RidleyとEddy Merckxはスポンサーシップ契約を再交渉する。
コロナによる影響で、シーズン終了後にはスポンサーシップ契約を解除する方向で話は進んでいるようだ。
こうなると、現在バイクスポンサー契約しているチームは苦境に立たされることになる。
Ridley
Ridleyに乗っているのはLotto-Soudal。カレブ・ユアンにフィリップ・ジルベール、トーマス・デヘントなどワールドツアーライダーが乗っている。
UCI ProTeam Bingoal Wallonie-BruxellesもRidleyバイクに乗っている。
Lotto-Soudalのスポンサーシップのために、Ridleyはさまざまなロードバイクを提供する必要があるだけでなく、国際的な宣伝費用も支払っている。
CEOは昨年のインタビューで200万ユーロ(約2億3千万円)に達した金額について話している。これはかなりの金額だ。
シクロクロスで活躍しているPauwels Sauzen-Bingoalチームだけが、来年Ridleyのバイクに乗ることができると確信している。契約は2021年の終わりまで実行される。
Lotto-Soudalは、現在給料の削減などに取り組んでおり、更にスポンサー問題勃発でピンチを迎えることになってしまった。
Eddy Merckx
フランスのチームAG2R La Mondialeは、FactorからEddy Merckxに乗り換えて2シーズン。
チームになじんできた頃だったのだけど。
2019ツール・ド・フランス最終戦ではオリバー・ナーセンがスチールバイクで走ってスポンサーに貢献していたけど。
Eddy Merckxは2014年に残りの株式を売却しており、現在RidleyのRace Productions NVによって所有されている。
AG2R La Mondialeとは2シーズンの契約だったが、更にオプションで2年の契約も提供されていた。これから話し合いとなるだろう。
少し前にコルナゴがアブダビ投資ファンドChimera Investments LLCに売却している。
そして、CCC TeamのバイクスポンサーであるGiantも第1四半期の収益が16%減少したと報告しており苦戦しているバイクメーカーも多い。
逆に店舗販売のないダイレクト販売をしているCANYONなどは収益を伸ばしている。さて、この問題どうなるのだろうか?
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