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2022 ジャパンカップサイクルロードレース 古賀志林道の周回コースを制したライダーは?

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Photo credit: ryoichitanaka on VisualHunt
この記事は約16分で読めます。

1990年には宇都宮で世界選手権ロードが行われた。

その後、1992年からジャパンカップが開催されている。今回は3年振りの開催だ。

 

過去の優勝者

  • 2019 バウケ・モレマ
  • 2018 ロベルト・パワー
  • 2017 CANOLA Marco
  • 2016  VILLELLA Davide
  • 2015 バウケ・モレマ
  • 2014 ネーサン・ハース
  • 2013 ROGERS Michael
  • 2013 ジャック・バウアー
  • 2012 イヴァン・バッソ
  • 2011 ネーサン・ハーツ

 

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宇都宮~宇都宮  144.2km

コースプロフィールマップ photo japancup

 

レースは宇都宮市より少し東にある宇都宮市森林公園サーキットで開催。

1周10.3kmの周回を14周。高低差は、185mあり獲得標高は2,590mとなる。最初の逃げは日本人選手が固まって進むパターンとなるか。

 

  1. 山岳ポイント 3周
  2. 山岳ポイント 6周
  3. 山岳ポイント 9周
  4. 山岳ポイント 12周

 

注目のライダーは

  •  Trek – Segafredo ジュリオ・チッコーネ
  •  Bahrain – Victorious 新城幸也、ハーマン・ペーンシュタイナー
  •  Cofidis ギヨーム・マルタン、シモン・ゲシュケ、アクセル・ジングル
  •  EF Education-EasyPost 中根英登、ニールソン・ポーレス、アンドレア・ピッコロ
  •  Lotto Soudal ティム・ウェレンス
  •  Team UKYO ベンジャミン・ダイボール

 

以下のようにIsrael – Premier Techのマイケル・ウッズとヤコブ・フルサンが来れないのが残念。特にマイケル・ウッズは2019年は2位でしたからね。

 

スタート前

YouTube動画スクリーンショット以下同様

気温20度と走りやすい気温。スタートからすぐに登って行くから大変だ。ジャパンカップに出場したことのある後輩によると、死ぬほどキツイとか。

 

いつも通り新城幸也は最後尾からスタート。

 

まずは、キナンの山本元気からペースアップ。

 

まずは日本人選手が前に。

 

下りですでに集団が3つに割れている。

 

先頭にはTrek-Segafredoが3人も乗っている。ジュリオ・チッコーネが入っているぞ。10人が早くも先行か。

  1. ジュリオ・チッコーネ Trek-Segafredo
  2. ジュリアン・ベルナール Trek-Segafredo
  3. アントワン・トールク Trek-Segafredo
  4. ジャコポ・モスカ Trek-Segafredo
  5. アンドレア・ピッコロ EF Education-EasyPost
  6. ジェームス・ショー EF Education-EasyPost
  7. ヨハン・プリースバイタースン Bahrain Victorious
  8. ウナイ・クアドラド・ルイス・デ・ガウナ Euskaltel – Euskadi
  9. ティム・ウェレンス Lotto Soudal
  10. 武山 晃輔 Team UKYO

 

2周目

Cofidisが追走に出ているが、これは集団に吸収される。

 

Lotto Soudalのステフ・クラスが止めてしまった。Lotto Soudalのジャージで最後のレースだったのに残念。

 

Team UKYOの武山が切れそう。

 

ジュリオ・チッコーネが先頭を引いて、ジャコポ・モスカと武山が遅れる。

 

下りで武山とジャコポ・モスカが戻って先頭は10人に戻る。

 

追走は、Bahrain Victoriousのハーマン・ペーンシュタイナーが引いている。集団もばらけている。

 

登りではCofidisがメインで引いている。先頭にメンバーを送っていないので、逃げを捕まえるつもりだ。

 

3周目

集団に30秒ほどのタイム差をつけて先頭が通過。

 

武山が最後尾に。下りでうまく追いつきたい。

 

