ル・サミンのレースでは、バート・ファンレルベルフ(Deceuninck-Quick Step)が鎖骨骨折をしてしまいリタイヤとなってしまった。
Deceuninck-Quick Stepでは、落車によるリタイヤが続いている。
ミッケルフレーリッヒ・ホノレは、フランスで行われた、Royal Bernard Drome Classicのワンデイレースで背中を骨折してリタイヤ。
Deceuninck-Quick-Stepは連続してケガ人が出ておりチームとして戦力ダウンが避けられない。
ゴールまで90kmの地点での落車
ル・サミンのコースはベルギーのエノー州で開催されており、石畳も頻繁に出てくるベルギー特有のコース。
1968年に開始された時は、グランプリ・ド・フェイ=ル=フラン(Grand Prix de Fayt-le-Franc)と呼ばれていた。
第1回優勝者のジョゼ・サミンが1969年にベルギーのジンヘムで開催されたクリテリウムレースで事故にあい23歳でなくなった。
これにより1970年からサミンを偲んでル・サミンと改名されている。
昨年の優勝者はフロリアン・シャネル。2018年の優勝はニキ・テルプストラとDeceuninck-Quick Stepが連続して優勝している。
チームとしては、連続して優勝したいのは当然。メンバーには昨年優勝のフロリアン・シャネルもおり、当然優勝を狙ってレースを進める。
ゴールまで90kmとなった地点で、集団に圧力をかけていた時。バート・ファンレルベルフは道路脇の列におり、道路の溝に落ちたようだ。
バート・ファンレルベルフは今シーズン、コフィディスから移籍しており、ここまでアルバロホセ・ホッジのアシストをしている。
Feliz de correr otra vez en Bélgica 🇧🇪❤ Le deseo una pronta recuperación a mi gran compañero @bert_bvl 🙏🏼
I’m happy to be back racing in Belgium 🇧🇪❤️ Bert, I hope you‘ll come back soon and stronger than ever 💪🏼
📸 @bettiniphoto pic.twitter.com/FxhKscC7iH
— Alvaro Hodeg (@alvaro_hodeg) March 3, 2020
アルバロホセ・ホッジは、早く回復して帰ってきてほしいとツイート。アルバロホセ・ホッジ自身も、クラッシュから回復して復帰しているので思いは一緒だろう。
Deceuninck-Quick Stepは、ミッケルフレーリッヒ・ホノレに続いてバート・ファンレルベルフの離脱と貴重なアシストを次々と失っている。
春クラシックシーズンを乗り切るには、これ以上の戦力ダウンは避けなければならない。二人が早く回復してくれることを願っておこう。
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