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2022ストラーデビアンケ なんというアンビリーバブルな勝ち方だ!

海外情報
Photo credit: Hervé S, France on Visualhunt.com
この記事は約18分で読めます。

今年で16回目となるトスカーナの白い道、ストラーデビアンケが開催。

イタリア中部のトスカーナ州に設定された全長184kmのコースには11カ所、合計63kmの未舗装区間(セクター)が登場する。

2017年からはワールドツアーに格上げされ、最も人気のあるレースとなってきている。

ステラーデビアンケはイタリア語で白い道という意味だが、雨もなくこの日も誇りまみれの乾いた道となりそうだ。

 

これまでの歴代優勝者を見てみると

  • 2021     マチュー・ファンデルプール
  • 2020  ワウト・ファンアールト
  • 2019  ジュリアン・アラフィリップ
  • 2018  ティシュ・ベノート
  • 2017  ミハウ・クフィアトコフスキ
  • 2016  ファビアン・カンチェラーラ
  • 2015  ゼネク・スティバル
  • 2014  ミハウ・クフィアトコフスキ
  • 2013  モレーノ・モゼール
  • 2012  ファビアン・カンチェラーラ

今年のカンポ広場には誰が最初に飛び込んでくるだろうか?

 

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シエナ~シエナ 184km

コースマップ photo rcs

 

イタリアのトスカーナのコースは184kmの長さで昨年と同じ。

スタートとフィニッシュは、トスカーナの中心部にあるシエナ。石畳レースとして知られるパリ〜ルーベのように平坦基調ではなく、獲得標高差は3,000mを超える。

最後は丘の上に位置するシエナ旧市街に続く急勾配(最大16%)の石畳坂を駆け上がり、同市内のカンポ広場にフィニッシュする。

グラベルロードの多くは普段から生活道路として使用されているため、滑らかに整地されている。

それでも落車やパンクが続出するのがこのレースの特徴であり、2020年のジュリアン・アラフィリップは6度のパンクに見舞われている。

いかにトラブルなくゴールにたどり着くかも勝負の分かれ目だ。

 

コースマップ photo strade-bianche.it

 

63 kmは未舗装の砂利道で、11の象徴的なグラベルセクターが待ち受ける。

  1. ロージア (Rosia) 2.100m * 残り166,4 km
  2. サンロッコピリ(San Rocco a Pilli)5.800m **** 残り159 km
  3. ヴィッレ・ディ・コルサーノ(Ville di Corsano)4.400m ** 残り147,1 km
  4. ベスコバード(Vescovado) 5.500m * 残り129,2 km
  5. トッレニエリ(Torrenieri)11.900m *** 残り103,2 km
  6. ルチニャーノダッソ(Lucignano d’Asso)8.000m **** 残り87,8 km
  7. サンマルティーノ・イン・グラニア(Monteroni d’Arbia)9.500m *** 残り72,3 km
  8. モンテ・サンテ・マリエ(Asciano) 11.500m ***** 残り60 km
  9. モンテ・アペルティ(Monteaperti) 800m * 残り24 km
  10. コッレ・ピンツート(Vico d’Arbia) 2.400m **** 残り19,4 km
  11. レ・トルフェ(Monteliscai) 1.100m *** 残り13 km

 

サンタカテリーナの登り  photo strade-bianche.i

 

ゴールであるシエナのカンポ広場に入る前にも、最大勾配16%のサンタカテリーナ通りの石畳の登り坂が現れる。だが、ここまでで集団はなくなり少人数に絞られているはずだ。

ここをトップで越えれば、ほぼ勝利を得ることが出来る。昨年のマチュー・ファンデルプールの爆発力はすさまじいものがあったが、今年は誰が見せてくれるかな。

 

注目されるライダーは

  • Quick-Step Alpha Vinyl Team ジュリアン・アラフィリップ
  • AG2R Citroën Team グレッグ・ファンアーヴェルマート、ブノワ・コヌフロワ
  • Astana Qazaqstan Team  ジャンニ・モスコン、ミゲルアンヘル・ロペス
  • Bahrain – Victorious ペリョ・ビルバオ
  • BORA – hansgrohe セルジオ・イギータ
  • EF Education-EasyPost ミケル・ヴァルグレン
  • Groupama – FDJ ティボー・ピノ
  • INEOS Grenadiers ジョナタン・ナルバエス、リチャル・カラパス
  • Israel – Premier Tech ヤコブ・フルサン、サイモン・クラーク
  • Jumbo-Visma ティシュ・ベノート
  • Lotto Soudal ティム・ウェレンス、ヴィクトール・カンペナールツ
  • Movistar Team アレハンドロ・バルベルデ
  • Team Arkéa Samsic ワレン・バルギル
  • Team BikeExchange – Jayco マイケル・マシューズ
  • Trek – Segafredo ジャンルーカ・ブランビッラ
  • UAE Team Emirates タデイ・ポガチャル、ディエゴ・ウリッシ、アレッサンドロ・コーヴィ

