第15ステージのあざやかなアタックでリーダージャージを獲得したハビエル・サラダ。
18ステージにもおよんだベトナムのHTV CUPは35秒のリードを奪ったまま、ハビエル・サラダが総合優勝を飾った。
チーム力の高さ
第15ステージ以降は、大きな山岳もなく市内クリテリウムにゴールも平地と言ったコースだったので、ハビエル・サラダは無難に走っていた。
チーム内のメンバーの力も高く、逃げにはかならずチェックに一人は入っている状態。ゴール前ではかならずチームの誰かがアタックをかけて勝利を狙っていた。
最終的に、4位以内の3人はThan Pho Ho Chi Minhのチームメイトで占められている。チームタイムトライヤルでも群を抜いていたように、チーム力の高さもあるので有利なレース展開となっていた。
ハビエル・サラダはサーベロ
ハビエル・サラダのチームが乗っているのはサーベロ。ディスクモデルではなくてリムブレーキだ。
ベトナムで走る実業団選手はほとんどリムブレーキ。ディスクブレーキで走っているチームは1チームだけだったように見えた。
セラミックスピードのビックプリーを使用。
BBもセラミックスピードだ。結局山岳賞も総合も一人で取ってしまった。山岳賞については第5ステージからずっと。
着実に山岳ポイントはレース毎に積み重ねていた。多分、どこかのステージで一人逃げしていたら最初からリーダージャージも着れていたかもしれない。
ただ、べトナムのレースなのでベトナム人が活躍しないとテレビ放送もあるので最初からずっと勝ちっぱなしでは問題あるかもしれない。
今回、ベトナムに18ステージもあるレースがあることを初めて知った。テレビ放送も最初から最後までしっかりとあり、ステージの後にはDJに乗ってチアガールのダンスに歌手のステージ。
表彰式までしっかりと運営されている。観客は最初は少なかったが、最後のほうのレースは山盛りの観客で沿道があふれていた。
テレビでは、あとは残り距離とか逃げとのタイム差を表示してくれると助かる。それと総合順位のタイム差などもHPをみないとわからないのは不便なので改善してくれると助かる。
とても、ローカル色満載でいいレースだ。特にずっと流れているバックの曲がベトナムぽくって気に入った。また、来年も是非見てみたいレースだ。
1 | Javier Sarda Perez (Than Pho Ho Chi Minh) | 54:37:12 |
2 | Nguyen Tan Hoai (D. Domesco Dong Thap) | 0:00:35 |
3 | Nguyen Thang (Thanh Pho Ho Chi Minh) | 0:00:44 |
4 | Nguyen Truong Tai (Thanh Pho Ho Chi Minh) | 0:00:45 |
5 | Loic Desriac ( Bikelife Dong Nai) | 0:01:44 |
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