGOAL)+0:54

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