2022ツアー・オブ・アンタルヤ第4ステージ　最終ステージのスプリントを制したのは?

Uno-X Pro Cycling Teamは忙しい。ツアー・オブ・オマーンではアンソニー・チャーミグが総合リーダーに。

そして、アンタルヤではヤコブ・ヒンズガールマッセンが総合リーダーに。両方のステージでリーダーを守らないといけない。

チームにとっては嬉しい悲鳴だろう。

 

第4ステージ アンタルヤ～アンタルヤ　162.1 km

 

最終ステージはアンタルヤの海岸から、街の北側に大きなループを作る。3級山岳を上がったあとは、60kmほど高原を走行。

下っても、ゴールまでは60km以上あり、逃げは捕まえられるはず。ゴールの直角カーブは2km手前で、200m前にカーブがあるので位置取りが大切となる。

 

1. 3級山岳  KOM Sprint    2.8km・5.3%
2. スプリントポイント　Sprint
   
3. スプリントポイント　Climate Change Awareness sprint

 

スタート

トルコも晴天の中スタート。

 

3級山岳  KOM Sprint    2.8km・5.3%

スタートしてすぐに登りだし、3級山岳を通過。ここからは高原となる。

1. TEGGART Matthew(WiV SunGod) 3ポイント
2. TUREK Daniel(Team Felbermayr – Simplon Wels) 2ポイント
3.  SCOTT Jacob(WiV SunGod) 1ポイント

 

 

リーダージャージのヤコブ・ヒンズガールマッセンは守られて進む。このステージを守れば初めての総合優勝だ。

 

スプリントポイント　Sprint

スプリントポイントを3人で通過。

1. マインダート・ウイルリンク (ABLOC CT) 　3ポイント
2. MURPHY Kyle (Human Powered Health)　2ボイント
3. TONELLI Alessandro (Bardiani-CSF-Faizanè)　1ボイント

 

だが、ここで先頭は一人となる。

 

逃げはマインダート・ウイルリンク(ABLOC CT) 単独。タイムは3分40秒あるが一人ではねえ～。

 

残り64kmでタイム差は3分。22歳の若者で、昨年のシビウ・ツアーではヤングライダー賞2位。

 

Uno-X Pro Cycling Teamはチーム全員で引く。まあ、相手は一人なのでギリギリで捕まえたほうが後のコントロールが楽だろう。

 

それにしても強い選手だ。すでに35kmほど単独で走っているけど、まだタイム差は2分20秒ある。これだけ速く走れたら面白いでしょうねえ～。

 

相手は一人だけど、追うほうも大変だ。

 

残り37kmで集団から一人がアタック!

 

ゴールが近くなってきたので活性化が始まったか?

 

追走集団が出来上がるか?

 

だめだ。アタックが掛かり続けないと集団から抜け出すことは出来ない。

 

フレームにネームが見えないので何のバイクに乗っているのか良くわからない。タイム差は縮まっているけど、まだ逃げれるかな。

 

あ～、残り31kmで捕まってしまった。

 

スプリントポイント　Climate Change Awareness sprint

スプリントポイントで集団のペースが上がる。

1.  SCOTT Jacob(WiV SunGod) 3ポイント
2.  TOWNSEND Rory(WiV SunGod) 2ポイント
3. AKCAM Furkan(Sakarya BB Pro Team) 1ポイント

 

3人が新たに逃げだす。残り30kmだ。

 

3人のタイム差は50秒と離れた。

1.  BENZ Pirmin (Germany)
2.  STOCKMAN Abram (Saris Rouvy Sauerland Team)
3.  TEGGART Matthew (WiV SunGod)

 

集団後方で大きな落車が。

残り12kmまできた。ただ、タイム差は10秒まで縮まった。

 

3人の逃げは残り10kmで吸収された。

 

あとは、スプリントに向けた位置取りだけだ。

 

ラスト3kmで落車。スピードが上がっているだけに、かなり痛そうだ。

 

集団先頭はHuman Powered Healthが固めている。

 

まだ、Human Powered Healthが先頭。

 

後方から、Alpecin-Fenixのヤコブ・マレツコが追い込んでくる。

 

さあ、ゴールを勝ち取るのは誰だ～。

 

最後は、アーヴィツド・テクレイン(Human Powered Health)を抜いたヤコブ・マレツコだ～!

移籍後の初勝利であり、Alpecin-Fenixにとっても今シーズンの初勝利だ。初日に、ジェイ・ヴァインを失い総合を狙う目標がなくなったが、最終日にステージ優勝を飾ることが出来た。

最後は、少し早めにまくっていったがスピードが違っていた。これはスプリントでも、強いライダーをチームは手に入れた。ヤコブ・マレツコはキャリア45勝目だ。

 

 

リザルト

第4ステージ　リザルト

ステージ勝利したヤコブ・マレツコは

私はとても幸せだ。決勝ではチームメイトはとても上手く走った。彼らは本当に完璧なリードアウトを組織することができた。

これは素晴らしい結果であり、今後のレースで繰り返すことを望んでいる。

 

総合

ポイント賞

山岳賞