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トム・ボーネンは14年前のモータードーピング疑惑でファビアン・カンチェラーラにかみつく

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Photo credit: lo_ise on VisualHunt
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もう540万回も再生されているトム・ボーネンとファビアン・カンチェラーラの2010年のロンド・ファン・フラーンデレンの映像。

カペルミュールでボーネンと二人で上がっていたファビアン・カンチェラーラがシッティングのまま加速でボーネンを置き去りにした。

それが下記の動画だ。

 

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ボーネンが疑う

こちらはカペルミュールに向かう二人の動画

 

何度見ても息詰まる二人の戦いだ。最初はファビアン・カンチェラーラがひいて、その後トム・ボーネンが引く。教会前では、トム・ボーネンはダンシングしているけれど、ファビアン・カンチェラーラはサドルに腰かけたまま加速していった。

 

モータードーピングを検証する動画

 

上記動画ではロンド・ファン・フラーンデレンとパリ~ルーベでのファビアン・カンチェラーラのモータードーピングを疑っている。

これには、ファビアン・カンチェラーラは、モーターは足の中にあると言って一笑に付している。

トム・ボーネンがロンド・ファン・フラーンデレンでファビアン・カンチェラーラのドーピングを疑う理由は以下の通り。

  • 左折前に右によろうと努力。その後バイク交換して戻ってきたこと
  • 使ったバイクはなくなっており、ファビアン・カンチェラーラは表彰式の後に歩いてバスに乗り込んだ

 

トム・ボーネンは、ポットキャストで「私も何が真実か分からない。それについて自分なりの考えはあるが、それは胸の内に留めておこうと思う。」

と言っており、当時のことを細かく話ししている。その後、ファビアン・カンチェラーラとは少し距離を置いたとも。

 

モータードーピングは2016世界U23シクロクロス選手権で見つかっている。

 

これから厳しくなり、今では全てチェックされているので、モータードーピングはプロレースではありえない。

 

ランス・アームストロングから無視される

 

トム・ボーネンは、2001年、アームストロングのUSポスタルチームでプロになったが、翌年パリ〜ルーベで3位入賞を果たすと、2002年末には契約を早々に破棄し、クイックステップに移籍。

ボーネンによれば、ランス・アームストロングは、彼が移籍したことを快く思っていなかったようだ。

その後、6年間ランスから無視されたと。

だが、ランス・アームストロングは、2012年にUSADA(全米反ドーピング機関)からツール・ド・フランス7連覇を含む、1998年8月1日以降の全タイトルの剥奪とトライアスロンをも含む自転車競技からの永久追放を受けている。

これを思うと、トム・ボーネンは、USポスタルから移籍していてよかったと。

仮にチームに残っていたら、ツール・ド・フランスにも出場して他の選手と同じようにドーピングに染まっていたかもしれないのだから。

 

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