2023 グランプリ・デュ・モルビアン フランスのワンデーレースを制したのは?

フランス北西部のブルターニュのモルビアン県で行われるグランプリ・デュ・モルビアン。Grand Prix du Morbihan(1.Pro)

 

過去の優勝者は

• 2022 ジュリアン・シモン
  
• 2021 アルネ・マリット
• 2019 ブノワ・コヌフロワ
• 2018 アンドレア・パクアスロン
• 2017 アレクシー・ヴィエルモ
• 2016 サムエル・デュムラン　
• 2015 アレクシー・ヴィエルモ
• 2014 ジュリアン・シモン
• 2013 サムエル・デュムラン　
• 2012 ジュリアン・シモン

 

ジョスラン～プリュムレック　188.6km

 

レースは、フランス北西部のブルターニュのモルビアン県グラン＝シャン周辺で行われる。

14kmの周回を5周。後半は、8kmのローカルラップを7周する。厳しい登りはないけれど、フランス特有のアップダウンの連続するコース。

ゴールも登っており、パンチャー有利のコースだ。ただ、女子レースが先にあって、こちらはGroupama – FDJのグレース・ブラウンが独走勝利となっている。

 

1. 山岳　Ploërmel
2. スプリントポイント　Guegen
3. 山岳　Guegon
4. スプリントポイント　
5. 山岳　Côte de Cadoudal 
6. スプリントポイント

 

注目のライダーは

•  TotalEnergies　ジュリアン・シモン、マチュー・プルドゴー、ジェイソン・テッソン
•  Groupama – FDJ　ルイス・アスキー
•  Team Arkéa Samsic　ユーゴ・オフステテール、ダニエル・マクレイ
•  Cofidis　アクセル・ジングル
•  AG2R Citroën Team　
•  Team DSM
•  Intermarché – Circus – Wanty
•  Uno-X Pro Cycling Team　アレクサンダー・クリストフ、ソーレン・ヴァーレンショルト
•  Burgos-BH　ジェッツ・ボル
•  Lotto Dstny　アルノー・デリー、フロリアン・フェルメルシュ
•  Q36.5 Pro Cycling Team　アレッサンドロ・フェデーリ

 

山岳　Ploërmel

山岳ポイント通過順位は

1. WRIGHT Paul(Bolton Equities Black Spoke)　4ポイント
2. COUANON Jonathan(Nice Métropole Côte d’Azur)　2ポイント
3. AZPARREN Enekoitz(Euskaltel – Euskadi) 　1ポイント

 

6人の逃げ

序盤から6人が逃げている。

1. アズバレン・コネコイッツ(Euskaltel – Euskadi)
2. バラリン・イケル(Euskaltel – Euskadi)
3. ミラン・フレティン　Team Flanders – Baloise
4. WRIGHT Paul(Bolton Equities Black Spoke)
5. アントニオ・プビオ　Q36.5 Pro Cycling Team
6. COUANON Jonathan(Nice Métropole Côte d’Azur)

 

スプリントポイント　Guegen

通過順位は

1. アズバレン・コネコイッツ(Euskaltel – Euskadi)　4ポイント
2. COUANON Jonathan(Nice Métropole Côte d’Azur)　2ポイント
3. WRIGHT Paul(Bolton Equities Black Spoke)　1ポイント

 

山岳　Guegon

通過順位は

1. WRIGHT Paul(Bolton Equities Black Spoke)　4ポイント
2. アズバレン・コネコイッツ(Euskaltel – Euskadi)2ポイント
3. COUANON Jonathan(Nice Métropole Côte d’Azur)　　1ポイント

 

スプリントポイント　

通過順位は

1. COUANON Jonathan(Nice Métropole Côte d’Azur)　4ポイント
2. アズバレン・コネコイッツ(Euskaltel – Euskadi)2ポイント
3. バラリン・イケル(Euskaltel – Euskadi) 　　1ポイント

 

山岳　Côte de Cadoudal 

通過順位は

1. WRIGHT Paul(Bolton Equities Black Spoke)　4ポイント
2. アズバレン・コネコイッツ(Euskaltel – Euskadi)2ポイント
3. COUANON Jonathan(Nice Métropole Côte d’Azur)　　1ポイント

 

残り69.9kmでタイム差は2分13秒に。

 

集団はCofidis、TotalEnergiesが引いている。

 

