2024年シーズンの最初のワールドツアーレース、ツアー・ダウンアンダーが1月16日から始まる。
INEOS Grenadiersは、フィリッポ・ガンナとエリア・ヴィヴィアーニが出場することはすでに分かっていた。
INEOS Grenadiersのも残りのメンバーも公表されたので紹介。
INEOS Grenadiersのメンバー
New season vibes. It all starts right here! 🤩
The 2024 WorldTour kicks off at #TourDownUnder 🇦🇺 pic.twitter.com/2Pz4y6v2Gt
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) January 8, 2024
- 71 フィリッポ・ガンナ
- 72 ローレンス・デプルス
- 73 レオ・ヘイター
- 74 ヨナタン・ナルバエス
- 75 ジョシュア・ターリング
- 76 ベン・スフィフト
- 77 エリア・ヴィヴィアーニ
以前の記事にも書いたように、ガンナとヴィヴィアーニには、ツアー・ダウンアンダーに出場する理由がある。
両イタリア人はパリ五輪を前に、2月上旬にアデレードで開催されるネーションズカップのトラックサイクリングとワールドツアー・ラウンドを組み合わせる。
オリンピックの出場資格は常に厳しい。UCIは2022年から2024年までのトラックオリンピック特別ランキングを作成した。ガンナは主にチーム・パシュートに集中し、ヴィヴィアーニはオムニアムでパリへのポイントを獲得する。
ジョシュア・ターリングもトラック競技をするので彼も一緒かもしれない。
ちなみに、スプリンターのヴィヴィアーニはキャリアですでに5回オーストラリアのステージレースを走っており、2018年と2019年の2回ステージ優勝を果たしている。
エリア・ヴィヴィアーニがスプリントまでに残っていなければ、昨シーズンのようにフィリッポ・ガンナがスプリントするかも。
ガンナにとってはツアー・ダウンアンダーはデビュー戦となる。近年はフランスやアルゼンチンでシーズンをスタートしている。
山岳では、ヨナタン・ナルバエスが活躍するかもかしれない。昨年はツアー・オブ・オーストラリアで総合優勝している。
INEOS Grenadiersは、ガンナ、ヴィヴィアーニ、ナルバエスに加え、ローレンス・デプルス、レオ・ヘイター、ベン・スウィフト、ジョシュア・ターリングを起用する。
今年のツアー・ダウンアンダーにはタイムトライアルがないので、元世界TT王者のフィリッポ・ガンナも、2023世界第3位のジョシュア・ターリングも勝利のチャンスはないかもしれない。
総合優勝を夢見る選手たちは、特に最後の2ステージをロードブックで赤丸で囲む。実際、最終ステージはウィランガ・ヒル、最終ステージはマウント・ロフティでフィニッシュする。
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