EF Pro Cyclingは、昨年に続いて今年も代替カレンダーにプロライダーを参加させる。
これは、「Explore the world」（世界を冒険する）というキャンペーン。
国境なく様々な国で新しいイベントと新しいライダーにより、南アフリカの海岸からコロラドの山々、ブラジルのジャングルまで、荒れ果てた道を走って世界を探検していく。
新しいレース
Photo EFprocycling twitter
昨シーズン、ラクラン・モートン、アレックス・ハウズ、テイラー・フィニーは、様々なレースにチャレンジした。
米国のダーティ・カンザ砂利レース、英国のスリーピークス・シクロクロス、台湾のKoMチャレンジなどのユニークなイベントに参加。
そして、標準のワールドツアー・カレンダーも当然出場している。アレックス・ハウズは2019年アメリカチャンピオンとなっている。
ケープエピック
3月に1週間以上にわたって行われるケープエピックは、マウンテンバイクのツール・ド・フランスと言われている。
ライダーは、南アフリカの西ケープ州で8日間に渡って650 kmの手付かずの地形を走る。2人でチームを組んで参加する参加者は、荒野での安全を確保するために一緒にいなければいけない。
それだけ、野生動物に襲われたりして危ないということかな。647kmのルートには15,000m以上の登山が含まれる。
ダーティカンザ
世界最高のグラベルライドは200マイル(320km)。2006年に34人の参加者から始まったレースは、昨年カンザス州の小さな町エンポリアに2,000人を超えるライダーが集結。
200マイルのあいだ、彼らは何の助けもなしに戦う。昨年は、アレックスハウズが3位、ラクラン・モートンが4位となっている。
ちなみに昨年優勝した、コリン・ストリックランドはEF Pro Cyclingからのプロへの誘いを断っている。EF Pro Cyclingのプロライダーは彼と闘わなくてはいけない。
LeadBoat
The 2019 #LT100MTB was epic – a new, expanded expo, phenomenal weather, hundreds of thousands of dollars raised for charity, happy crews and 100 miles of oxygen-sucking, leg-shredding riding. If you want in, come & get it – lottery closes Dec. 31st. https://t.co/IGd8GPDQDB pic.twitter.com/NxPuuI1Hyl
— LeadvilleRaceSeries (@LTRaceSeries) December 20, 2019
LeadBoatは、Leadville100マウンテンバイクマラソンとコロラダのSBT GRVL Black砂利レースを組み合わせたもの。
このチャレンジは2日間で合計約400kmあり、残忍な耐久テストとなる予定。
Brasil Rideは75 kmのオフロードレースで、ブラジルの大西洋岸をたっぷり登る。
EF Pro Cyclingのライダーは、世界中のあらゆるレースに出て活躍するようですね。シーズン後半はどんなレースに出るのか楽しみにしておこう。
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