昨夜は、ストラーデビアンケのレディスから始まり、ブエルタ・ブルゴス、そしてストラーデビアンケのメンズのレースと3レースをはしごして観戦。
見終わったら2時前。さすがに眠たかった~。
ストラーデビアンケのレディスでは、アネミエク・ファンフルーテン(Mitchelton-Scott)が最後に抜け出したけど、登りでよろける姿もあり、いかに厳しいレースであるかを思い知らせてくれた。
Trek – Segafredoなんかは、レース前に6台バイクを盗まれていて可哀そうだったが、代替バイクでエリザ・ロンゴボルギーニが5位に入っている。
ソロアタックは実らず
ストラーデビアンケの特徴はなんといってもダート区間のセクターが11箇所もあるところ。
ストリーミングが始まった時には、サイモン・クラーク(EF Pro Cycling)が逃げていた。タイム差は50秒程度。
かなりの距離をあけていたけど、後ろのグループが強力なため一人で逃げるのは困難。しかも気温は37度まで上がっている。
サイモン・クラークが捕まってから、今度はヤコブ・フルサンがアタック!
このまま行ってしまうのかという勢いだったが、フルグサングも捕まってしまう。
最後に残ったメンツが濃い。
- アルベルト・ベッティオール
- ヤコブ・フルサン
- グレック・ファン・アーベルマート
- ダヴィデ・フォルモロ
- ワウト・ファンアールト
ここにマチュー・ファンデルプールがいないのが残念。
残り70km地点で痛恨のパンクをしてしまい、8kmかけて復帰したけど力つきてしまう。このパンクがなければ展開はまた違っていただろう。
パンクしたのは登りで先頭に立っている時だったから、本当に勿体ない。10分遅れの15位でゴールという結果になってしまった。
次にアタックしたのは、マキシミリアン・シャフマン。それを追撃したのはワウト・ファンアールト。
二人は、前にいる4人と少し間をあけあけてから、アタックしたために、一気に差を開く。
この二人なら、決まったかなと思ったのですけど。
後ろからは、アルベルト・ベッティオールが追走して、グレック・ファン・アーベルマートが脱落。
だが、この二人の逃げも10秒以上は広がらない。まあ、逃がす訳がない。
最後のダート区間でアタックしたのは、ワウト・ファンアールト!
彼は、後ろから迫るダヴィデ・フォルモロとマキシミリアン・シャフマンとのタイム差を広げていく。
だが、10秒くらいでずっと広がらないでいた。これは追いつかれるなあ~と見ていたのですが。
追っている二人のローテーションが何かぎこちない。二人は1年前までチームメイトだったはず。仲が悪いのか?
結局、タイムは広がる一方でワウト・ファンアールトの素晴らしいソロアタックは成功した。
最後の上り坂で私が恐れなければならなかった人は本当にいなかったかもしれないが、攻撃は常に最高の犯罪だと思う。
前の版からの攻撃はここでは決して不利ではないことを知っていたので、下り坂で攻撃を開始し、急な部分では少し有利だった。そこからは、マンツーマンの戦いで、うまくいった。
ある程度計算してたのでしょうけど、一度シャフマンと逃げているので足は使っていたはず。見事だった。
3年前の初出場では最後に足がつってこけていた姿とは大違いだ。
ゴール手前でパタッとこけている。
1年前のツール・ド・フランスでの大けがから見事に完全復活を果たした。本当にカッコよかった。
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