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ツール・ド・フランス第21ステージ パリシャンセリゼを制したのは誰?

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Photo by Matt Boitor on Unsplash
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歴史に新たな1ページを刻んだ素晴らしい戦いでマイヨジョーヌは、ほぼ決定。

ツールも、最初は開催されないかと思っていたし、最後までたどり着けるとも思ってなかった。だけど、無事に終了まで走れてなによりだ。

最後は、スプリンターの祭典で誰が勝つのかが最終ステージの楽しみ。

さあ、誰が最後のスプリントを取ったのでしょうか?

 

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第21ステージ マント=ラ=ジョリー~パリ・シャンゼリゼ 122㎞

第21ステージ photo letour

この日、頑張るのはスプリントポイントと最後のシャンセリゼ通りを周回する時だけだろう。

特にサム・ベネットは中間スプリントポイントを通過しないとグリーンジャージに自信が持てないと言っている。

 

 

ペースはのんびり

photo tiz-cycling ストリーミングより 以下同様

プリモシュ・ログリッチは後ろからポガチャルの所まで上がってきて肩を組んで祝福。どこまで良い人なんだろう。

 

この光景もUAEが最後にするとは思ってもみなかった。リタイヤしてしまったダヴィテ・モォルモロとファビオ・アルもテレビで見ていることだろう。

 

スプリントポイント前になってようやく動きだす。

ミハウ・クフィアトコフスキとアンドレイ・アマドールのイネオスコンビがアタックをかけて抜けだすが、逃がしてくれるはずもない。

 

コナー・スウィフトのアタックによって4人の逃げが完成。

  1. 28. Maximilian Schachmann(マキシミリアン・シャフマン)BORA
  2. 88. Connor Swift(コナー・スゥイフト)アルケア・サムシック
  3. 111. Greg Van Avermaet(グレッグ・ファンアーヴェルマート)CCC Team
  4. 127. Pierre Luc Périchon(ピエールリュック・ペリション)Cofidis, Solutions Crédits

石畳の上を時速50km/h以上で逃げ続ける。スプリントポイントはマキシミリアン・シャフマンが1位通過。

 

メイン集団もCCCにロット、B&B Hotelsが中心となって全力で追ってくる。タイム差16秒から縮まらない。

 

あら~、コナー・スウィフトが切れてしまった。一番応援してたのに残念。2018英国チャンピオンでも切れるスピードとは~。

 

最後の一人になっても逃げ続けたマキシミリアン・シャフマンがついに捕まってしまう。

 

チームがそれぞれ位置取り争いを繰り広げる。

 

カスバー・アスグーンの引きがラスト1.4KMくらいから始まってちょっと早いんじゃないかと思っていた。

だけど、上手くミケル・モルコフに引き継ぐ。サム・ベネットは、先行するマッズ・ピーダスンを追い込んだ。

 

後ろには、初めてスプリントで姿を見たエリア・ヴィヴィアーニも。この二人は移籍によって立場が大きく変わった。

ウルフパックを手にいれたサム・ベネットはついにスプリンターの祭典でも勝利。そしてグリーンジャージ獲得という快挙もやってのけた。

サガンは3位に入る。

 

ゴール後も、何度も雄たけびを上げていたサム・ベネット。最後にはバイクを持ち上げてて雄たけび~。バイクのカラーリングが気になりますね。

 

タデイ・ポガチャルは全てのルールと常識を破った歴史に残るライダーとなった。素晴らしいドラマを見せて貰った。

30歳のプリモシュ・ログリッチは、万全な体制だったのにチームの落胆を考えると気の毒にも思える。来シーズンの戦略はきっと変わるはず。

3位にはリッチー・ポートが入る。表彰台に上がったのは第20ステージでの圧巻の走りによるもの。トム・デュムランと並んで2位のタイムは素晴らしい。

このパワーのままでイネオスに移籍するならば脅威となるだろう。

今年のツールも本当に素晴らしかった。史上最も厳しいコースで最も速いペースで走り切った全選手におめでとうと言いたい。

 

最終ステージハイライト

 

第21ステージ リザルト

スマホの場合には、横にスワイプして見て下さい。

ステージ

Rnk Rider Team Time
1 Bennett Sam Deceuninck – Quick Step 2:53:32
2 Pedersen Mads Trek – Segafredo ,,
3 Sagan Peter BORA – hansgrohe ,,
4 Kristoff Alexander UAE-Team Emirates ,,
5 Viviani Elia Cofidis, Solutions Crédits ,,
6 van Aert Wout Team Jumbo-Visma ,,
7 Ewan Caleb Lotto Soudal ,,
8 Hofstetter Hugo Israel Start-Up Nation ,,
9 Coquard Bryan B&B Hotels – Vital Concept p/b KTM ,,
10 Walscheid Max NTT Pro Cycling ,,
 

総合

Rnk Rider Team Time
1 Pogačar Tadej UAE-Team Emirates 87:20:05
2 Roglič Primož Team Jumbo-Visma 0:59
3 Porte Richie Trek – Segafredo 3:30
4 Landa Mikel Bahrain – McLaren 5:58
5 Mas Enric Movistar Team 6:07
6 López Miguel Ángel Astana Pro Team 6:47
7 Dumoulin Tom Team Jumbo-Visma 7:48
8 Urán Rigoberto EF Pro Cycling 8:02
9 Yates Adam Mitchelton-Scott 9:25
10 Caruso Damiano Bahrain – McLaren 14:03
 

山岳賞

Rnk Rider Team Pnt
1 Pogačar Tadej UAE-Team Emirates 82
2 Carapaz Richard INEOS Grenadiers 74
3 Roglič Primož Team Jumbo-Visma 67
4 Hirschi Marc Team Sunweb 62
5 López Miguel Ángel Astana Pro Team 51
6 Cosnefroy Benoît AG2R La Mondiale 36
7 Rolland Pierre B&B Hotels – Vital Concept p/b KTM 36
8 Porte Richie Trek – Segafredo 36
9 Peters Nans AG2R La Mondiale 32
10 Kämna Lennard BORA – hansgrohe 27

 

ポイント賞

Rnk Rider Team Pnt
1 Bennett Sam Deceuninck – Quick Step 380
2 Sagan Peter BORA – hansgrohe 284
3 Trentin Matteo CCC Team 260
4 Coquard Bryan B&B Hotels – Vital Concept p/b KTM 181
5 van Aert Wout Team Jumbo-Visma 174
6 Ewan Caleb Lotto Soudal 170
7 Alaphilippe Julian Deceuninck – Quick Step 150
8 Pogačar Tadej UAE-Team Emirates 143
9 Kragh Andersen Søren Team Sunweb 138
10 Mørkøv Michael Deceuninck – Quick Step 138
 

ヤングライダー賞

Rnk Rider Team Time
1 Pogačar Tadej UAE-Team Emirates 87:20:05
2 Mas Enric Movistar Team 6:07
3 Madouas Valentin Groupama – FDJ 1:42:43
4 Martínez Daniel Felipe EF Pro Cycling 1:55:12
5 Kämna Lennard BORA – hansgrohe 2:15:39
6 Tejada Harold Astana Pro Team 2:37:02
7 Eg Niklas Trek – Segafredo 2:50:04
8 Hirschi Marc Team Sunweb 2:54:34
9 Powless Neilson EF Pro Cycling 3:03:09
10 Sivakov Pavel INEOS Grenadiers 4:15:38

 

 

 

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