2023ツール・ド・フランス第20ステージの、バロン・アルザスの下りでカルロス・ロドリゲスが落車。
それにセップ・クスが乗り上げてしまった。二人は血だらけで完走。
テレビカメラではとらえられていなかったが、ユーザーがまじかで撮影。この落車の様子は衝撃的だ。まさに紙一重でカルロス・ロドリゲスは頭部外傷を免れている。
ペッリョ・ビルバオのハンドリング
上記の動画見て貰うと、後半にスローがあるけど実にギリギリで大惨事を避けている。
カルロス・ロドリゲスは、ヨナス・ヴィンゲゴーの後ろを走っている。
カルロス・ロドリゲスが転倒した後に、セップ・クスは、背中を引いてしまった。これだけでも痛そう。
問題はこのシーン。後ろを走っていたBahrain Victoriousのペッリョ・ビルバオはカルロス・ロドリゲスの顔に向かっている。
カルロス・ロドリゲスが転がっているのもあるけれど、ペッリョ・ビルバオのハンドリングも凄い。
セップ・クスは、宙をまった後にすぐに立ち上がっているけど、脳震盪プロトコルもくそもなく走り去っている。
問題はこの場面だ。オマール・フライレがバイクを持っており、カルロス・ロドリゲスが立ち上がって、歩いているのだけど、どうみてもふらついている。
UCIは2020年に脳震盪プロトコルのルールを作成している。
今回、すぐに走りだしているけど、陪審員は何をしていたのかと、言わざるを得ない。通常は、手順に沿って、脳震盪の症状がないかチェックしないといけない。
何事もなくゴールしたから良かったけれど、途中で倒れていたらと思うとゾッとする。
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