 

今回、過去優勝者は二人。ジュリアン・アラフィリップとティシュ・ベノート。メンバー的にはUAE Team Emiratesが良いみたいに見えるけど、どうだろう。

なお、今回有力候補が何人も出場出来なったことはとても残念。

 

スタート前

今年はモニュメントも狙うというタデイ・ポガチャル。ストラーデビアンケも6番目のモニュメントと言われるほどなので、当然勝ちたいレースの一つだ。

シクロクロスも若い頃からやっており、グラベルロードも得意。エディ・メルクスの後継者と呼ばれる男はどんな走りを見せるのか。

 

ジュリアン・アラフィリップは、まだ100%でないと自分でも認めている。今日はチューブレスで走るが果たして結果は?

カラパスはコロナから復帰。ただ、今日のレースではアシスト役ではないかな。

 

 

雨もなく快晴の中スタート。これは白いほこりが舞い上がりそうだ。

 

ジュリアン・アラフィリップの落車から

メイン集団で、カスパー・アスグリーンにひかれていたジュリアン・アラフィリップ。

 

だが、前を走るライダーと接触したのか、ジュリアン・アラフィリップが真っ逆さまに。バイクはあり得ない高さに待っている。

 

 

もう、大落車だ。ジュリアンは、上手く一回転したけど相当痛そうだ。

 

多くのライダーが巻き込まれてしまった。

 

先頭を走っていたカスパー・アスグリーンはそのまま走り続ける。

 

ジュリアン・アラフィリップは長い間立っていたが、ミッケルフレーリク・ホノレとマウロ・シュミットに引いて貰って集団復帰を目指す。

 

こちらは落車の瞬間

 

良く見ると、横風が強く吹いていることがわかる。

 

ティシュ・ベノート(Jumbo-Visma)も、落車。2018年の優勝者はリタイヤしてしまった。

更に、リタイヤする選手の数は増えるばかり

  • ヴィクトール・カンペナールツ(Lotto Soudal)
  • ブレント・ファンムール(Lotto Soudal)
  • マイケル・マシューズ(Team BikeExchange – Jayco)
  • ジャンニ・フェルメルシュ(Alpecin-Fenix)
  • ミヒャエル・ゴグル(Alpecin-Fenix)
  • ステファノ・オルダーニ(Alpecin-Fenix)
  • マテイ・モホリッチ(Bahrain Victorious)
  • サルバトーレ・プッチョ(INEOS Grenadiers)

 

逃げは8人

逃げのメンバーが決定するまでに時間がかかったが8人が先頭で逃げ続けている。だが、タイム差はほとんど与えられず、残り90kmですでに28秒しかない。

  1. リリアン・カルメジャーヌーヌ (AG2R Citroën Team)
  2. ダヴィデ・マルティネッリ (Astana Qazaqstan Team)
  3. サミュエル・ゾッカラート (Bardiani-CSF-Faizanè)
  4. エドアルド・ザルディーニ (Drone Hopper – Androni Giocattoli)
  5. シモーネ・ベヴィラックア (EOLO-Kometa)
  6. セルヒオ・ガルシア (EOLO-Kometa)
  7.  タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  8. マルコ・ブレンナー (Team DSM)

 

Quick-Step Alpha Vinyl Teamは、カスバー・アスグリーンだけが残っている。

 

メイン集団は人数が増えてきた。先頭は最初逃げに入っていたハインリッヒ・ハウッスラー(Bahrain Victorious)が引いている。

 

先頭で逃げているタコ・ファンデルホールンも今日はサングラスが取れない。

 

先頭から二人が切れて集団に吸収される。

 

タコ・ファンデルホールンは2番手を走っていても、40km/h・320wで走っている。

 

ジュリアン・アラフィリップは、先頭から1分39秒遅れの集団の最後尾にいる。

カメラのアップでもケガは見えないけど、打撲は相当しているはず。タイム差はかなり縮まって1分39秒に。

 

セクター7  サンマルティーノ・イン・グラニア

まさに白い道。バイクが前を走るとライダーは悲惨だ。

 

先頭は登りで4人となりそうだが、最後尾は粘るかな。

 

なんとジュリアン・アラフィリップは先頭まで戻ってきた。カスパー・アスグリーンに集団先頭を引いて貰って厳しくしている。あまり、落車の影響がないのだろうか?

