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2025 ミラノ~サンレモ タデイ・ポガチャルはチップレッサとポッジョの記録を更新したのか?

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Photo credit: Photos By Clark on VisualHunt.com
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2025ミラノ~サンレモは、6時間22分53秒。平均速度はで45.288 km/hだった。

これは前半の雨も影響している。では、勝負をきめる二つの峠、チップレッサとポッジオでの記録をどうだったのだろうか。

 

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チップレッサの記録

 

ヨナタン・ナルバエスから発射されたタデイ・ポガチャルは爆走。

頂上手前でマチューが先頭交代する場面もあったけれど、ティム・ウェレンス、ヨナタン・ナルバエス、タデイ・ポガチャルが作り出した記録と言っても良いだろう。

 

  1. 2025:5,7 km@4,1%—8:55—average speed 38.36 km/h(タデイ・ポガチャル・マチュー・ファンデルプール・フィリッポ・ガンナ)-RECORD
  2. 1996:5,7 km@4,1%—9:19—average speed 36.71 km/h(Colombo-Gontchenkov)
  3. 2024 5,7 km@4,1%—9:26—average speed 36.25 km/h(40 riders peloton)
  4. 1999:5,7 km@4,1%—9:28—average speed 36.13 km/h(Marco Pantani)

 

今回ついにチップレッサの9分切りを達成している。この記録については、ミラノ~サンレモの公式Xでは8分45秒とも書かれている。

また、タデイ・ポガチャルのStravaでは8分59秒だったと。まあ、測定位置によって記録は少し変わることになる。

UAE Team Emirates – XRGは、すでにタデイ・ポガチャルがモーターバイクペーサーで何度も9分を切っていたことを公表しているが、実際のレースで破ったのだから凄い。

1996年の記録を24秒も更新。これではついてこれるライダーがマチュー・ファンデルプールとフィリッポ・ガンナだけだったのも納得がいくタイムだ。

 

ポッジョの記録

 

今回はチップレッサからすでに3人が逃げ始め、平坦でも全く追いつかせることなくタイム差を広げてポッジョに到達。

タデイ・ポガチャルは、麓からアタックを仕掛けた。

 

  1. 2024年 –タデイ・ポガチャル、マチュー・ファンデルポール5:39 (39.29km/h)
  2. 2023年 –マチュー・ファンデルポール5:40 (39.18km/h)
  3. 1995年 – マウリツィオ・フォンドリースト、ローラン・ジャラベール 5:46 (38.5km/h)
  4. 2019 –ワウト・ファンアールト、ジュリアン・アラフィリップ、ミハウ・クフィアトコフスキ、オリバー・ネーセン、サガン、マッテオ・トレンティン、アレハンドロ・バルベルデ5:50 (38.06km/h)
  5. 1998 – アルベルト・エリ 5:51(37.95) km/h)
  6. 2025年 –タデイ・ポガチャル、マチュー・ファンデルポール5:55(37.52km/h)
  7. 2020 –ジュリアン・アラフィリップ5:55 (37.52km/h)
  8. 2017 –ジュリアン・アラフィリップ、ミハウ・クフィアトコフスキペーター・サガン5:55 (37.52km/h)
  9. 2000 – ピーター・ファン・ペテヘム、ダヴィデ・レベリン、アンドレイ・チミル5:56 (37.42km/h)
  10. 1994 – ジョジオ・ファーラン 6:01 (36.90 km/h)
  11. 2001 – ミケーレ・バルトリ、ガブリエレ・コロンボ、ピーター・ファン・ペテヘム、ロベルト・ペティト、ダビテ・レベリン 6:02 (36.80km/h)

 

今回は5分55秒で歴代6位に相当。昨年の最速タイムよりも16秒遅い。ほとんどタデイ・ポガチャルが引いており、マチューが前に出たのは2度ほど。

フィリッポ・ガンナは8秒遅れの6分3秒で通過している。記録は集団で作ったものではなく、二人で走った記録なので、これも凄いことだ。

タデイ・ポガチャルは、最大パワーが数ワット足りなかったというけれど、来年以降更にパワーアップしたら記録は更新されるかもしれない。

その時には、誰もついていけないしれない。タデイの夢の実現となるかも。

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