Soudal – Quick Stepとの合併話がとん挫したJumbo-Visma。
すでにJumboはメインスポンサーから撤退することが決定しており、引き続きVismaはスポンサーを続ける。
新しくタイトルスポンサーに加わるのはPon傘下のLease a Bike。
Ponは自転車メーカーとして世界的に事業を展開しており、Cannondale、Cervelo、Gazelle, Focus, Kalkhoffなどのブランドを取り扱っている。
Visma – Lease a Bike
Lease a Bikeは、これまでもJumbo-Vismaのジャージに名前が書かれていた。上の写真はヨナス・ヴィンゲコーだけど、胸の上に小さいけれど名前がある。
Lease a Bikeは、企業向けの自転車リースの会社。Ponはこのビジネスがさらに発展すると考えているようだ。
これで、Jumbo-Vismaの将来は安泰となる。しかし、予算が昨シーズンより増えるのかどうかはまだわからない。
関係者は、2024年の予算は2500万ユーロから3000万ユーロ(約47億円)だと話している。
2025年、オンラインギャンブル企業のスポーツスポンサーは2025年7月1日までしか認められていないため、Jumbo-VismaのスポンサーBetcityの損失も吸収しなければならない。
それ以降は、オンライン・ギャンブル企業はスポンサーシップによる広告を出すことができなくなる。
ノルウェーのビジネスソフトウェアおよびITブランドのVismaはタイトルスポンサーとして残り、1,200万ユーロの投資を行うことを明らかにしている。
Amazonが1500万ユーロでタイトルスポンサーとなる話は直前でAmazonが撤退している。大きな予算を出してくれる多国籍企業を探すのは容易ではない。
あとは、Lease a Bikeの親会社Ponがどこまで、予算を出してくるかで来シーズンの予算額が決まりそうだ。
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