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独走山岳クライマーのヒュー・カーシーがEF Education Firstと再契約

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Photo Hugh Carthy instagram
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EF Education Firstのヒュー・カーシー25歳。

Cannondale-Drapac Pro Cycling Teamでワールドツアーデビューを果たして、更に2年の延長契約をEF Education Firstと交わした。

ヒュー・カーシーは今年ブレークした若手ライダーの一人。

なんといっても2019ツール・ド・スイス最終ステージでの100km独走勝利は衝撃過ぎた。

チームとしても来シーズン以降非常に期待の出来る選手であることは間違いがない。

 

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クライマーとして順調に成長

こちらはチーム公式ツイッターでの報告。

ヒュー・カーシーはTour Cycliste International du Haut Var (2.1)で総合3位を獲得して好調なシーズンをスタート。

ジロ・デ・イタリアでは上位陣にくらいつく積極的な走りを見せて3回のトップテンフニッシュ。ヤングライダー賞3位と総合11位でゴールし、チーム最上位の成績をおさめた。

そして迎えたツール・ド・スイス最終ステージ。前日のステージまでは総合47位という成績だったヒュー・カーシーが驚きの走りを見せる。

悪天候のために最終ステージは101.5kmに短縮。レースはスタート直後から登り始め逃げ集団の中からヒュー・カーシーは軽やかにアタック!

ゴールまで100kmを残してのアタックは間違いなく捕まると誰もが思っていたはず。

だが、追走集団も人数を揃えながらも追いつかない。

最後は、エガン・ベルナルとローハン・デニスの総合1位2位コンビが追いすがるもタイム差は1分を切ることなくヒュー・カーシーはそのまま独走勝利してしまう。

あまりにもあざやかで素晴らしかった。彼の初めてのワールドツアーレースでの勝利を飾るにふさわしい走りだった。

 

Photo Hugh Carthy instagram

彼はジロにつづいてブエルタにも出場したが第6ステージで鎖骨を骨折してしまう。このステージではチームのエースだったリゴベルト・ウランと共にレースを去り手術。

ただ、長引くことはなく1か月後のGiro dell’Emilia (1.HC)では46位で無事にレース復帰を果たした。

ヒュー・カーシーの成長は留まることを知らないだろう。傑出したクライミング能力は厳しいレースになるほど発揮される。

来シーズン以降のヒュー・カーシーはチームの今後を背負ってたつ希望の星となった。

 

こちらは、Tour de Suisse 2019 – Stage 9 ハイライト。100k独走。2位はローハン・デニス。3位は総合優勝のエガン・ベルナル。

 

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