先頭はゴール前の登りに。

 

先頭はフニッシュラインを通過。

 

残り58.9kmで1分8秒差と詰められてくる。

 

Lotto-Dstnyは、アルノー・デリーのスプリント勝利のために全員でアシストだ。

 

先頭からライダーがこぼれていく。

 

集団では落車が。観客にぶつかっていた。

 

先頭から二人が抜け出した。

1. アズバレン・コネコイッツ(Euskaltel – Euskadi)
2. WRIGHT Paul(Bolton Equities Black Spoke)

 

ちぎれた4人はもう、後ろを見ている。

 

集団はUno-X Pro Cycling Teamが先頭を固めて引いている。

 

先頭2人は26秒差。だが、集団からは、もう姿が見えている。

 

あ～、集団が後ろにきた。

 

二人は残り47.8kmで捕まってしまう。

 

Uno-X Pro Cycling Teamは、アレクサンダー・クリストフで勝負か。

 

残り5周

登りから二人が抜け出す。

 

2人でどこまで逃げれるか。

1. アントニオ・ソト　Euskaltel – Euskadi
2. ファビオ・クリステン　Q36.5 Pro Cycling Team

 

あ～、なんと先頭を走るアントニオ・ソトがカーブで落車。

 

 

二人は、集団に抜かれてしまう。

 

アントニオ・ソトは立ち上がれない。近所の人に介抱されている。

 

残り36.2km。Uno-X Pro Cycling Teamは、抜け出しを許さない。

 

登りでは単独でアタックが。

 

一人でタイム差をつける。

1. MORIN Emmanuel(CIC U Nantes Atlantique)

 

単独の逃げが捕まったところで、カウンターアタック。

 

Bingoal  WBのセリエル・デサルだ。

 

セリエル・デサルが捕まるとカウンターアタック。

 

しかし、Lotto-Dstnyが逃がさない。

 

ゴール前は登っているので、毎回アタックがかかる。

 

残り2周

登りで大きく集団が分かれる。

 

しかし、Uno-X Pro Cycling Teamが集団をひとまとめに。

 

残り3.1km。TotalEnergies、Cofidisも前に出てくる。

 

残り2.2kmでLotto-Dstnyが先頭を固めている。

 

残り1.9km。Uno-X Pro Cycling Team、Cofidis、Lotto-Dstnyが先頭を固める。

 

残り1kmでLotto-Dstnyが先頭だ。アルノー・デリーをセットアップしている。

 

登りで抜け出しを許さない。

 

まだ、Lotto-Dstnyがトレインを崩さない。

 

ゴール手前で、Q36.5 Pro Cycling Teamのアレッサンドロ・フェデーリがアタック!

 

だが、アレッサンドロ・フェデーリはゴールまで持たない。

 

最後のスプリントに。

 

先頭はUno-X Pro Cycling Teamのラスムス・ティレル 。右からGroupama – FDJのロマン・グレゴワールが上がってくる。

 

アルノー・デリーがラスムス・ティレルを捕らえた。

 

アルノー・デリーが二人を引き離す。

 

ラスムス・ティレルは、あきらめてロマン・グレゴワールを見ている。

 

 

アルノー・デリーがゴールを駆け抜けた～!

 

 

アルノー・デリーは、いつものゴールのポーズの後に顔を覆う。エトワール・ド・ベセージュ第3ステージの勝利以来、久々の勝利となった。

シーズン4勝目を獲得。実にチームの6勝のうちの4勝をアルノー・デリーが稼ぎだしている。チームの期待に応える男だ。

 

リザルト

アルノー・デリーのコメント

自分は疲れ果てている。クラシックでは良い結果を残したが、勝つことは、また別のことだ。また応援したくてたまらなくなった。ブルターニュは常に自分に適した地域であり、ここで勝つことは自分にとって素晴らしいことだ。

ピーター・サガンがプルメレックのヨーロッパ選手権で優勝したときのことを今でも覚えている。そこでも優勝できたことを誇りに思う。

非常に強力なチームを頼りにしてましたね。

調子がいいと彼らに話し、ヤルネ・ヴァン・デ・パールと一日中一緒にいた。チームは並外れたもので、自分はそれを終わらせなければならなかった。明日はトロ・ブロ・レオンで同じ選手でスタートし、その後は同じことを目指していく。