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2022 アントワープ・ポート・エピック  パヴェとグラベルの悪路を制したライダーは?

海外情報
Photo credit: Ana _Rey on VisualHunt.com
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アントワープ・ポート・エビックは、2018年からベルギーのアントワープで始まった1クラスのワンデイレース。Antwerp Port Epic / Sels Trophy(1.1)

昨年は、東京オリンピックで落車したマチュー・ファンデルプールが復帰レースとして走り優勝している。

 

過去の優勝者

  • 2021 マチュー・ファンデルプール
  • 2020 ジャンニ・フェルメルシュ
  • 2019 アイメ・デヘント
  • 2018 ギヨーム・ファンケイルスブルク

 

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アントワープ~アントワープ  181.4km

コースプロフィール photo procyclingstats

 

アントワープ港を通ってアントワープ干拓地を走るコース。

スタブルク、ベレンドレヒト、ザンドヴリエット、フーヴェネンを通るループで、未舗装の道路と石畳の帯が次々と続く。

合計で、63 km以上の距離があり、石畳が28 km。未舗装道路35kmがある。

昨年のように、マチュー・ファンデルプールとタコ・ファンデルホールンが逃げ切ると言うレース展開となるのか注目される。

 

注目されるライダーは

  •  Alpecin-Fenix ジャンニ・フェルメルシュ
  •  Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux アレクサンダー・クリストフ
  •  Lotto Soudal アルノー・デリー、フロリアン・フェルメルシュ

 

スタート前

YouTube動画より 以下同様

Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのアレクサンダー・クリストフがビッグネームか。

 

 

Alpecin-Fenixは、マチュー・ファンデルプールの昨年の優勝に続けるか。

 

Lotto Soudalで注目はフロリアン・フェルメルシュだ。2021パリ~ルーベ2位の実力は出るかな。

 

Alpecin-Fenixのゼッケンナンバー1は、ジャンニ・フェルメルシュ。集団最後尾で走っている。

 

オフィシャルスタート

まずは、様子見のスタート。

 

結構狭いコースもあるので、落車はないけど渋滞発生。

 

先頭が少し抜けた。

 

集団は見送りモード。

 

6人の逃げ

コンチネタルチームの6人が逃げに。

  1. Sven Burger (BEAT Cycling)
  2. Eamon Lucas Franck (EvoPro)
  3. Jacob Relaes (Tarteletto-Isorex)
  4. Tom Sexton (Black Spoke)
  5. Stijn Siemons (Geofco Doltcini)
  6. Roel van Sintmaartensdijk (Volkerwessels CT)

 

残り142kmで3分26秒と順調にタイム差を広げていく。

 

グラベル区間に入ると前が見えなくなる。残り166kmでタイム差は40秒に。

 

集団では落車が。Alpecin-Fenixのティモ・キーリッヒと、ギヨーム・ファンケイスブルグ。

 

グラベルでないところでも落車が。

 

残り68kmでタイム差は1分10秒に。先頭でも動きが出てくる。

 

石畳の区間で、先頭集団の二人りが落車。

 

先頭は4人となってしまう。最初のメンバーとは変わっている。

 

グラベル区間で、ジャンニ・フェルメルシュがスバート。逃げとは14秒差だ。

 

逃げは消滅。アタック合戦となる。

 

残り32kmだけど、アタックが止まらない。人数を減らしていく作戦か。

 

石畳のカーブで落車が。

 

パヴェでペースが上がる。

 

先頭ではアタックの掛け合い。

 

残り30kmで5人くらいが抜け出しそうだ。

 

みな、石畳でない部分を選んではしる。6人が少し前にでた。

 

集団は、Lotto Soudal、Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux、Alpecin-Fenixが抑えにはいるのか。

 

残り28.2kmで23秒となった。

 

6人の逃げ

残り25.6kmでタイム差が46秒に広がる。決まりか。

  1. フロリアン・フェルメルシュ Lotto Soudal
  2. アドリアン・プティ Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
  3. ジャンニ・フェルメルシュ Alpecin-Fenix
  4. ティモ・キーリッヒ Alpecin-Fenix
  5. ティボー・ネイス Baloise – Trek Lions
  6. イェンス・レインダース Sport Vlaanderen – Baloise

 

残り24.5kmで1分4秒差。グラベル区間にはいると全く見えなくなる。

 

逃げには、Alpecin-Fenixが二人乗っているので有利だ。

 

パヴェでも関係なく凄いスビードで走っている。

 

先頭からAlpecin-Fenixのジャンニ・フェルメルシュがアタック!

