2024 ツール・デ・アルプ・マリティーヌ第1ステージ　驚異の粘り

フランスで開催されるツール・デ・アルプ・マリティーヌ。Tour des Alpes-Maritimes(2.1)

レース名通り、アルプ・マリティーム県とヴァール県を巡る旅だ。

 

過去の優勝者は

• 2023   ケヴィン・ヴォークリン
  
• 2022　ナイロ・キンタナ
• 2021　ジャンルーカ・ブランビッラ
• 2020　ナイロ・キンタナ
• 2019　ティボー・ピノ
• 2018　 ジョナタン・イヴェール
  
• 2017　 アルテュル・ヴィショ
  
• 2016　 アルテュル・ヴィショ
  
• 2015　 GASTAUER Ben
• 2014　 BETANCUR Carlos
• 2013　 アルテュル・ヴィショ
  

 

第1ステージ　　ルヴァン～アンティーブ　165.5km

 

平坦度がほとんどないアルプ・マリティーム地方の東から西に向かう最初のステージ。最後の100キロはすべてソフィア・アンティポリスで行われ、ローカルラップ4周で決着となる。

フィニッシュはアズール アリーナに沿ったスプリントとなるが、生き残らないといけない。

 

1. 3級山岳　Côte de Gattières Gattières 　4.2 km・4.4%
2. スプリントポイント　Tourrettes-sur-Loup
3. スプリントポイント　Mouans-Sartoux

 

3級山岳　Côte de Gattières Gattières 　4.2 km・4.4%

ポイント獲得順位は

1. ジョーダン・ラブロス (Decathlon AG2R La Mondiale)　6ポイント
2. ユエン・コスティウ (Arkéa-B&B Hôtels)　4ポイント
3. Jean-Louis LE NY (Nice Métropole Côte d’Azur)　2ポイント

 

スプリントポイント　Tourrettes-sur-Loup

ポイント獲得順位は

1. ルイス・バール　Arkéa – B&B Hotels　6ポイント
2. Morne VAN NIEKERK (St-Michel-Mavic-Auber 93)　4ポイント
3. オレリアン・パレパントル　Decathlon AG2R La Mondiale Team　2ポイント

 

2人の逃げ

2人が逃げている。

1. Morne VAN NIEKERK (St-Michel-Mavic-Auber 93)
2. Andrea MIFSUD (Nice Métropole Côte d’Azur)

 

残り63.8kmで2分3秒差。Team Corratec – Vini Fantiniが集団を引いている。

 

残り52.3kmで1分35秒差。

 

残り47.7kmで1分45秒差。少しずつ迫ってくる。

 

残り39.9kmで1分11秒差に。

 

残り23.6kmで、1分25秒差に。

 

集団が活性化。Groupama – FDJのロマン・グレゴワールがアタックだ。

 

ロマン・バルデがグレゴワールに加わる。

 

Groupama – FDJのロマン・グレゴワールと追走に。

 

ロマン・バルデを集団が逃がすはずがない。

 

先頭から切れたライダーにロマン・バルデが追いついた。

 

追走は3人となる。

 

しかし、集団も離れていない。

 

ロマン・バルデに集団がせまる。

 

ロマン・バルデは捕まってしまった。

 

残り11.3kmで46秒差に。

 

残り5.8kmで28秒差。これはギリギリとなるか。

 

集団は無理に追いつかない。

 

7秒差でうしろに来た。

 

残り3.1km。まだ粘る。

 

残り1.9km。驚異的な粘りだ。

 

あ～、しかし、残り1.5kmで捕まる。

 

Israel – Premier Techが先頭を固める。

 

 Israel – Premier Techは、イーサン・バーノンでゴールを狙う。

 

Israel – Premier Techのアシストが外れていく。マイケル・ウッズかな。

 

Israel – Premier Techのギヨーム・ボワヴァンがイーサン・バーノンをリードアウト。

 

さあ、イーサン・バーノンが発射だ。

 

イーサン・バーノンが先頭でもがく。

 

 

Arkéa – B&B Hotelsに移籍した、ヴィンチェンツォ・アルバネーゼが追い込む。

 

だが、イーサン・バーノンは、そのままゴールを駆け抜けた～!

 

イーサン・バーノンは、ポーズなしで駆け抜けている。今シーズンの初レースで、見事に勝利してみせた。

 

Soudal – Quick Stepでは、第3の男だったけれど、Israel – Premier Techではエーススプリンターの座をがっちりとつかみそうだ。

 

リザルト

イーサン・バーノンのコメント

どれだけハードになるかはわからなかったけど、最終的にはハードだった。いいトレーニングキャンプを終えたばかりだったので、ちょっと未知数だったけれど、昨年と同様、シーズンのスタートはいつも好調なので満足している。いい1日だった。

ゴールでポーズをとらなかった理由は?

一人の選手がまだ前にいるのはわかっていたんだけど、レースに集中していたから、追いついたかどうかわからなくて、念のためにお祝いをしなかったんだ。

IPTトレインがレースをコントロールし、スプリントで完璧なお膳立てをしてましたね。

最終ラップの脚は良かったし、勝てると思った。みんな本当に強くて、ラスト5～6キロで並んだんだけど、正直、早すぎたかなと思ったけど、今日のみんなの強さには本当に感動した。

最終ステージとなる第2ステージは短いがタフな登りの1日となりますが。

明日は僕にとってハードすぎると思うけど、どうなることやら。今日の脚は良かったけど、僕らの2つの目標は今日のステージで勝つことと、みんなとGC争いに残ることだった。

だから明日はどうなるか見てみる必要がある。今日は勝ったからプレッシャーはないし、みんなを助けることができる。僕らにはいくつかのカードがある。

1日レースを走っただけだが、すでにチームになじんでますか?

IPTはリーダーになり、大きなクラシックを走り、自分の周りにスプリント・トレインを作るという本当に良い機会を与えてくれた。

 

第1ステージ　リザルト

 

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