山岳ポイント 1回目

山岳ポイントはEF Education-EasyPostのジェームス・ショーが1位通過。追走からCofidisのギヨーム・マルタンが追いついてきた。すでに後方に見えている。

 

新城幸也も良い位置で越えていく。

 

下りで8人となっていたけど、また先頭にメンバーが追いついて大集団に。振り出しだ。

 

新城幸也も先頭集団に入った。24人ほどか。

 

4周目

先頭には新城幸也、岡篤史、中根英登と入っている。

 

ただ、EF Education-EasyPostの中根英登が切れそうだ。

 

武山が登りでは厳しい。また下りで追いつけるか。

 

Trek-Segafredoのアントワン・トールクがアタックをかけて単独で通過。

 

EF Education-EasyPostの中根英登は足が重い。ギアが変わらないのか、凄く重そうにペダルを漕いでいる。必死の形相で山頂を越える。

 

先頭が割れており、Cofidisのギヨーム・マルタンがアタックをかけた時に新城幸也が後ろにつく。

 

新城幸也はしっかりとギヨーム・マルタンについている。先頭まで追いつきたい。

 

Trek-Segafredoのアントワン・トールクに追走が追いつきそうだ。新城幸也は追走の最後尾に追いついている。

 

登りで、また後ろも追いつく。日本から山田 拓海も先頭に入っている。現在、EF Education-NIPPO Development Teamで走っている22歳だ。

 

先頭を引くのは、ヨハン・プリースバイタースン。2021年U23世界選手権TTチャンピオン。

 

5周目

先頭はEF Education-EasyPostの岡篤史に交代。

 

Cofidisのアクセル・ジングル、ギヨーム・マルタン先頭で山頂をクリアー。

 

6周目

岡篤史先頭で6周目に。先頭は24名。岡篤史は来シーズンはTeam UKYOに移籍だ。

 

山岳ポイント 2回目

2回目の山岳賞は岡篤史が1位通過。

 

新城幸也は少し離れて余裕を持って山頂をクリアー。

 

あらら、また下りで後ろから多くの選手が追いついてきた。大集団になってしまった。

 

7周目

二人が前に飛び出している。

 

逃げているのは二人。

  1. ディラン・ホプキンス Ljubljana Gusto Santic 
  2. 堀孝明 Utsunomiya Blitzen

 

二人が山頂をクリアー。だが、ディラン・ホプキンスは頂上手前でアタックをかけて単独で下り始める。

 

集団は33秒差でTrek-Segafredoを先頭に通過。

 

下りでも差は埋まらなかった。集団はすぐに見えてくる。

 

8周目

結局、ディラン・ホプキンスは、後ろを待たずに単独で走り続けている。

 

集団とは17秒差となった。

 

ディラン・ホプキンスは吸収された。

 

集団はTrek-Segafredoが引く大集団に戻っている。

 

9周目

Utsunomiya Blitzenの増田成幸がアタック!

 

増田成幸は、一気に集団を突き放した。

 

山岳ポイント 3回目

手を振りながら山岳ポイントを獲得。

 

下りでも追いつかれることなく単独。

 

無線で話ながら笑っている。タイム差は33秒。少し離れすぎて、後続から追走もないのが辛い。

 

10周

単独で10周目に。

増田成幸は、2019・2021日本TTチャンピオン。2021ツアー・オブ・ジャパン、ツール・ド・北海道を3回制覇している。来年からTeam UKYOに移籍。

 

集団は47秒差で通過。これはしばらく逃げ続けそうだ。

 

増田成幸は、登りで詰められて17秒差でクリアー。

 

後ろが来ているので背中を伸ばして待っている。

 

増田成幸は、一旦吸収だ。

 

11周

登りでティム・ウェレンスがアタック!

