ロードバイクの情報を発信しています!

2026 ツール・ド・フランス第20ステージ : タデイ・ポガチャルは何故アイザック・デルトロをアシストしたのか?

海外情報
この記事は約4分で読めます。

第20ステージを終え、5度目のツール・ド・フランス総合優勝をほぼ手中に収めたタデイ・ポガチャル。

この過酷なクイーンステージで彼が見せたのは、メキシコ人初の表彰台とマイヨブラン(新人賞)獲得を懸けて戦う若きチームメイト、アイザック・デルトロへの献身的な走りだった。

ポガチャルはデルトロを愛弟子のように思っているようだが、マイヨジョーヌ着用者が自ら身を粉にしてまでアシストする姿は驚嘆に値する。

圧倒的なリードを持つ絶対王者は、なぜそこまでして若きチームメイトのために走ったのだろうか。

 

スポンサーリンク

逃げを狩るマイヨジョーヌの走り

 

フェリックス・グロスチャートナーがいなくなると、マイヨジョーヌを着用したタデイ・ポガチャルが、残り61kmから自ら集団を引いた。

5分30秒以上あったタイム差を削っていく。まさに前を行く逃げを狩っていく走りを見せた。

上記動画ではアイザック・デルトロの呼びかけにタデイ・ポガチャルが反応。あごで指示している(笑い

どっちがアシストなんだか。

 

 

Decathlon CMA CGM Teamの二コラ・プラドムが前に出ると、タデイ・ポガチャルが抜き返すシーン。二コラ・プラドムは睨まれたと。

 

 

ゴール前の登りでアイザック・デルトロが遅れると、レムコ・エヴェネプールを先に行かせてアシスト。そのままゴールまでアイザック・デルトロをアシストした。

史上最大のマイヨジョーヌのアシストだ。

 

アシストしてくれた恩返し

 

今日のレースではアイザック・デルトロをアシストして手をつないでフィニッシュしましたが、いかがでしたか?

みんなは僕がアイザックのポディウム獲得を助けたって話すかもしれないね。でも、まずは彼が僕にマイヨジョーヌをもたらしてくれたんだ。

チームのみんなはさらに助けてくれた。平坦ではいつもニルスやフロリアンが引いてくれ、ティムはどこでもロードキャプテンとして動き、フェリックスは常に的確な判断を下してくれた。

アダムはいつも自分を犠牲にしてくれたし、ブランドンも最初からそうだった。今までの日々を忘れることはできないよ。

だから今日は、最後の1時間半から2時間、彼のために走れたのは光栄だった。喜んでやったし、誰かのために働くのがどれだけ大変かも実感したよ。

アイザックと手をつないでエル・トリト(闘牛)のポーズをしながらフィニッシュラインを越えられたのは特別だった。こうやって一緒にフィニッシュできたことは、本当に記憶に残る達成だと思う。

 

今年のツール・ド・フランスも残り88kmとなりましたが、見事な形での総合優勝を手にしたと言っても過言ではないでしょうか?

そうだね、今年のツールは本当にうまくいったし、チーム全体がすごくいい走りをしてくれた。ライバルたちに不運があったのも事実だけどね。

3週間のツールでは色々なことが起こるけど、チームのみんなと一緒に乗り越えることができたよ。明日はパリでの最後の88kmになるから、最後にもうひと仕事だね。

 

あなたは根っからの勝負師ですから、昨年とは違って明日のステージも勝ちに行きたいのではないですか?

明日どう感じるか見てみないとね。リスクは冒さないよ。でも今年はワウトがいないから、モンマルトルを含むコースでの強敵が一人少ないのは確かだ。

大きな目標ではないけど、もし脚の調子が良くて、リスクを冒さずにいけるなら、挑戦してみるかもしれないね。

 

タデイ・ポガチャルがリスクを冒してモンマルトルで前にくると、またステージ優勝の機会を他の選手は奪われそう。ワウト・ファンアールトの代わりと言えば~。

まあ、最終ステージも最後まで目が離せない展開となりそうだ。

 

コメント

  1. りうさん より:

    こんにちは。

    最終週の天王山はまたもやポガチャル自らのシナリオによるポガチャル劇場でしたね。
    皮肉な言い方でごめんなさいなんですが、どうにもお腹一杯で引き気味の私なのでした笑

    もちろんロードレースのシステムは理解してますし、彼らがレギュレーションに触れてしまってる訳でもない。むしろUAEのチームにとっては素晴らしいことですしね。
    でもなぁ…ちょっとモヤッてる人いないですかね?私だけですかひねくれものは?笑

    選手間がギスギスしててクレイジーなバチバチ火花が散ってる…そうでないと落ち着かない古ーい化石のようなファンの愚痴で失礼しました…。

    • ちゃん より:

      多分ですが、昔のエディ・メルクスの時代もおなじような感じだったのかな。
      まあ、それにしても今年のタデイ・ポガチャルは強かった。チーム自体も強すぎる。あの少人数が大逃げをつぶしていくのだからどうしようもないですね。

      あまりにも、レベルが違うと作戦が通用しなくなるのでいかんともしがたい感じでしょうか。最終ステージまで取られたら~。コース設計を見直して貰いたい感じです。

  2. りうさん より:

    ああーっグチグチにお付き合いして頂きすみません汗

    仰る通り、ポギさまが強すぎる故なのですよね。
    それも異次元クラス、宇宙レベルときてる…

    強い選手・チームが勝ちを独占するのは当然です。
    それをつまらないと思ったことはないのです。
    ただ異次元の強さが、別のシナリオを描いているような気がしてですね…
    観戦する自分が勝手にフィルターをかけてしまうんです。

    ともかく終わりましたね笑
    いろいろ愚痴りましたが、どんなスーパースターがいようがシナリオがあろうが走り抜いた選手たちのリアル。
    これを見失わずにいようと思いました。

タイトルとURLをコピーしました