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ヤニック・シュタイムレがケガから復帰してウルフパックで2023年まで走る

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Photo credit: ラルフ - Ralf RKLFoto on VisualHunt.com
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Deceuninck-Quick-Stepのヤニック・シュタイムレが2023年まで2年の延長契約となった。

ヤニック・シュタイムレは2019年8月1日からテスト生として、チームに参加。

2019 Kampioenschap van Vlaanderen (1.1)で早くも優勝して、2020年の契約を勝ち取った。24歳の時だった。

 

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ケガからの復帰

 

ヤニック・シュタイムレは、ネオプロとなった2020年、ツール・ド・スロバキアのTTで優勝して、そのまま総合優勝も飾ってしまう。

チームメイトには、イヴ・ランパールトもいたのに、TTで優勝するというのが凄い。距離が7.1kmと短かったことも幸いした。

ブエルタにも初出場。第15ステージではスプリントで3位。優勝はジャスパー・フィリップセン、2位はパスカル・アッカーマンと一流スプリンターに続いての3位なのだから素晴らしい。

 

2021年シーズンも、春のクラシックから順調にスタートしていたが、ダニリス・ノケレ・コールスで落車。

肩鎖間接離開で手術。更に肋骨骨折、軽度の気胸、脳震盪の症状もある深刻な状態だった。

レースに復帰するのに2か月を要してしまうが、徐々に良い形に戻った。

まじかのツアー・オブ・デンマークでは最終ステージの個人TTでは5位に入り、ほぼクラッシュ前の力を取り戻している。

デンマークでは厳しいコースで、マーク・カヴェンディシがスプリントに絡めない中、シュタイムレは5位に入り込む力を見せている。

残りのシーズン、ドイツツアーとスロバキアツアーに参加予定。スロバキアツアーは、デビュー年に総合優勝したレースでもあり、TTの結果によっては連覇も期待出来る。

スプリントでは、トレインの一員も務めることが出来、ステージレースではアシストもこなす。これから2シーズン、チームに滞在するので更なる飛躍をすることだろう。

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