 

Lotto Soudalが攻める。

 

Lotto Soudal先頭で頂上を越えていく。

 

新城幸也は少し遅れてクリアー。

 

下りで新城幸也と中根英登も追いつく。

 

先頭は、Cofidisのシモン・ゲシュケとEF Education-EasyPostのニールソン・ポーレスが抜けだしている。

 

4秒差で二人が逃げている。

  1. シモン・ゲシュケ Cofidis
  2. ニールソン・ポーレス EF Education-EasyPost

 

12周

集団はTrek-Segafredoのジュリアン・ベルナールが引いている。

 

 

ニールソン・ポーレスが単独となって逃げていたが、捕まる。

 

ジュリオ・チッコーネも先頭に立ってペースを上げる。

 

先頭が6人に絞られたか。

 

山岳賞

ジュリオ・チッコーネが1位通過。

 

下りでまた集団が戻ってくる。

 

前の集団は牽制して、次々に人数が増える。

 

牽制している間に後続の新城幸也のグループは追いつきたい。

 

新城幸也のグループは先頭集団に追いついた。

 

13周

追走は約10秒差で通過。残り20.6km。

 

新城幸也は最後尾で粘る。

 

先頭はペースが上がっている。

 

新城幸也が少し離れた。

 

追走トップはBahrain Victoriousのハーマン・ペーンシュタイナーだ。

 

        

EF Education-EasyPostはアンドレア・ピッコロとジェームズ・ショーが残っている。これは追走を邪魔できるし展開的には最高だ。

 

下りで新城幸也は追走集団の6人にはいる。

 

下りでベンジャミン・ダイボールなどが先頭に追いついている。

 

先頭は、9人に。

 

新城幸也の追走グループは、先頭とは100mくらいの差まで詰めてきた。

 

登りの手前でEF Education-EasyPostのニールソン・ポーレスがアタックをかけている。

 

新城幸也の追走グループは先頭に追いついた。先頭のニールソン・ポーレスが小さく見えている。

 

ニールソン・ポーレスはいい感じだ。このまま独走しそうだ。

 

14周 ラスト周回

ニールソン・ポーレスが先頭でラスト周回に。後ろに集団は見えている。

 

EF Education-EasyPostのジェームス・ショーは厳しそうだ。

 

ティム・ウェレンスは最後の登りで切れてしまいそうだ。

 

ニールソン・ポーレスの足は衰えていない。

 

新城幸也が追走集団から遅れてしまう。

 

ニールソン・ポーレスは、最後の古河市林道を単独で上がる。

 

追走ではギヨーム・マルタンがペースを上げている。後ろは、ハーマン・ペーンシュタイナーーとアンドレア・ピッコロ。

 

ニールソン・ポーレスは単独で古河市林道頂上をクリアー。後ろに追走が少し見えている。

 

2位通過はアンドレア・ピッコロ。続いて、Bahrain Victoriousのハーマン・ペーンシュタイナー。Cofidisのギヨーム・マルタン。

 

新城幸也は少し遅れて頂上をクリアー。

 

下りで、Team UKYOのベンジャミン・ダイボールが追走に追いついている。

 

追走は3人。ギヨーム・マルタンとジュリオ・チッコーネが少し後ろ。

 

ニールソン・ポーレスは12秒差で逃げ続けている。

 

登りで、EF Education-EasyPostのアンドレア・ピッコロがアタック!

 

ハーマン・ペーンシュタイナーとベンジャミン・ダイボールは反応出来ない。これはEF Education-EasyPostのワンツーフニッシュとなるか。

 

ニールソン・ポーレスは独走でジャパンカップを制した!

今シーズンはツール・ド・スイス総合4位。ツール・ド・フランスでは惜しくもマイヨジョーヌを着ることが出来なかった。

それでも、ツール・ド・フランスは総合12位。このジャパンカップが今シーズンの初勝利となった。いいシーズンだったが、ないのは勝利だけだった。最後のレースで勝利したのは最高の展開だ。

 

2位にはEF Education-EasyPostのアンドレア・ピッコロ。今シーズンは、Gazprom – RusVeloが消滅でDrone Hopper – Androni Giocattoliに移籍。

8月からEF Education-EasyPostに移籍という目まぐるしいシーズンだった。勝利はつかめていないが、21歳で、この2位は誇れる成績だ。

3位にはTeam UKYOのベンジャミン・ダイボール。2020年にNTT Pro cyclingに所属。キャリア通算11勝を上げている。十分にワールドツアーで通じる足を改めて見せてくれた。

 

新城幸也は11位でゴール。流石の走りを披露だ。

 

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リザルト

ニールソン・ポーレスのコメント

とてもタフなレースで、チームには合っていた。良いメンバーで来日しており、今回はジェームス・ピッコロが良い働きをしてくれて、ワンツーフニッシュを決めることが出来た。

前半の日本人選手の働きはどうでしたか?