 

だめだ。大きなリードは奪えない。

 

グラベル区間だ。残り20.2kmでタイム差が1分33秒と広がった。

 

このまま、逃げ切りもありなのか。

 

タイム差はどんどん広がる。1分47秒まで開いた。

 

1分53秒。これは6人の中で優勝者が出そうだ。

 

シクロクスの帝王、スヴェン・ネイスのの息子ティボー・ネイス。シクロクロスよりも、ロードのほうが才能あるのかも。

ヨーロッパ選手権U23ロードでは、UAE Team Emiratesのフアン・アユソーを破っている。

 

タイム差は2分20秒に。残り12.1kmだ。

 

Alpecin-Fenixのティモ・キーリッヒがアタック。開発チームの若手だ。

 

ティボー・ネイスが前に出る。

 

優勝を意識しての牽制が始まった。まずは、Alpecin-Fenixのティモ・キーリッヒがアタックをかけるが当然逃げられない。

 

ここからは、誰がアタックをかけるかだ。Alpecin-Fenixは二人いるので断然有利。交互にアタックをかければ良い。

 

みんな蛇行して牽制。

 

まずは、イェンス・レインダース(Sport Vlaanderen – Baloise)がアタック!

 

残り5kmでジャンニ・フェルメルシュがアタック!

 

これをティボー・ネイスが追走。

 

ティボー・ネイスが追いついたが、ここで足を止めてしまう。

 

後ろは少し牽制気味。フロリアン・フェルメルシュの後ろに、Alpecin-Fenixのティモ・キーリッヒが張り付く。

 

イェンス・レインダース(Sport Vlaanderen – Baloise)が再度アタック!

 

決まらないので、また牽制。

 

ジャンニ・フェルメルシュが最後尾からアタック!

ティボー・ネイスがすぐに反応。

 

後方から追いついた、フロリアン・フェルメルシュがそのままアタック!

 

フロリアン・フェルメルシュのスピードは群を抜いている。

 

残り2.5kmいけるか?

 

ティボー・ネイスが先頭交代するが足がもうない。

 

ジャンニ・フェルメルシュとティボー・ネイスが追うが上手く回らない。

 

フロリアン・フェルメルシュが先頭でかえってきた。ジャンニ・フェルメルシュは、ティボー・ネイスを振り切っている。

 

フロリアン・フェルメルシュが最後まで逃げ切った~!

パリ~ルーベ2位の実力者は、なんとこれがプロ初勝利。トム・ボーネンの再来とも言われていたけど、今シーズンは低迷していた。

この後も、ベルギーのワンデーレース中心に出場し、ブエルタにも出場が決定している。この勝利をステップに勝利を量産して貰いたい。

 

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リザルト

フロリアン・フェルメルシュのコメント

私たちの計画は、レースをタフにし、決勝戦を開始したときに全員がすでに疲れ果てていることを確認することだった。

分割は最後にはっきりと見えた。残り40kmの距離では、勝つためのポジションにいる男性はあまりいなかった。これは、私たちがそれを苦労して行ったことが一因だ。

完璧なレースをしたと思う。

それはかなり戦術的な面もあったようですが。

それは一日中少しギャンブルをして、適切な瞬間を選ぶことだった。チームとの相性も良かったので、ずっとレースをコントロールしていた。

ある時点で私はギアにシフトし、6人しかいなくなった。それは良い構図だ。それは私たちが離れることを可能にした。

決勝ではポーカープレーしなければならなかった。そして、私はポーカーに勝ちました(笑)。

19歳のティボー・ネイスは、本格的にロードもやったらどうだろう。父親よりも、ロードの才能に関してはありそうだ。

Rnk Rider Team UCI Time
1
 VERMEERSCH Florian
Lotto Soudal 125 4:17:22
2
 VERMEERSCH Gianni
Alpecin-Fenix 85 0:05
3
 NYS Thibau
Baloise – Trek Lions 70 0:13
4
 REYNDERS Jens
Sport Vlaanderen – Baloise 60 0:17
5
 PETIT Adrien
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 50 ,,
6
 KIELICH Timo
Alpecin-Fenix 40 0:26
7
 THIJSSEN Gerben
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 35 3:19
8
 DE LIE Arnaud
Lotto Soudal 30 ,,
9
 MENTEN Milan
Bingoal Pauwels Sauces WB 25 ,,
10
 PASQUALON Andrea
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 20 ,,
11
 VANHOOF Ward
Sport Vlaanderen – Baloise 15 ,,
12
 VANDEBOSCH Toon
Alpecin-Fenix 10 ,,
13
 VANDEPUTTE Niels
Alpecin-Fenix 5 ,,
14
 VERMELTFOORT Coen
VolkerWessels Cycling Team 5 ,,
15
 HESTERS Jules
Sport Vlaanderen – Baloise 5 ,,
16
 APERS Ruben
Sport Vlaanderen – Baloise 3 ,,
17
 BEULLENS Cedric
Lotto Soudal 3 ,,
18
 ZIJLAARD Maikel
VolkerWessels Cycling Team 3 ,,
19
 LEMMENS Sander
Tarteletto – Isorex 3 ,,
20
 VAN SINTMAARTENSDIJK Roel
VolkerWessels Cycling Team 3 ,,

 

 

 

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