 

集団はかなりコンパクトに。

 

セクター8  モンテ・サンテ・マリエ(Asciano) 11.500m

先頭は4人でセクター8を越える。

  1. リリアン・カルメジャーヌーヌ (AG2R Citroën Team)
  2. サミュエル・ゾッカラート (Bardiani-CSF-Faizanè)
  3. タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  4. マルコ・ブレンナー (Team DSM)

 

メイン集団では、アレハンドロ・バルベルデの後ろにジュリアン・アラフィリップが陣取っている。

 

埃で前が見えないほどだ。

 

残り52.6kmで一気に集団が追いついてしまった。これで逃げは全て吸収。

 

なんとジュリアン・アラフィリップは先頭を引いてベースを上げる。

 

更にタデイ・ポガチャルも先頭に出てベースを上げる。

 

集団は、一列棒状になりつつあり、新たな逃げが出来そうだ。

 

ここで、タデイ・ポガチャルが下りで先頭にたってペースを上げる。

 

タデイ・ポガチャルは一人で抜け出しそうだ。

 

ジュリアン・アラフィリップがタデイ・ポガチャルに追いつくか?

 

ポガチャルは抜け出したぞ。まだ50kmあるのに逃げ続けるのか?

 

後ろにかすかに見えているのはINEOS Grenadiersのカルロス・ロドリゲスだ。

 

カルロス・ロドリゲスは17秒まで引き離された。これはメイン集団に吸収されて一緒に追ったほうが良くないかな。

 

ポガチャルはカルロス・ロドリゲスを、すでに28秒引き離した。タデイ・ポガチャルは最後まで行ってしまうのだろうか?

 

ジュリアン・アラフィリップは、カスパー・アスグリーンと先頭交代して追っている。これは誰のためなのか?

 

タデイ・ポガチャルは左肘から血が流れており、左腰も打撲している。それでも独走するのだから凄い。集団に1分10秒のタイム差をつけたが、残り38.2kmもある。

 

カルロス・ロドリゲスは結構頑張っているが、だんだんと集団との距離が近くなる。

優勝こそないが、ブエルタ・ア・バレンシアナでも総合3位となっており力をつけているのは間違いない。

 

なんと、ジュリアン・アラフィリップが集団最後尾に。あれだけの落車をしたのだから、これは仕方ない。

チームの為に出来る限りのことをしたジュリアンは素晴らしい。

 

集団は、まだ追いこんでくる気配を見せない。タイム差は徐々に広がり1分39秒まで開いた。捕まえられないのか?

 

カルロス・ロドリゲスの後ろに集団が見えてきた。これはそろそろ捕まる。

 

カルロス・ロドリゲスは、残り24.6kmで捕まる。これで逃げているのはタデイ・ポガチャルだけだ。

 

セクター9 モンテ・アペルティ 800m *

タデイ・ポガチャルは少し疲れたか。タイム差が縮まり始めた。

 

ジュリアン・アラフィリップが集団から切れていく。

 

ジュリアンはカメラに手を振ってサヨナラを告げる。

 

カスパー・アスグリーンの引きで追走集団ができた。

  1. カスパー・アスグリーン (Quick-Step Alpha Vinyl Team)
  2. アレハンドロ・バルベルデ (Movistar Team)
  3. ジョナタン・ナルバエス(INEOS Grenadiers)
  4. クイン・シモンズ (Trek-Segafredo)
  5. ティム・ウェレンス(Lotto Soudal)

 

ティム・ウェレンスが後ろからアタック!

 

するすると抜けていくが、誰も反応しない。

 

ティム・ウェレンスは追いつかれたが、今度はカスパー・アスグリーンが登りで仕掛ける。

 

少し間があいたぞ。

 

4人からカスパー・アスグリーンが見えなくなった。

 

集団では、UAE Team Emiratesのアレッサンドロ・コーヴィが落車。押して貰ってなんとか走りだした。

 

ポガチャルは520wで登りを走る。カスパー・アスグリーンが53秒まで迫ってきたが、残り19.5kmだ。すでに30kmを独走しているが、まだ行ける!