引っ張ってくれた日本人選手のことを非常に誇りに思う。特に岡篤史の引きはスーパーだった。昨日も3位に入っているし、今日のレースでもずっと早いペースでアシストしてくれた。

今年はツール・ド・フランスでも非常に良い走りをしてましたね。今シーズンについてはどう思いますか?

今シーズン、とても進歩したと思うが、自分に足りないのは勝ちだった。このレースで勝てて良かったと思う。

Rnk Rider Team UCI Time
1
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost 200 3:37:49
2
 PICCOLO Andrea
EF Education-EasyPost 150 0:12
3
 DYBALL Benjamin
Team UKYO 125 0:13
4
 PERNSTEINER Hermann
Bahrain – Victorious 100 ,,
5
 VAN GILS Maxim
Lotto Soudal 85 0:17
6
 MARTIN Guillaume
Cofidis 70 ,,
7
 CICCONE Giulio
Trek – Segafredo 60 0:32
8
 LEBAS Thomas
Kinan Cycling Team 50 0:34
9
 WELLENS Tim
Lotto Soudal 40 1:32
10
 MARTÍN Gotzon
Euskaltel – Euskadi 35 ,,
11
 ARASHIRO Yukiya
Bahrain – Victorious 30 ,,
12
 SHAW James
EF Education-EasyPost 25 1:34
13
 GESCHKE Simon
Cofidis 20 3:08
14
 TOLHOEK Antwan
Trek – Segafredo 15 5:15
15
 OKAMOTO Hayato
Aisan Racing Team 10 5:23
16
 ZINGLE Axel
Cofidis 5 ,,
17
 MEIJERS Jeroen
Terengganu Polygon Cycling Team 5 ,,
18
 MATÉ Luis Ángel
Euskaltel – Euskadi 5 ,,
19
 BERNARD Julien
Trek – Segafredo 5 ,,
20
 YAMAMOTO Masaki
Kinan Cycling Team 5 ,,
21
 ONODERA Rei
Utsunomiya Blitzen 5 ,,
22
 NISHIO Keito
Nasu Blasen 5 ,,
23
 NAKANE Hideto
EF Education-EasyPost 5 ,,
24
 MAŁECKI Kamil
Lotto Soudal 5 ,,
25
 MACIEJUK Filip
Bahrain – Victorious 5 ,,
26
 ARASHIRO Yudai
Kinan Cycling Team 5 ,,
27
 MASUDA Nariyuki
Utsunomiya Blitzen 5 ,,
28
 LOZANO David
Team Novo Nordisk 5 ,,
29
 OKA Atsushi
EF Education-EasyPost 5 ,,
30
 GARCÍA Marcos
Kinan Cycling Team 5 5:28
31
 BIDARD François
Cofidis 3 5:33
32
 YAMADA Takumi
Japan 3 6:56
33
 GRIGNARD Sébastien
Lotto Soudal 3 7:46
34
 PRICE-PEJTERSEN Johan
Bahrain – Victorious 3 ,,
35
 SKOK Anže
Ljubljana Gusto Santic 3 9:43
36
 NAKAI Tadaaki
Shimano Racing Team 3 ,,
37
 SUZUKI Yuzuru
Aisan Racing Team 3 ,,
38
 HOPKINS Dylan
Ljubljana Gusto Santic 3 9:48
39
 TAKEYAMA Kosuke
Team UKYO 3 ,,
40
 HOLMES Matthew
Lotto Soudal 3 ,,
41
 ABE Takayuki
Utsunomiya Blitzen   10:47

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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