2021ジロ・デ・イタリアにワイルドカードで出場が決定しているVini Zabù。
今年のジロ・デ・イタリアは、コロナにより経済的に厳しいチームが多いために22チームから23チームに出場チームが増加する。
昨年のジロでも、エースのジョヴァンニ・ヴィスコンティ(Giovanni Visconti)が逃げに乗ったりして、活躍していたのだけど。
12か月以内に2人目
この投稿をInstagramで見る
2020年10月22日、UCIはマッテオ・スプレアフィコ(Matteo Spreafico)に、2020年10月15日と16日のジロ・デ・イタリアで収集された2つのサンプルで薬物オスタリンのドーピング違反となっている。
これが1人目。
問題となっているのはMatteo De Bonisが2月16日に競技外テストでEPOでドーピング違反となったこと。
サンプルBの分析を要求する権利を持っているが、これでも陽性だった場合には4年間のレース出場禁止の処分となる。
これで二人目のドーピング違反となる。
これはアナボリックステロイドと同等の効果を持つ薬物で、サプリメントなどにも含まれており、ネットで購入することも出来るもの。
うっかりドーピングだったということも考えられなくもないが、EPOまで検出されては常習犯だった可能性は高い。しかも、2021年は全くレースにも出ていないのだから。
45日となると、ジロ・デ・イタリアに重なってしまう。
UCIはコメントしていないが、懲戒委員会に照会し処分を決定する。サンプルBが陽性の場合には、チームのジロ出場はかなわないだろう。
コメント