ストラーデビアンケが延期となったことでライダーは代替のカレンダーを探して切り替えている。
パリ~ニースは開催されるので、ストラーデビアンケに出場できなくなったサガンとワウト・ファンアールトがこちらに出場することになった。
ワールドツアーチーム5チームがパリ~ニースに出場しないので、有力選手の参戦は嬉しいニュースとなる。
サガン
Statement: We trust the health authorities of the individual countries and will act according to their guidelines. Thus, we assume there is no elevated risk for our riders or staff competing in the upcoming races. We are evaluating this changeable situation as it progresses. pic.twitter.com/7lSxwt16Z7
— BORA – hansgrohe (@BORAhansgrohe) March 5, 2020
サガンは春のクラシックシーズンにあわせて、コロンビアでトレーニングを行っていたのに、大きなスケジュール変更を余儀なくされた。
トレーニング明けで最初に出場するはずだった、ストラーデビアンケが延期となったことは大きな痛手だろう。
サガンのレーススケジュールから、ティレーノ〜アドリアティコとミラノ~サンレモは既に消えている。
3月に代わりに出場するレースは、ベルギーで行われるE3 BinckBank ClassicとGent-Wevelgem in Flanders Fieldsに変更となった。
サガンがパリ~ニースに出場するのは2011年以来となる。2010年にはLiquigas – Doimoから出場して2勝をあげており20歳だったサガンはここからブレークスルーを果たしている相性の良いレースだ。
2012年以来、サガンはティレーノ〜アドリアティコを選択していた。
ワウト・ファンアールト
ワウト・ファンアールトがパリ~ニースに出場するのは初めてとなる。
第4ステージでは15.1kmの個人タイムトライヤルもあり、彼のTTでの回復具合がわかるステージとなるだろう。
世界選手権個人タイムトライヤの代表をビクトール・カンペナールツと争うことになるので、ここでの成績は重要となるはずだ。仮にジロ・デ・イタリアが開催されないということになると、検証するTTレースもなくなってしまうから。
パリ~ニースでは、19チームがスタートラインに並ぶ。例外的な状況を考慮して、追加の招待が2つのUCI ProTeamに拡張された。
- B&B Hotels-Vital Concept
- Circus-Wanty Gobert
2チームが追加。
参加しないワールドツアーチームは
- Astana
- Team INEOS
- Mitchelton-Scott
- CCC Team
- UAE-Team Emirates
チームメンバーの数も7名から8名へと増加して人数調整をする。これまでスタートラインに名前のなかった、ロマン・バルデ、エリア・ヴィヴィアーニ、マイケル・ウッズなども出場を決めている。
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