 

カスパー・アスグリーンの凄い所は、あれだけ集団の先頭を引いていて更に独走できるところだ。だが、速く追いつかないと後続に吸収されそうだ。

 

レ・トルフェ(Monteliscai) 1.100m *** 

タデイ・ポガチャルは最後のセクターに入った。残りは12.3km。これは不可能を可能にしたようだ。

 

単独で追うカスパー・アスグリーンだったが。

 

なんと、アレハンドロ・バルベルデが単独で追いついてくる。

 

 

集団からは、FDJのアッティラ・ヴァルテルのアタックがかかっているがもう届かない。

 

追走3人は、カスパー・アスグリーンの15秒後ろ。

  1. ジョナタン・ナルバエス(INEOS Grenadiers)
  2. クイン・シモンズ (Trek-Segafredo)
  3. ティム・ウェレンス(Lotto Soudal)

 

残り8.2km。もうグラベルロードはない。あとはカンポ広場への厳しい登りを単独で走り切れば勝利だ。

 

アレハンドロ・バルベルデは2位狙いのようだ。ポガチャルに追いつく気はない。登りはバルベルデが圧倒的にカスパー・アスグリーンよりも速い。

 

サンタカテリーナの登り

昨年は、マチュー・ファンデルプール、ジュリアン・アラフィリップ、エガン・ベルナルと三つ巴で競ったところをタデイ・ポガチャルは単独であがる。

 

タデイ・ポガチャルはスロベニア国旗を持ったファンとハイタッチ!

 

タデイ・ポガチャルは、何度も後ろを振り返って確認。

 

いよいよゴールに飛び込む。

 

 

なんという勝ち方だ。残り50kmから逃げ続けて勝つなんて誰が想像出来ただろう。これほど強い男は見たことがない。

タデイ・ポガチャルは、ストラーデビアンケの称号まで手に入れてしまった。まさにカンニバルだ。これからツール・ド・フランスまでどれだけのレースを勝っていくのだろうか。

歴史を作り続ける、とどまることを知らない男だ。

 

最年長のアレハンドロ・バルベルデが2位に入るというのも誰も想像しなかっただろう。カスパー・アスグリーンに一人で追いついた時点で2位は確定していたと言っても良い。

本人もそれを自覚した走りをしている。凄まじい41歳だ。

3位に入ったカスパー・アスグリーンも表彰台に上がる力があるのに最初から集団牽引しているのだから凄い選手だ。

独走で勝つことの出来るライダーなので、タデイ・ポガチャルと一緒にアタック出来ていたら面白かったのだけど、これは仕方ない。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

タデイ・ポガチャルのコメント

信じられない。私は早く攻撃し、最後の5kmまでそれを達成するかどうかわからなかった。後ろから誰か来るかわからなかったので、終わらせてよかった。

通常、それは急上昇したときだ。モンテサンテマリーでも同じことをしたかったが、誰もついてこなかったので、前に乗っただけだ。

私がそれを始めたとき、本当にすべてを与えなければならなかった。最後の登りまで本当に確信が持てなかった。

私はいつもみんながどこにいるのか見回していた。エネルギータンクもなくなったので、とてもドキドキしたが、幸運にも最後まで生き延びた。

誰かが最初でなければいけませんよね? (笑い)

勝者は50kmからスタートすることもあれば、フィニッシュから10kmからスタートすることもある…事前に知ることはできません。

 

集団もまさか追いつかないとは思わなかっただろう。タディも逃げ切れるとは思えなかったので、何度も後ろを確認していたのだ。

不可能を可能にする男。歴史を作るこの男に限界という言葉はないのかもしれない。

Rnk Rider Team UCI Time
1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 300 4:47:49
2
 VALVERDE Alejandro
Movistar Team 250 0:37
3
 ASGREEN Kasper
Quick-Step Alpha Vinyl Team 215 0:46
4
 VALTER Attila
Groupama – FDJ 175 1:07
5
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious 120 1:09
6
 NARVÁEZ Jhonatan
INEOS Grenadiers 115 ,,
7
 SIMMONS Quinn
Trek – Segafredo 95 1:21
8
 WELLENS Tim
Lotto Soudal 75 1:25
9
 PETILLI Simone
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 60 1:35
10
 HIGUITA Sergio
BORA – hansgrohe 50 1:53
11
 VALGREN Michael
EF Education-EasyPost 40 1:56
12
 DE TIER Floris
Alpecin-Fenix 35 1:57
13
 ROTA Lorenzo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 30 ,,
14
 REICHENBACH Sébastien
Groupama – FDJ 25 ,,
15
 GUERREIRO Ruben
EF Education-EasyPost 20 ,,
16
 SKUJIŅŠ Toms
Trek – Segafredo 20 2:00
17
 VENDRAME Andrea
AG2R Citroën Team 20 2:02
18
 HINDLEY Jai
BORA – hansgrohe 20 2:03
19
 ZANA Filippo
Bardiani-CSF-Faizanè 20 2:05
20
 RODRÍGUEZ Carlos
INEOS Grenadiers 20 2:07

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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