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チーム名問題で大物スポンサー撤退か?Israel – Premier Techに激震

海外情報
UnsplashPeggy Sue Zinnが撮影した写真
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Israel – Premier TechのバイクブランドであるFactorは来シーズン、チーム名からイスラエルの名前がなくならないならばスポンサーから撤退すると言っている。

まあ、ブランドとしては当然の判断かもしれない。

 

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チーム名変更となるのか

 

この問題の核心は、チーム名に含まれる国家の名前だ。

Factorは、現在のチーム名にこの名前が入っていることに納得がいっていない。 これまで、多くのチームはメインスポンサーの名前をチーム名に冠してきた。

例えば、今年のツール・ド・フランスでも大活躍したTeam Visma | Lease a BikeやUAE Team Emiratesなどがその代表例だ。

しかし、今回のケースは単純なスポンサー間の衝突ではない。これは私が購読している新聞でも取り上げられていたけれど、ブエルタ・ア・エスパーニャの最終ステージが中止に追い込まれたことだ。

 

Factorはチームに対し、イスラエルの名前を外すか、あるいはチームのファーストネームから外すことを求めているとのこと。

もしこの要求が受け入れられない場合、彼らは来シーズンからの機材供給を停止する構えを見せている。

Israel – Premier Techの選択は? 

Factorの要求を拒否し、チーム名を維持する。 この選択をすれば、チームは来シーズンから新たな機材スポンサーを探す必要が出てくる。これは非常に厳しい。わざわざ問題のあるチームのスポンサーなどするブランドなどないだろう。

Factorの強い姿勢は、当たり前の話だ。Gazprom – RusVeloが締め出された時には、LookとCORIMAがすぐに撤退した。

 

チームにイスラエルの名前が入ったのは2017年のIsrael Cycling Academyからだ。この時にはシルヴァン・アダムスはイスラエルの宣伝の意味もあり入れていた。イスラエルからの資金提供はないと言われている。

でも、今は違う。ここまで叩かれて幹部は殺害予告までされていると言われているのに、こだわるのか。

それでもチーム名変更しないのであれば来シーズンは厳しいものになる。10月15日が来シーズンのライセンス申請の1回目の期日だと思うが、Israel – Premier Techは来シーズンはワールドチームに戻る。

自動的に全てのワールドツアーに参加となるが、各レース主催者はIsrael – Premier Techの参加を快く思っていない。このままでは、厳しいものになるだろう。

 

コメント

  1. よかあし より:

    メンバー総入れ替えでUAEのセカンドチームになるしかないのでは?
    コルナゴももっと供給したいみたいですし。

    ごく一部の海外の記者が言ってるだけなのでファンタジーの域なのかも知れませんが、水面下で事は進んでいるかも‥

    • ちゃん より:

      そんな噂もありましたね。UAE Team Emirates – XRGのセカンドチームでも相当強そう。Israel – Premier Techはデレク・ジージー、マシュー・リシテーロも移籍ではポイントも稼げそうもないし。
      ステューブン・ウィリアムズも復帰がいつになるやら。

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