元プロライダーのデヴィッド・ミラーはアパレルブランドCHPT3を立ち上げている。
デヴィッド・ミラーは、ツール・ド・フランス区間4勝、ブエルタ5勝など、TTに強い選手で2014年にGarmin Sharpで引退するまで、キャリア24勝を上げていた。
その、CHPT3が現在取引停止となっている。
即時取引を停止
CHPT3 cycling clothing brand founded by David Millar enters ‘voluntary liquidation’ https://t.co/uwPmM8IWFJ
— Cycling Weekly (@cyclingweekly) December 2, 2024
ブランドのウェブサイトに行くと、黒バックで以下のような声明文だけが表示されている。
お知らせ
CHPT3 Limited の取締役は、債権者任意清算の手続きを支援するため、Wilson Field Limited に指示しました。当社は現在取引を停止しております。
債権者には順次 Wilson Field Limited より連絡があります。
お問い合わせはウィルソン・フィールド・リミテッド(電話:+44 (0) 114 2352 6780)までお願いいたします。
わずか3か月前に、トランジットシューズを発売したばかり。
トランジットシューズは、プロサイクリングシューズのパワーと高級スニーカーの快適さを組み合わせることを目指し、元アディダスデザイナーのジェームズ・カーンズ氏が考案した都会の通勤用シューズだった。
また、以前にはBromptonとコラボしたバイクもあった。こちらは日本でも取り扱いされるほどの製品。
CHPT3は、清算手続きに入っているので復活することはないかもしれない。英国ではEnduraが27億もの赤字。
英国のRaphaも毎年赤字。
また、英国のコンチネンタルチームも2025年にはなくなってしまう。
ただ、Saint Piranに所属していた元プロライダーのハーリー・タンフィールドの兄弟がチーム立ち上げに動いている。バイクの費用1,000万円がネックとなっており、実現は難しいかもしれない。
英国の景気はかなり悪いと考えてよいのだろう。コロナとEU離脱で良い方向には向かっていないように思える。
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