2022 ブエルタ・ア・ブルゴス第2ステージ　　大落車で奇妙なゴールに

第1ステージでは、Bahrain Victoriousのサンティアゴ・ブイトラゴが素晴らしい登りの加速を見せてくれた。

リードは3秒だけど、このステージでは集団ゴールを目指せばジャージは守れるはず。新城幸也の集団牽引が見られそうですね。

しっかり活躍してブエルタ出場を目指して貰いたい。

 

第2ステージ    ビバル・デル・シッド～ビジャディエゴ　158km

 

第2ステージは、スプリンターが活躍するステージ。スペイン特有の大きなうねりのようなアップダウンが続くコースだけど、スプリンターがふるい落とされるほどの登りはない。

 

1. 3級山岳  アアルト デ ラ ロラ    2.9km・5.7%
2. 3級山岳 プエルト デ フマダ   2.6km・4.8%
3. 3級山岳 アルト デ アマヤ 　2.6km・3.2%

 

スタート前

サンティアゴ・ブイトラゴはリーダージャージで第2ステージにのぞむ。

 

さあ、スタート。

 

3人の逃げ

昨日も逃げた、ヘスス・エスケラにザビエル・ミケル・アズバレンが逃げに入っている。

1. ヘスス・エスケラ　Burgos-BH
2. ザビエル・ミケル・アズパレン　Euskaltel – Euskadi
3. ディエゴ・パブロ・セビージャ　EOLO-Kometa

 

先頭は単独でEuskaltel – Euskadiのザビエル・ミケル・アズパレンとなっている。

 

集団はBORA – hansgrohe、Bahrain Victoriousが引いている。残り74.3kmで4分54秒差。

 

3級山岳 プエルト デ フマダ   2.6km・4.8%

タイム差は3分34秒に。

 

単独で越えた。

1. ザビエル・ミケル・アズパレン　Euskaltel – Euskadi　6ポイント

 

残り65.1kmで2分56秒差に。

 

集団から2人が追撃に出た。昨日も逃げたディエゴ・パブロ・セビージャだ。

1. ジョアン・ボウ　Euskaltel – Euskadi
2. ディエゴ・パブロ・セビージャ(EOLO-Kometa)

 

二人はすぐに捕まる。

 

3級山岳 アルト デ アマヤ 　2.6km・3.2%

さあ、新城幸也が集団先頭を引き始めた。

 

単独でザビエル・ミケル・アズパレンが3級山岳通過。

1. ザビエル・ミケル・アズパレン　Euskaltel – Euskadi　6ポイント

 

集団からアタックが。

 

スペインチームの4人が追撃に出た。

1. ジョアン・ボウ　Euskaltel – Euskadi
2. ディエゴ・パブロ・セビージャ(EOLO-Kometa)
3.  EZQUERRA Jesús　(Burgos-BH)

 

目的は山岳ポイントだった。この後、すぐに集団に戻る。

 

あれっ、新城幸也は集団最後尾に。

 

ジョアン・アルメイダは今日はボトル運びのようだ。

 

集団牽引は、UAE Team EmiratesとBurgos-BHに変わった。

 

残り48.6kmで2分43秒に。

 

フェルナンド・ガビリアはチームの期待に応えてスプリント勝利出来るか。

 

集団は一気にペースアップ。タイム差を41秒と縮めてきた。

 

集団が凄い勢いで迫ってくる。ザビエル・ミケル・アズパレンは、すでに足を止めている。

 

先頭のザビエル・ミケル・アズパレンは、残り43.5kmで捕まってしまう。

 

集団はスプリントで合意しているようで、誰も逃げ出さない。

 

残り14.6km。60km/h近いスピードで進んでいる。

 

残り7.4kmでテイオ・ゲイガンハートがアタック!

 

すぐにサンティアゴ・ブイトラゴがやってくる。まあ、逃げ切れるものではない。

 

かなり登っており、アタックが止まらない。

 

先頭ではペースを上げて逃げようとする。

 

ここで、再度テイオ・ゲイガンハートがアタック!

 

なんとか逃げようとするが、集団は逃がさない。

 

テイオ・ゲイガンハートは捕まってしまう。

 

残り1.1kmでTrek-Segafredoが先頭を固める。

 

右からJumbo-Vismaのトレインが上がってきた。

 

残り620m。下っておりスピードが出過ぎてしまう。

 

あっと、なんと先頭を走るJumbo-Vismaが落車だ!

 

これには、後続が全員巻き込まれる。

 

 

大惨事になってしまった。

 

落車したのは、Jumbo-Vismaのデビット・デッカーだ。

 

 

後方にいたQuick-Step Alpha Vinyl Teamのダヴィテ・バッレリーニも横っ飛びで吹っ飛んでしまった。立てているので、骨折とかはなさそうだけど。

 

Jumbo-Vismaの3人だけがゴールに。

 

バンザイしているけど、どうなんだ?

 

1位はティモ・ローセン。

落車は、スピードバンプのためだ。一瞬身体が浮いている。通常のスプリントならばあり得ないことだけど、下りでスピードが上がっていたことも関係しているのかもしれない。

ゴール手前で下りは危ない。ツール・ド・ポローニュでもゴール前で大落車があり、本日2回目の落車となったのは残念でならない。

 

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リザルト

第2ステージ　リザルト

 

ティモ・ローセンのコメント

最終ストレートに向かう最後の部分はとても速く、最終コーナーはフィニッシュまで250mもあった。チームとしてリードし、エドアルド・アッフィニが最後の1キロの標識から全開で走った。しかし、いきなりスピード違反があった。高速のため、ほとんど気がつかなかった。

何かが聞こえたが、何が起こったのかわからなかった。ホイールの中に人がいるのを見て、デビッドだと思ったんだ。でも、ゴールした後で初めて、彼が倒れたと聞いた。

最終コーナーから全開で走ったので、誰も近づいてきていなかった。そうすれば勝てるかもしれない。

チームとしてはステージ優勝を目指して毎日戦っていきたいが、もっと違う形で勝ちたかった。あんなに大きな転倒をしてしまって……もちろん、ステージを勝ち取るための一番いい方法ではない。

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