ツール・ド・フランス第3ステージを終わってリーダージャージを着用しているJumbo-Vismaのワウト・ファンアールト。
ワウト・ファンアールトが1分のペナルティの危機だ。
現在、ゴミの廃棄、ボトルは廃棄物ゾーンでしか捨てられない。コースマップにも記載されており、コース上でも廃棄ゾーンがわかるように大きなコーンが置かれている。
ツールは、ヘリが2機、モトバイクが多数カメラで選手を追っている。廃棄物ゾーン以外でポイ捨てすると、すぐにわかってしまう。
ワウト・ファンアールトも、第3ステージでゴミのポイ捨てで罰金を課せられている。これをもう一回すると~。
2回でペナルティが厳しく
For the 1️⃣0️⃣0️⃣th time in his pro career @WoutvanAert finishes 2️⃣nd in a UCI-race (in cyclocross and on the road – 74+26) #TDF2022 pic.twitter.com/9r1GWekLJ5
— Jonas Creteur (@jonas_creteur) July 3, 2022
ポイ捨てに関するルールは何回か変わっていて、現在ステージレースでは、以下のような規定になっている。
- 1回目の違反 罰金 UCIポイントの減点
- 2回目の違反 1分間のペナルティ
- 3回目の違反 失格
ワウト・ファンアールトは、第3ステージでポイ捨てにより500スイスフランの罰金と25ポイントを没収されている。
つまり、あと1回ポイ捨てすると1分のタイムペナルティが課せられることになる。こうなると、簡単にリーダージャージも剥奪だ。
これ以降規則を守るしかない。
第3ステージで、ポイ捨てしたライダーは
- ワウト・ファンアールト Jumbo-Visma
- マルク・ソレル UAE Team Emirates
- レナード・ケムナ BORA – hansgrohe
- ミッケルフレーリク・ホノレ Quick-Step Alpha Vinyl Team
- シルヴァン・ディリエ Alpecin-Deceuninck
- マリオ・アールツ Lotto Soudal
Lotto Soudalのライダーもポイ捨てしたのだけど、誰だか特定出来なかったので、スポーツディレクターが違反処分として500スイスフランの罰金を支払っている。
これは厳しい。監督責任というものか。
これまでのクセなのか、ついポイと捨ててしまうライダーが多い。廃棄ゾーンが設定されているので、決められた場所で捨てるルールを順守しないといけない。
クイン・シモンズの変わった罰金
Quinn Simmons set for Tour de France debut as Trek-Segafredo announces rosterhttps://t.co/Edmi3k4LrM
— VeloNews (@velonews) June 28, 2022
ツール・ド・スイスで山岳賞を獲得したTrek-Segafredoのクイン・シモンズ。
彼は、歩道を走っていたのをカメラに目撃され、厳しい処置が
- 500スイスフランの罰金
- UCI分類で25ペナルティポイント
- 総合順位で20秒のペナルティ
- ポイント分類で40ペナルティポイント
- 山岳分類で1ペナルティポイント
レースの中で、前に出るために歩道を走っていては、とても危ない。特に、デンマークは観客の数が凄かったので、ぶつかっていたら大変なことになっている。
それにしても、罰則の内容が厳しい。
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