ジロ・デ・イタリア第1ステージは、レムコ・エヴェネプールが予想を上回るスピードでゴールを駆け抜けてしまった。
- 第1計測 10分5秒 av58.314km/h
- 第2計測 17分10秒 av58.718km/h
- ゴール 21分18秒 av55.211km/h
このスピードはなんなんだろうか。平地では60km/hに近い。人類の出せる最高のスピードに近いと言える。
この結果に対して、総合勢はどう思ったのだろうか?
2位 フィリッポ・ガンナ INEOS Grenadiers
Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
フィリッポ・ガンナは、2020、2021年に続いて初日のマリアローザ獲得を目指してジロ・デ・イタリアに来ていた。
当然INEOS Grenadiersとしては、期待していただろう。決して悪くないタイムトライヤルだったのだけど。
ルートのどの部分が最も難しいと感じましたか?
このトラックでは、計画通りにやるべきことをすべてやったし、その結果に満足している。
最高の気分でしたか？
はい、満足していますが、レムコの方が強かった。彼にシャポー！
タイムを分析すると、22秒のあなたと29秒のアルメイダだけが、レムコとの差を30秒以内に収めることができました。このデータをどのように分析しますか?
彼の方が速かった。彼は他の誰よりも強かったと言うしかない。
速いタイムトライアルでしたが、スプリット中のタイムラグは見ましたか?
ペダリングしている間、小さなコンピューターでは時速60 km/h しか表示されなかった。おそらく、レムコは時速65kmを見ました (笑)
次のステージでピンクのジャージを取れると思いますか?
今後数日でそれについて話してみる。一度に1つのステージを考えて先に進もう。
スポーツ面以外でのタイムトライアルの印象は？
非常に直線的なルートでの非常に素晴らしいタイム トライアルだった。道路に穴さえなかったので、アスファルトが気に入った。
レムコとの結果を見てどう思いますか?
言った通り、やるべきことはやった、それ以上のことはできなかった。彼は本当に強くなりました！
3位 ジョアン・アルメイダ UAE Team Emirates
29秒差の結果で3位については
これには少し驚いた。もちろん、自分の能力は知っているが、これはすべての予想を超えている。この結果は、チームが行っている良い仕事を確認する。これにはとても満足している。
レムコに対しては?
レムコ・エヴェネプールについてはあまりやるべきことがなかった。彼が勝つと思っていたが、彼は私が思っていたよりもはるかに大きな差で勝った。
彼は私たち全員が思っていたよりも優れている。彼はこれに値するので、私は彼を祝福することしかできない。
良いスタートを切り、レースの流れに任せることは常に重要だ。私たちはすでに最初の週を良い位置で始めている。
4位 テイオ・ゲイガンハート INEOS Grenadiers
テイオ・ゲイガンハートが、髪を短くエアロカットにしていたのにはビックリ。
悪いパフォーマンスではなかった。多くのビッグネームが来る予定だ。でも、結果に関しては満足しているし、本当に気分が良かったので問題はなかった。
この調子の良さは今後のレースでも続きますか?
少し予想通りだったので、それは常に良い兆候だ。しかし、最終的にはわずか20分で、非常に速いコースなので、あまり深くは読めないと思う。
少し疲れていますか?
今は、興奮しているかもしれないが、私たちライダーは今回復する必要がある。休息日までに8日間のレースが残っている。人々の、態度を読みすぎてはいけない。結局、私たちは明日に集中している。今日は終わりだ。
4位 シュテファン・キュング Groupama – FDJ
登りの最後までタイムトライアルはうまくできたと思うが、残りをフルガスで行った後でも、登りはかなり大変だった。
最後の登りで少し苦戦したが、足はまだ大丈夫だ。残りのレースに向けて良い兆しだ。クラシックの後、このジロのために自分自身を適切に準備しようとした。
今日はベストを尽くしたが、レムコは彼に合ったコースで彼の強さを発揮した。ステージ優勝争いに影響を与えることができなかった。
準備中に2つか3つの問題があったが、それがすべての秒を失う原因ではない。
来週の日曜日、2回目のタイムトライアルのコースの方が自分に合っていると思う。またの機会に。それまではステージも盛りだくさん。とにかく、ジロが始まった。
5位 プリモッシュ・ログリッチ Jumbo-Visma
足の感触は良かった。満足している。私はできる限りハードに乗り、この日以降は楽観的だ。
まだ20ステージある。もちろん、ライバルよりも先に終了したいと考えている。
とはいえ、これは素晴らしい結果だ。3分も遅れていない。今日はレムコの方が速かった。最終的には、21日後に誰がトップに立つかということであり、これ以上速く進むことはできなかったと思う。
9位 ゲラント・トーマス INEOS Grenadiers
🗣️ “A long way to go” 🏔️@GeraintThomas86 gave us an honest as ever assessment of his opening TT at the #Giro pic.twitter.com/qXJMQfzRHf
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) May 6, 2023
平均的なスタート。ハードにスタートしすぎて、登りのために少し節約して、少し戻ろうとした。あそこではうまく走れなかった。
少し限界に達していて、快適にそこにたどり着くことができなかった。大丈夫だったが、失った時間を制限した。もう少し速く走れたはずだといつも思うコーナーがいくつかあった。
しかし、それは結果であり、レースを開始することは常に良いことだ。
チームではテイオ・ゲイガンハートが4位にはいりましたね。
彼がそこにいるのを見るのは素晴らしいことだ。私たちは皆、彼がどれほど優れているかを知っている。
いいスタートだ。自分は思ったよりも大丈夫だと感じた。特に満足しているわけではないが、まだまだ先は長い。
今回のタイムトライヤルは19.6km。第9ステージは35kmある。レムコ・エヴェネプールの調子が変わらないならば、更にタイム差がつきそうな感じだ。あとは、どれだけチームに守られて力を温存出来るかにかかっているだろう。
コメントは各チーム公式サイトより
![FIZIK(フィジーク) INFINITO R1(ジロ・デ・イタリア2019) ロードシューズ [19 19] 41.5(26.7cm)](https://m.media-amazon.com/images/I/41ZFFOukDwL._SL160_.jpg)
コメント