ツール・ド・ポローニュ。Tour de Pologne(2.UWT)
2020年の第1ステージでは、ファビオ・ヤコブセン(当時Deceuninck – Quick Step)がディラン・フルーネウェーヘン(当時Team Jumbo-Visma)にフェンス際に追いこまれてゴールで大落車が発生。
プラステックのゲートは簡単に壊れてしまいファビオ・ヤコブセンは選手生命にかかわる事故となる。これを受けて、ディラン・フルーネウェーヘンは、9か月の出場停止。
ファビオ・ヤコブセンは何度も手術を繰り返して、ついに2022ツール・ド・フランス出場に。ディラン・フルーネウェーヘンと共に1勝ずつを上げている。
この事故を受けてUCIは、以降ゴールレイアウトの規則を変更。そして、ポローニュも、下りゴールから登りゴールへと変わっている。
過去の優勝者
-
2024 ヨナス・ヴィンゲゴー
-
2023 マテイ・モホリッチ
-
2022 イーサン・ヘイター
-
2021 ジョアン・アルメイダ
-
2020 レムコ・エヴェネプール
-
2019 パヴェル・シヴァコフ
-
2018 ミハウ・クフィアトコフスキ
-
2017 ディラン・トゥーンス
-
2016 ティム・ウェレンス
-
2015 ヨン・イサギレ
-
2014 ラファウ・マイカ
第1ステージ ヴロツワフ~レグニツァ 199.7km

コースプロフィール photo tourdepologne
基本平坦ステージ。最後もわずかに登っているようなので安心。
- スプリントポイント Kąty Wrocławskie
- スプリントポイント Środa Śląska
- スプリントポイント Prochowice
- 3級山岳 Prochowice (1.3 km・1.6%)
注目のライダーは
- Team Visma | Lease a Bike オラフ・コーイ、マシュー・ブレナン
- Alpecin – Deceuninck クイントン・ヘルマンス、ティモ・キーリッヒ、ファビオ・ファンデンボッシュ、スタン・ファントリヒト
- Arkéa – B&B Hotels フロリアン・セネシャル
- Bahrain – Victorious ペッリョ・ビルバオ、ジャック・ヘイグ、アントニオ・ティベッリ
- Cofidis
- Decathlon AG2R La Mondiale Team サム・ベネット、ドリアン・ゴドン、ポール・ラペイラ
- EF Education – EasyPost マライン・ファンデンベルフ
- Groupama – FDJ レミ・カヴァニャ、シュテファン・キュング、ティボー・ゲルナレック
- INEOS Grenadiers ミハウ・クフィアトコフスキ、ボブ・ユンゲルス、マグナス・シェフィールド、ベン・ターナー
- Intermarché – Wanty ヘルベン・タイッセン
- Lidl – Trek アンドレア・バジオーリ、バウケ・モレマ、マティアス・ヴァチェク
- Movistar Team ダヴィデ・チモライ、ダヴィデ・フォルモロ、フェルナンド・ガビリア、ロレンゾ・ミレジ、テスファチオン・ナトネル
- Red Bull – BORA – hansgrohe フィン・フィッシャーブラック、ダニエル・マルティネス、マキシム・ファンジルス
- Soudal Quick-Step イーサン・ヘイター、ポール・マグニエ、キャスパー・ピーダスン
- Lotto エリア・ヴィヴィアーニ、ライオネル・タミニオー
- Team Jayco AlUla フィリッポ・ザナ、クーン・ボウマン
- Team Picnic PostNL クリス・ハーパー、ティモ・ローセン
- Israel – Premier Tech ジョージ・ベネット、マルコ・フリゴ、マシュー・リシテーロ、イーサン・バーノン
- UAE Team Emirates – XRG ヤン・クリステン、ラファウ・マイカ、ブランドン・マクナリティ、フロリアン・フェルメルシュ
- XDS Astana Team アルベルト・ベッティオル、マックス・カンター、イーデ・シェリング、ディエゴ・ウリッシ
- Tudor Pro Cycling Team アーヴィッド・デクレイン、ヤニス・ヴォワサール
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
雨のレース。

ニュートラルスタート。

オフィシャルスタート。
4人の逃げ

4人が逃げている。
- ラース・ボーヴェン Alpecin-Deceuninck
- ドナヴァン・グロンダン Arkéa – B&B Hotels
- ナダヴ・ライスバーグ Israel – Premier Tech
- パトリク・ストシュ Voster ATS Team

残り169.6kmで1分21秒差。集団はTeam Visma | Lease a Bikeが引いている。

先頭は3人に。
- ラース・ボーヴェン Alpecin-Deceuninck
- ドナヴァン・グロンダン Arkéa – B&B Hotels
- パトリク・ストシュ Voster ATS Team

大きな落車。雨が降っている。
スプリントポイント Środa Śląska

スプリントポイントを通過。
- ドナヴァン・グロンダン Arkéa – B&B Hotels 3ポイント・3秒
- パトリク・ストシュ Voster ATS Team 2ポイント・2秒
- ラース・ボーヴェン Alpecin-Deceuninck 1ポイント・1秒

残り123.1kmで2分4秒差。

ポーランド選抜のパトリク・ストシュは、2015年から2019年までCCC Sprandi Polkowiceに在籍。キャリア4勝をあげている。

Arkéa – B&B Hotelsのドナヴァン・グロンダンがパンク。

タイム差が1分しかない。時速50km/hで走っている。

ドナヴァン・グロンダンは追いついた。

残り56.4km。タイム差は47秒。
スプリントポイント Prochowice

スプリントポイントを通過。

先頭は二人に。

残り49.9kmで47秒差。

集団が後ろに。

2人は残り38kmで捕まった。

残り36.7km。Team Visma | Lease a BikeとSoudal – Quick Step、後ろは INEOS Grenadiersの並びに変わりはない。

残り23km。
3級山岳 Prochowice (1.3 km・1.6%)

Lidl – Trekのバウケ・モレマがアタック。

バウケ・モレマが2級山岳のポイント獲得。
- バウケ・モレマ Lidl – Trek 3ポイント
- ポール・マックス Team Picnic PostNL 2ポイント
- マックス・ウォーカー EF Education-EasyPost 1ポイント

残り6km。Team Visma | Lease a Bike先頭。

残り3.8km。

残り2km。

落車があり、先頭が薄くなる。

残り1.1km。

ゴールになだれ込む。

残り300m。Intermarché – Wantyが先頭に。

アシストが外れていく。

Intermarché – Wantyが先頭のまま。

残り200m。

残り150m。Team Visma | Lease a Bikeのマシュー・ブレナンがオラフ・コーイをリードアウトしている。

Team Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイがようやく先頭に。

追い込んでくるのはSoudal – Quick Stepのポール・マグニエだ。

2人がハンドルを投げたが~。

オラフ・コーイが先着だ~!
オラフ・コーイは、2025 ジロ・デ・イタリア第21ステージ以来の勝利。今シーズンの6勝目を飾っている。明日はリーダージャージで出走となる。
リザルト

優勝したTeam Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイ(チーム公式サイトより)
この勝利でチームに報いることができてうれしい。スタートから全員が貢献してくれた。ラスト1キロの混乱にもかかわらず、私たちはうまく計画を遂行した。
混乱の中で一時はお互いを見失ったけど、ちょうどいいタイミングで前に出ることができた。ここでステージ優勝するのは4年連続だ。このレースにはすでにたくさんのいい思い出があるから、またひとつ加えられてうれしいよ。
第1ステージ リザルト

総合

ポイント賞
山岳賞


コメント