ロードバイクの情報を発信しています!

Astana Qazaqstan Teamはアレクセイ・ルツェンコの後釜? を迎え入れる

海外情報
Photo credit: Frans Peeters Photography on VisualHunt
この記事は約4分で読めます。

Astana Qazaqstan Teamは、チームのエースであったアレクセイ・ルツェンコを移籍させる。

 

中国の資本が入ってくる予定で、予算は増えるはずだが、アレクセイ・ルツェンコの穴埋めとして、まずはBahrain Victoriousからワウト・プールスを迎える。

 

スポンサーリンク

2025年末までの1年契約

 

ワウト・プールスは、2009年にVacansoleilでプロデビュー。2014年のOmega Pharma – Quick-Stepをへて、2015年からTeam SKYに移籍。

Team SKY時代には、クリス・フルームの優秀な山岳アシストとして大活躍。2016年には、キャリア最大の勝利となるリエージュ〜バストーニュ〜リエージュを制している。

ワウト・プールスは、2020年にイネオスからBahrain – McLarenに移籍。アシストから解放され、エースとして存分に活躍出来ると思っていたけど。

2020ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナでは総合6位。続くUAEツアーでは総合21位。

そして、迎えた2020ツール・ド・フランスでは初日にあばら骨を骨折したまま走り切った。後半には山岳で前方に位置しており、ランダを助ける場面も見れたけど総合110位でフニッシュ。

 

逆に、2020ブエルタ・ア・エスパーニャでは、総合6位となる。さらに2021ツール・ド・フランスでは山岳賞狙いに切り替えて走ったが、タデイ・ポガチャルに最後に抜かれてしまい山岳賞2位となる。

このツールで超級山岳のポイントが40もあったので仕方ない。2022ツールからは20ポイントとなっている。

2022年は、ブエルタ・ア・アンダルシア第4ステージで3年振りの勝利。

さらに総合優勝まで飾った。

2022ボルタ・ア・カタルーニャでは総合6位に位置していたが、最終ステージでリタイヤ。ジロではミケル・ランダのアシストに徹して、ブエルタにも出場。

2023 ツール・ド・フランス第15ステージでは、逃げきってツール初優勝を飾っている。

 

続いて出場した2023 ブエルタ・ア・エスパーニャでも、第20ステージで優勝。この時には、逃げ集団のスプリントでレムコ・エヴェネプールを破っている。

 

2024年シーズンは、ツール・ド・ハンガリー第15ステージで勝利している。

 

36歳となったワウト・プールスは、アレクサンドル・ヴィノクロフの構想では、1週間程度のステージレースと山岳での補強で起用となっている。

グランツールではステージ優勝を狙うとなっている。

グランドツールのエースとして走る選手は移籍で獲得するということなのだろうか。これからの移籍情報に注目しておきたい。

 

ワウト・プールスのコメント

Astana Qazaqstan Teamへの移籍に興奮している。チームは長年プロフェッショナル・プロトンで活躍し、数々の大きな勝利を収めてきた。

来年は、自分の能力を最大限に発揮したい。まずは、ジロ・デ・イタリアでステージ優勝して、3つのグランツールすべてでステージ優勝した選手のリストに加わることだ。

でももちろん、チームの利益が第一だ。チームに合流できる瞬間を楽しみにしている。

Astana Qazaqstan Teamにはすでにオランダ人ライダー、ケース・ボルとイーデ・シェリングがいる。今シーズンを最高の形で終え、100%の状態で新年を迎えたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました