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ワウト・プールスがTeam INEOSを去り、バーレーンメリダでリーダーシップを発揮

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Photo Wout Poels instagram
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Team INEOSの重要なアシストであったワウト・プールスがチームを去ることになった。

今年のツール・ド・フランスでは、山岳でアシストを努めるミハウ・クフィアトコフスキが暑さと疲労で役に立たなかった。

 

そんな中で、山岳で最後までエガン・ベルナルの山岳アシストを努めたのがワウト・プールスだ。

グランドツアーでも重要なアシストだったワウト・プールスは、今度はバーレーン・メリダでミケル・ランダと共に指導的役割となる。

 

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バーレーン・メリダは歓迎

バーレーン・メリダでは、さっそくワウト・プールスの移籍を報道。

バーレーン・メリダは、ワウト・プールスをマクラーレンが誇る風洞実験室に招待。

マクラーレンは、チームの50%の共同事業パートナーとなり、2020年からはチームの名前にマクラーレンが入ることになる。

10月1日からは、元チームスカイのコーチ兼パフォーマンスディレクターだった、ロッド・エリングワースがGMに就任する。

 

当然、チームスカイ時代に、エリングワースとワウト・プールスは繋がりがあり再会を果たした形となる。

ワウト・プールスをチームに誘ったのも、ロッド・エリングワースだ。

マクラーレンは、F1で培った技術で、機器・人間のパフォーマンス・データ分析・運用の卓越性が見込まれ、知識と技術の応用は、間違いなくチームを前進させる。

それに、ロッド・エリングワースのチームを率いる知識があわされば、強力なチームとなることは間違いない。

 

ワウト・プールスの活躍

Photo Wout Poels instagram

山岳でのアシストの活躍が目立つワウト・プールスだが総合力もある。

クリス・フルームが クリテリウム・デュ・ドーフィネでクラッシュした時に、一緒に走っていたのもワウト・プールスだ。

その クリテリウム・デュ・ドーフィネではクリスに捧げる勝利を上げている。

 

2011年にVacansoleil – DCMでワールドツアーデビュー。

1年目でツールとブエルタに出場。実に99レースも走っている。

最大の勝利は、2016年のリエージュ~バストーニュ~リエージュでの優勝。

クリテリウム・デュ・ドーフィネ、ツアー・オブ・ブリテンなど数々のステージで優勝を飾った。

14回のグランドツアー出場で、山岳での強さを生かし、クリス・フルームが勝利するのを何度もアシストしている。

ワウト・プールスは、グランドツアーや、ディラン・トゥーンスとのアルデンヌクラシックで、チームのリーダーシップをミケル・ランダと共有する可能性もある。

ワウト・プールスの膨大な経験はチームにとって貴重な戦力となるはずだ。

ワウト・プールスはアシストという立場から、今度はチームを指導する立場で走ることになる。

さて、リーダーを任された場合に十分に力を発揮できるかが問題だ。

今回のブエルタでも、テイオ・ゲイガンハートとダブルエース体制でのぞんだが、疲労の為か早々に失速してますしねえ~。

来シーズンのワウト・プールスの走りに注目しておきましょう。

 

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